人生を「180度変える」自己質問のつくり方
起業しよう、独立しよう、もっと売上立てるために営業戦略を立てて広告を打たないと…
と思いながら数ヶ月、数年が経ってしまった経験はありませんか?
実際に何か挑戦をしようと思うと後ろ向きな自分が足を引っ張ることがよくあります。でもなぜ挑戦に足踏みしてしまうのか?なぜ一歩目を踏み出せないのか?
「本当にできるのだろうか?」
例えば、起業をしようと思ったときにまず思い浮かぶのが「本当にできるのだろうか?」という自分への不安や疑問。
・失敗したらどうしよう?
・借金で首が回らなくなるんじゃないか?
・今の生活できなくなるんじゃないか?
このように思う人は多いんじゃないでしょうか?
勝手に想像して、やらない理由をつくる、常にリスクばかりを考えて未来を実現しないようにすることを「リスクバカ」と言います。
リスクを考えて行動することで自分を守ることを正当化して、賢いフリをして、リスクを避けられている自分が正しいと思い込んで、何も実現することができない状態を「リスクバカ」と言います。
では、なぜ「リスク馬鹿」になってしまうのか?
「リスク第一優先主義的思考」の落とし穴
目標達成する未来への一歩を踏み出したいのになぜかリスクを考えてその場に留まってしまったり、それが正しいと思い込むことで目標をなかったことにしてしまう現象はそもそもなぜ起こってしまうのか?
それは「セルフトーク」が一つの原因になっています。
人は気づけば行動しない理由ばかり並べて、実行しないように脳みそが機能しています。
これの一因になっているのが、セルフトークであり、セルフトークとは自分自身との脳内会話のことを指します。
例えば
・起きたときに「あーもう朝か」
・電車に乗るときに「また満員電車か、疲れたな」
・帰り際に「やっと仕事終わった。疲れた、夜は何食べようかな」
など、気付けば頭の中で話している独り言がセルフトークです。
一日の中で自分の脳内会話であるセルフトークは何回行われていると思いますか?
「6万回」
とんでもなく多く感じませんか?でも実際には脳内では6万回の独り言を呟いています。
このセルフトーク6万回でずっと
「自分は起業に向いていないのでは?」
と言い続けるとどうなるでしょうか?
結果として「起業しない理由」を必死に脳みそは探し続けて、やらない理由をセルフトークに組み込み、自分に6万回、毎日聞かせることになります。
果たしてこれは起業したい自分に対してよいことなのでしょうか?
恐ろしいことに何も対策をしなければ、セルフトーク毎日6万回のうち約8割は「ネガティブなセルフトーク」をしています。
およそ48000回、毎日毎日ネガティブなことを呟き続けている状態で生きていたら前向きになれるでしょうか?
「セルフトークと鬱」
人はセルフトークによって、行動や考え方にが変わるほどに大きな影響を与えます。
常に脳内会話している自分がネガティブなやつだったら、気が滅入ると思いませんか?実際にネガティブな自分と毎日毎日、最も多く話していると考えるとかなり地獄ですよね。
実際に自己否定するセルフトークを続けることで「鬱」になるケースもあります。
・自分はなにもできない
・生きている価値がない
・常に生きているだけで迷惑をかけている
などひたすら自己否定を続けていたらどうなるでしょうか?
これらは未来を消してしまう言葉で、鬱病の場合は未来のことが考えられなくてなってしまうことが多く、鬱病のときには過去の否定と現在の苦しさ、未来の見えなさ。これらが複合的に絡まり精神的に病んでしまいます。
これを引き起こしてしまうのがセルフトークの恐ろしさです。
「自己肯定感」の「罠」
では、反対に自己否定ではなく、自己肯定するとどうでしょうか?
常に
・今の自分が最高なんだ
・今の自分のままがいい
・これからも最高だ
なんとなくいい気分にはなりそうですよね?
ネガティブなセルフトークばかりよりも、ポジティブで今の自分を認めてあげたり、今が最高なんだ、生きているだけで幸せ。
これはこれでいいんじゃないか?と世の中的には「自己肯定感を高める」といって、今の自分を認めてあげる。無理をしない価値感が広まっています。
精神病になり、後ろ向きな気持ちの人にはカウンセリングで今や過去を否定しないアプローチが治療方法としては取られるので、いかに今の自分が良いと定義するのか?過去を否定しないのか?にフォーカスが当てられるため一見よいように思われてきた手法ですが、そこには罠があります。
それは「今のままでいい」と成長を止めてしまう可能性です。
これを私は「自己肯定感の罠」と呼んでいます。
▶自己肯定感の罠とは?
「自己肯定感の罠」とは「今の自分に満足することで成長できない状態」を作り出してしまうアプローチのことを指します。
今までのコーチング技術では、過去にフォーカスをあてて、自己肯定感を高めるようなカウンセリングに近いアプローチ手法がとられてきました。その結果、過去を参考に今をよくしていくという一見よさそうな方法でコーチングが行われてきました。
これらの手法は大学などの就職課でも行われており、就職活動を経験してきた方は「自己分析」などで過去にやってきたことから、自分に向いていることや今の自分にできそうなことを分析して、その結果を元に就職先を決め個なかったでしょうか?
これでは結局、過去の自分や今の自分に「できそうなこと」を選んでいるだけで、やったことないことややりたいことには挑戦できません。
なぜなら、過去やったことないから、向いていないからなどの「やらない理由」をつくってしまうからです。
・自分のことが好きなのに、なにか釈然としない
・自分ではできると思っているのに、毎日に満足できていない
・何かが足りない気がする
・でも、自分のことは好きだし、嫌いじゃない
これらの思いを抱えながら「くすぶっている」状態になっていませんか?私自身は自分が好きで、能力も高くて、色々器用にこなせると思っていました。
でも、なぜか結果が伴わなかったり、自己肯定感は高くて、意識高く勉強とかもやっているはずなのになぜか結果が出ない。
その理由がわかりました。それが自己肯定感の罠でした。
では、成長を止めてしまう自己肯定感の罠から抜け出し、目標達成するためにどうすべきなのか?を次でお話しましょう。
▶自己肯定感から抜け出す方法
成長を止めてしまう自己肯定感の罠から抜け出すには「自己効力感」という言葉を知る必要があります。
自己否定感→自己肯定感→自己効力感
このように心理は変わっていくのですが、自己肯定感とは異なりあまり聞き馴染みのない方も多いのではないかと思うのですが、この言葉を知ることで目標達成にグッと近づくことができます。
自己効力感とは「自分ならもっとできる」と思える認知状態を指します。
・自己否定感の場合は「これまでの自分も、今の自分も嫌い、駄目」
・自己肯定感の場合は「今までがあったから今の自分がある。今の自分が好きだ」
・自己効力感の場合は「今の自分も好きだけど、自分ならもっとできる」
このような違いがあります。成長するためには「今の自分が好きだ」で終わってしまっては駄目で、「今の自分ならもっとできるはずだ」と自己効力感に駆られる状態であることが成長するには望ましい精神状態になります。
このような成長状態に入るためには「セルフトーク」をどのように扱うのかが重要になります。
そのために知ってほしいのが「プライマリークエスチョン」です。
▶あなたの人生は「最初の問い」で決まっていた!?
プライマリークエスチョンとは「脳内会話の最初の質問」になります。つまり「セルフトークのきっかけになる最初の自分への質問」です。
例えば
・今日の夜は何を食べようか?
・今日の天気は?
・明日の休みは何をしようかな?
・今日は誰とお昼を食べようかな?
・なんか疲れたけどなんでだろう?
など最初の質問をすることで脳内会話がスタートします。
最初の質問によって、その後に導き出される答えが決まるわけですが、質問の質によって、答えの質も変わってきます。
例えばダイエットを考えているときの質問を考えてみましょう。
質問:なんで自分は太っているのだろうか?
答え:
・昔から太っているから生まれつきで仕方ないんだ
・食べ過ぎなのかもしれない
・運動不足かな
・親も太っているから遺伝だ
・昔足を怪我してから運動しなくなったからな
など
プライマリークエスチョンに「なんで」からはじまる質問をすると、問題の犯人探しが始まり、最終的には「だから自分は痩せられない」と当初の「痩せるためにダイエットする」という目的を否定する結果になり、過去のせいにして、目的、目標達成を諦めてしまう理由づくりをしてしまう結果になります。
このように質の悪い質問を脳内に問いかけてしまうと、当然答えも悪くなってしまいます。
では、よい質問とはなんなのか?
▶人生を180度変える「質問づくり」
先ほどと同じく「ダイエットで痩せる」が目的だとしましょう。その時の質問を変えてみましょう。
質問:どのようにしたら太らないのか?
答え:
・運動をする
・食事制限をする
・飲食店に入らない
・エスカレーターを使わない
・一駅前で降りる
・夜は炭水化物をとらない
など
これらは「どのように」という質問をしたから「具体策」として、目的である「痩せるための行動」を最初の質問であるプライマリークエスチョンによって、勝手に脳が考えてくれている状態にすることができました。
このようにプライマリークエスチョンを変えることで、考えることや行動が変わってきます。
「なんで?」という犯人探し思考をすることを「不可能思考」といい、「どのように?」という行動詮索思考をすることを「可能思考」と言います。
我々がつくった「バックキャスティングコーチング」ではいかに「可能思考」になっていくのか?そして目標達成のためには「可能思考」になっていくことが不可欠であると考えています。
「まとめ:言い換えワークで思考を変える」
可能思考で目標達成するための方法として「セルフトーク・プライマリークエスチョン」という概念を紹介しましたが、実際に扱うためにはもっと多くの脳機能や心理学を学ぶ必要があります。
ただ、成長や目標達成のためのきっかけとして今回は「言い換えワーク」を用意しましたので、ぜひ使ってみてください。
使い方のイメージとしては「目標達成したいけど、行動できていないこと」をまずは課題として書き出して、その上で不可能思考ではなく、可能思考をするためのプライマリークエスチョンのはじまりの「どのように」で考えていくシンプルなワークですが、まるで今までとは違う思考方法で「できる方法」「やること」しか考えなくなるワークになっていますので、「何か今モヤモヤして一歩目を踏み出せないな」と思ったときには思い出して使ってみてください!
さいごに|バックキャスティングコーチングとは?
【未来→現在→過去】の順番で人生設計を組み上げていくコーチングです。
従来のコーチング手法(「過去→現在→未来」=フォアキャスティングコーチング)とは全く異なる手法です。
脳認知科学に基づいた科学的なコーチング手法を用いて、あなたの達成したい未来を実現するための方法を導きます。
元々カウンセラーだった創始者が10年に渡って様々な技術や知識、経験してきた内容で独自に磨き上げてきたコーチング内容になっていますので、かなり濃い中身で好評を頂いてます。
コーチングの技術であなたの才能を最大化させることが私の使命だと思っておりますので、まずは無料セッションを受けてみてください!
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