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インドシナ半島中部1周旅

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【タイ🇹🇭】ホアヒン(6/7~9)→プーケット(6/10~12)→【カンボジア🇰🇭】ポイペト(6/13)→シェムリアップ(6/14~18)→コンポントム(6/19)→クラチェ(6/2…
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#カンボジア

6/13 ぼくには博才がない 【ポイペト】

6/13 ぼくには博才がない 【ポイペト】

プーケット発の飛行機は、午前1時にバンコクに着いた。
今日は陸路でカンボジアへ行く。
具体的には、タイ国鉄で国境の駅まで行き、歩いてカンボジアに入国、そして国境の街であるポイペトに滞在する。

バンコクのフアランポーン(Hua Lamphong)駅から国境のバーンクローンルックボーダー(Ban Klong Luek Border)駅まで行く列車は1日に2本ある。
「5:55発11:17着」と「13

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6/15 メインディッシュは明日にとっておく【シェムリアップ】

6/15 メインディッシュは明日にとっておく【シェムリアップ】

カンボジアはシェムリアップ2日目。
ママチャリをレンタルして遺跡巡りをする。

「カンボジアといえばアンコールワット」とすぐに連想されるほど有名な世界遺産だが、実際は「アンコールワット遺跡群」として周辺にたくさんの寺院遺跡が存在する。
ぼくはそのことをあまりよく分かっていなくて、昨日のうちにブログサイトを見まくって、どのような遺跡があるのか、それぞれどのような特徴があるのか、どのように回るのが一般

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6/16 サンライズからサンセットまで 【シェムリアップ】

6/16 サンライズからサンセットまで 【シェムリアップ】

早朝4時に起床。
本日の日の出時刻は午前5時38分。
アンコールワットの開場時刻(午前5時)に間に合うように、4時25分にゲストハウスを出る。

真っ暗な1本道の参道をママチャリで走る。
湿度が高く、ほてった体の熱気で眼鏡が曇る。

午前5時ちょうどにアンコールワットに到着。
東の空の際が漆黒から淡い群青色に変化し、アンコールワットの巨大な陰がぼんやりと浮かび上がっている。

予習していた撮影スポ

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6/17 かつてのカンボジアで実際にあった大虐殺の歴史を、忘れないように語り継ぐための場所 【シェムリアップ】

6/17 かつてのカンボジアで実際にあった大虐殺の歴史を、忘れないように語り継ぐための場所 【シェムリアップ】

今日は遺跡観光はお休み。
2日続けて壮大な遺跡群を見てやや食傷気味なのと、数時間ママチャリに乗ったせいでお尻が痛いからだ。

さて、今日はメインの目的地を2つ設定して、シェムリアップの街をのんびりぶらぶら歩いてみることに。

最初の目的地は郵便局。
シェムリアップの後、もう少しカンボジア国内を回ってみたくて、次の行き先にコンポン・トム(Kampong Thom)を選んだ。
アンコール遺跡群よりも古

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6/18 ジブリの世界へ 【シェムリアップ】

6/18 ジブリの世界へ 【シェムリアップ】

3日分で購入したアンコールチケットがあと1日残っているので、シェムリアップ郊外の人気遺跡Beng Mealea(ベンメリア)を訪れる。

スクーターをレンタルしようと思っていたのだが、別のルートでシェムリアップ入りしていた知人が車をチャーターして郊外遺跡を回るというので、便乗させてもらうことにした。

午前8時に出発。
2日間ママチャリで遺跡を回っていたわけだが、やはり車は快適である。

Beng

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6/19 木立の中にレンガ造りの遺構が佇む世界遺産 【シェムリアップ→コンポントム】

6/19 木立の中にレンガ造りの遺構が佇む世界遺産 【シェムリアップ→コンポントム】

本日は、シェムリアップとプノンペンの間に位置するコンポントム(Kampong Thom)という街へ行く。
前もってバスのチケットは予約しておいたので、歩いてバス停へ。

コンポントム行きのバスは、定刻より30分遅れの午前10時に発車。

日本の観光バスと似た感じで、清潔感がありシートもふかふかで快適。
40人ほどの座席があるが、今日は10人くらいしか乗客はいなかった。

道路がきれいに舗装されて

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6/20 メコン川沿いの町 【コンポントム→クラチェ】

6/20 メコン川沿いの町 【コンポントム→クラチェ】

カンボジアの中心に位置する街コンポントム(Kampong Thom)で朝を迎える。
ところで、カンボジアには「Kampong 〜」という地名が多いが、この単語はマレー・インドネシア語で「村・集落・集落」を意味する。
両言語の間に何か関連でもあるのだろうか。

午前10時発のバスに乗るため、停留所で待機。

バイクをくくりつけたミニバスがやってきて乗り込む。

車内ではみんな、大きめの音量で音楽を

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6/22 この風景を見られただけでも、ラタナキリに来る価値があった 【クラチェ→ラタナキリ】

6/22 この風景を見られただけでも、ラタナキリに来る価値があった 【クラチェ→ラタナキリ】

多摩川の下流域で生まれ育ったので、ゆったりと流れる川を見ていると何となく落ち着く。
本日はカンボジア北東部に位置するラタナキリへ移動する。

ミニバスは午前9時にクラチェを出発。

座席の割に乗客が少なかったので、今日はゆったり座れると思ったら……

発車してすぐに飲み物の倉庫に立ち寄り、人海戦術で瓶ビールの入った箱をバスに詰め込む。

大量の瓶ビールと一緒に旅をする。

11時過ぎに昼休憩。

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6/23 カンボジア最後の夜は何事もなく終わった 【ラタナキリ】

6/23 カンボジア最後の夜は何事もなく終わった 【ラタナキリ】

ラタナキリ州の州都バンルン(Banlung)に滞在している。
カンボジア北東部に位置し、ベトナムとラオスに囲まれたラタナキリは自然豊かな場所で、バンルンの郊外にはたくさんの滝がある。

というわけで、ゲストハウスで自転車をレンタルして滝巡りに出発。

未舗装だし、多少はアップダウンがあるが、森の中を走るのは最高に気持ちが良い。

出発して間もなく、同じ種類の木が整然と植えられている林を見つける。

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6/24 柬老国境名物2ドルの賄賂 【ラタナキリ→ドンデット】

6/24 柬老国境名物2ドルの賄賂 【ラタナキリ→ドンデット】

約10日間のカンボジア滞在を無事に終え、本日は陸路でラオスへ移動する。
当初はアンコールワット観光だけの予定だったカンボジアだが、思いのほか居心地が良く、遺跡群以外にも魅力的な風景にたくさん出会うことができた。

朝8時半にバスはラタナキリを出発。
厚い雲が空を覆い、日本の梅雨のようにシトシトと雨が降る。
思い起こせばこの10日間、一時的なスコールに見舞われることはあっても、終日悪天候ということは

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