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東大門卸売市場⑮ DDP Fashion Mall

DDP Fashion Mallは2006年にオープンした卸売ビルです。「apM系」の卸売ビルとともに、中・高価格の卸売市場に属しています。おもに20〜30代の若い女性をターゲットにした商品が陳列されていて、 特色あるインテリアと、廊下が広いので仕入れがしやすいのが特徴です。特に、日本と中国のバイヤーが多く訪れる場所です。

価格帯とクオリティが高く、店舗別にスタイルが異なり、新商品のアップデートが早いです。apMapM PLACEのようにディスプレイも充実しており、実店舗を運営するバイヤーは店頭ディスプレイにおいても参考にできる卸売ビルです。

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DDP Fashion Mallはソウル特別市が運営しており、4Fにはバイヤーラウンジ、撮影スタジオ、そして海外で出版されたファッション雑誌などが閲覧できる「ファッションライブラリー」が展開されています。

東大門の卸売ビルには、ファッション雑誌で紹介されているスタイルに類似した商品が数多く陳列されています。ファッションライブラリーで雑誌を閲覧し、楽天やヤフーショッピングで販売中の人気アイテムをリサーチしてから各卸売ビルを訪れてみるのも、アイテム分析のひとつの方法です。


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記事の内容は、自著「東大門・南大門 卸売市場ガイド」の発行時(2020年4月)の取材・執筆内容にもとづきます。著書出版後の変更や臨時休業等によりご利用できない場合があります。ご利用の際には、あらためて事前にご確認ください。記事の内容の運用により生じたトラブルや損害等については、補償いたしかねますので、あらかじめご了承ください。

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