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6/23 カンボジア最後の夜は何事もなく終わった 【ラタナキリ】

ラタナキリ州の州都バンルン(Banlung)に滞在している。
カンボジア北東部に位置し、ベトナムとラオスに囲まれたラタナキリは自然豊かな場所で、バンルンの郊外にはたくさんの滝がある。

今日の朝食
フランスパンとフルーツ盛り合わせ

というわけで、ゲストハウスで自転車をレンタルして滝巡りに出発。

未舗装だし、多少はアップダウンがあるが、森の中を走るのは最高に気持ちが良い。

出発して間もなく、同じ種類の木が整然と植えられている林を見つける。

木をよく見てみると、腰くらいの高さのところに黒いバケツがくくり付けられている。

ゴムの木だった。
以降、ゴムの木の林が至る所に広がっており、ラタナキリの一大産業になっているようだ。

ここでも高床式の家を見かける。
一帯は高台であるため、浸水を避けるためとは考えづらい。
下の空いたスペースに洗濯物を干したり、ハンモックで寝ていたり、子どもたちが遊んでいたりするので、生活上の知恵が詰まっているのかもしれない。

一つ目の滝に到着。

Cha Ong Waterfall

滝の裏側

この滝の特徴は、滝の裏側に入れるところ。

次の滝へ移動。

圧倒的夏休み感


Katieng Waterfall

この滝はまあまあ。
多少の危険を冒せば、後ろに回り込めそうだった。

3つ目の滝は近くにある。

Kachanh Waterfall

滝だけでなく、周辺に住む少数民族の家屋の紹介もあった。

3つとも観光客や地元民はほとんどいなかった。
滝つぼで地元の少年たちが水遊びをしているイメージがあったのだが、そんなことは全くなかった。
でも、よくよく考えたら訪問したのが平日の午前中だったからで、午後や休日だともっと賑わうのかもしれない。

ゲストハウスから自転車で行ける範囲の滝は全て回ったので、次は湖に行ってみる。

JAPAN QUALITY

滝はバンルン市内から西方向にあるのに対して、湖は東側に位置する。
市内を突っ切って移動する。


Yeak Laom

外国人は1人2ドル
象さんたちがお出迎え
土産物屋が並ぶ

この湖はカルデラ湖らしい。
遊泳可だったが、泳いでいる人は数人しかいなかった。

マグリットみたいな空

地元民らしい若者や家族連れが多かった。
昨日のサンセットもそうだが、観光客が詰めかける観光スポットよりも、地元民が集まる憩いの場の方が居心地が良い。

湖畔で1時間ほどボケーっと過ごして、今日の滝&湖巡りは終了。

夕方までゲストハウスで休憩。
またサンセットポイントまで行っても良かったが、丘を登る体力が残っていなかったので、市場の方まで足を伸ばす。

青空バレーボール

市場は閉店準備をする店が多くて、今にも「蛍の光」が流れてきそうな雰囲気だった。

店じまいを始めた市場に代わって、軽食を売る屋台が賑わい始める。
近くの食堂で夕飯を食べる。

カンボジア最後の晩餐は安定のフライドライス。
リエルがまだ少し余っていたので、ゲストハウスの近くのカフェで黒糖タピオカミルクティーを注文。

ジャカルタに住んでいた頃、この手の飲み物を頻繁に飲んでいたが、予想通りあっさりと太った。
甘党にとって東南アジアの良いところは、こういう飲み物がいつでもどこでも安く入手できるところだと思う。
ぼくの住むチェンナイには、基本的にこういう飲み物はない。
その代わり、お猪口みたいな小さなカップに入った熱々のチャイはどこでも飲める。
でも、蒸し暑い環境で飲みたいのは、氷がたっぷり入ってギンギンに冷えた大量のミルクティーなのだ。

こんな感じで、カンボジア最後の夜は何事もなく終わった。

約10日間のカンボジア滞在だったが、無事に終わりを迎えられそうだ。
明日はいよいよラオスに入国する。

今日の出費

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