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ガリガリの僕が2年間自重トレを続けたら

 この2年間「努力をした」という実感はほとんどありません。いつの間にかトレーニングをすることが日常となり、気がついたら2年もの月日が経過していました。
 まずは映像で私の2年間をご覧ください。↓


トレーニングを始めたきっかけ

 元々体を鍛えたいという想いはありました。ただ、ずっと行動に移してきませんでした。
 2019年の夏に「ダンベル何キロ持てる?」というアニメが放送を開始しました。普段アニメをそれほど観ないのですが、たまたまネットで存在を知り、タイトルのインパクト、筋トレを題材にしてるというニッチさに興味を持ち、観ることにしました。 
 そのエンディングで、アニメのキャラクターたちと一緒にトレーニングをするコーナーがあり、毎週水曜日、画面の前で体を動かし始めたことが最初のきっかけでした。

カリステニクスとの出会い

 筋トレに興味を持った私は、そこからネットで色々と調べてみることにしました。
 その中で、「カリステニクス」と呼ばれる、ウエイト器具を使わない、体一つで行う自重トレーニングを知りました。
 マッスルアップ、プランシェなど色々な技があり、トレーニングそのものがパフォーマンスのようなカリステニクスに一目で魅了され、私のトレーニング方針が定まりました。

偶然あった恵まれた環境

 カリステニクスは器具がなくてもできるトレーニング方法ですが、鉄棒やディップスバーなどの器具があればよりレベルの高い種目ができるので、ないよりあるにこしたことはありません。
 幸い我が家には、数年前に母が購入し、当時すでに物干し竿と化したぶら下がり健康器がありました。
 まずはそれを使って懸垂を開始、並行して腕立て伏せなどのトレーニングを行いました。

公園でのトレーニングを開始

 室内でのトレーニングに慣れてきた頃、屋外でもやってみたいと思い、週に1回ほどのペースで公園トレーニングを開始しました。
 近くの公園に鉄棒はありませんでしたが、雲梯があったので、鉄棒の代用としてそれを使ってマッスルアップなどの練習をするようになりました。


継続できた理由

 今、筋トレや減量をしている、または始めようと考えている方の中で悩みを抱えている人はこれが一番気になるかと思います。

 私の場合、一番の理由は自宅でできるトレーニングを選んだことです。

 筋トレと聞くと、ジムに行ってマシンなどを利用して行うイメージを持たれている方もいると思いますが、この「筋トレの為にジムに行く」という行動が億劫になってしまい、継続できなくなる方が結構いらっしゃるようです。
 私の場合、筋トレの為に公園に行ったりはしますが、基本は自宅でトレーニングをしています。帰宅してから夕飯までの約30分を利用して続けていく内に、完全に習慣化することに成功しました。

 もう一つの理由は、体の見た目の変化を目標にしなかったことです。

 先に書いたように、私はカリステニクスのパフォーマンスのようなトレーニングに魅せられてのめり込むようになったので、基本的な目標はそういうトレーニングができるようになることです。体の見た目の変化は二の次に考えており、副産物にすぎません。
 当然ながら体の見た目の変化というのは抽象的なもので、初めのうちは変化に気づきやすいものの、ある程度筋肉がついてくると段々成長を感じにくくなってきます。変化を感じ取れることは大きなモチベーションに繋がるので、私の場合は懸垂が先週より1回多くできた、プランシェで体を浮かせる感覚が少しだけわかった、というような小さな変化を日常的に感じていたことが継続の要因の一つでした。


2年前と現在の体の比較

 体の見た目は気にしていないながらも、筋トレをしている人間からすれば体は名刺のようなものなので、2年前と現在の比較をして終わりたいと思います。

2年前
・体重 53.8kg
・体脂肪率 18.0%

現在
・体重 60.8kg
・体脂肪率 17.0%

 体重は7kgの増加、体脂肪率は1%の減少。
 食事制限やサプリメントの摂取は行っていません。理由としては、やはり体の見た目を優先していないからです。
 ただ今まで運動をしない生活習慣だったからなのか、食事量は増えました。それでも無理をして食べてる感覚はありません。


 今回は私の2年間のトレーニングライフを振りかえってみました。
 今からトレーニングを始めようと思う方、今やっている方、そうでない方にも何かしらの参考になれれば嬉しく思います。
 それでは最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。 
 

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