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〈旅と食〉コペンハーゲン⑥蚤の市でヴィンテージハントと街の人々

前回のコペンハーゲン⑤ に続きデンマーク旅4日目について書いていきます。

ちなみにこの〈旅と食〉シリーズでは、訪れた場所についての内容とあわせて、ふだんグルテンフリーかつマクロビオティック(プラントベース)という、自分のカラダに一番合うと感じている食生活を中心に過ごす私の目線で、旅先の食事情についても触れています。

コペンハーゲン外食事情についての印象はこちらをどうぞ。

昨日の朝はアンティークマーケットへ行きましたが、この日は蚤の市へ向かいます。

マーケットの前にコーヒータイム。コペンハーゲンは街の至る所にセブンイレブンがあって、日本みたいで親近感。ロンドンにはこういうお店がないので、つい立ち寄りたくなります。

蚤の市の前にセブンに寄り道
スタバのチルドカップに
プラントベースの
アーモンドミルクラテ発見
デンマークの人々に愛されているという
Matildeちゃんのココアがずらり
お誕生日にも飲むらしい!
こちらもデンマーク国民に大人気という
Cocioのチョコレートミルクドリンク

にぎわう蚤の市Frederiksberg Loppemarked

目印はFrederiksberg市庁舎の時計塔

この日は、この旅の目的3つ目であるヴィンテージハントの大本命「Frederiksberg Loppemarked」へやって来ました。 一番楽しみにしていた蚤の市。4月から10月の毎週土曜日に開催されています。

会場はFrederiksberg市庁舎の建物を目指して進むと、地元民らしき人々が続々と自転車を停めて簡易テントの方へ向かっていくのが見え、すぐに分かりました。コペンハーゲン中心部からの移動には公共交通機関を利用しましたが最寄り駅からのアクセスも◎

多種多様なアイテムが並ぶ
Frederiksberg Loppemarked

多くの人でにぎわっており活気ある雰囲気に胸が躍る!

出店は隣接する公園側まで広がっていて規模は想像していたより大きめに感じました。洋服・家具・インテリア・食器類・キッチン用品・おもちゃなど、様々なアイテムが並びます。

蚤の市なので、骨董品や美術品よりも家庭的かつ実用的な品々が多い印象。

会場は奥へ広がっていて
見るべきものがたくさん!

出店者はプロもいれば一般の方もいるようでした。全体的に商品の質が高く、価格設定は控えめなのが嬉しい。

値段交渉もしやすい雰囲気で、アイテムにまつわるエピソードなど店主さんとの会話も楽しめました。また、ご年配の方でも英語で対応してくださる方が多かったのも印象的。観光客にはとてもありがたい♪

家庭的な雰囲気の品々

おひとりで宝探しに集中している人もいれば、友人と、またはお子さんも一緒に家族で巡る人々など、老若男女が集う様子から、デンマークの人々の日常がちょっとだけ垣間見えたように感じました。

老若男女が集う蚤の市

この日はデンマークのデザインを中心に、北欧プロダクトに数多く出会えました。掘り出し物もあり大満足✴︎

北欧のガラス製品が並ぶ

会場には屋台も出ていて、水分補給や軽食もできます。デンマークの国民的スナックであるホットドック屋さんもありました。休憩にぴったりのエリア。

蚤の市の屋台エリア

〈基本情報〉
Frederiksberg loppemarked
(またはFrederiksberg Loppetorv)
インスタグラム:https://www.instagram.com/explore/locations/2584989/frederiksberg-loppemarked/
所在地: Frederiksberg Bredegade, 2000 Frederiksberg
開催は4月から10月の毎週土曜日、9時〜15時

デザインハウス by Adelborg

by Adelborg外観

行ってみたいと思っていたデザインハウス「by Adelborg」が、蚤の市からわりと近かったので足を延ばしてみました。

開放感ある店内に、オーナーであるAdelborg(アーデルボリ)がセレクトしたアイテムがセンスよく並べられている。家具から日用品、コスメなど幅広いラインナップです。

開放感ある店内
コーヒーカウンターがあり
ドリンクや軽食もいただける
by Adelborg店内の様子
ひと品ずつじっくり眺めたくなる
素敵なセレクト

〈基本情報〉
by Adelborg

公式サイト:https://byadelborg.dk/
所在地: Bryggernes Plads 22, 1799 København

Gammel Strandのアンティークマーケット

Gammel Strandで開催の
アンティークマーケット

コペンハーゲン中心部へ戻り、前日に訪れた「Thorvaldsens Plads Antique Market(トーヴァルセン・プラッズ・アンティークマーケット)」がこの日はGammel Strandで開催されているので覗いてみる。

運河沿いにスタンドが並ぶ

昨日とは異なるディーラーさんたちもいて、新たな商品を多く見ることができました。価格設定は高めだけれど高級な美品ばかり。

小規模で巡りやすい

〈基本情報〉 
Thorvaldsens Plads Antique market
公式サイト(英語ページ):
https://www.antikmarked.com/
開催期間:5月から10月までの夏季のみ

[毎週 金曜日]
8:00 - 17:00
開催場所:Bertel Thorvaldsens Plads 2

[毎週 土曜日& 日曜日]
9:00 -16:00
開催場所:GAMMEL STRAND

街中心部のアンティークショップへ

 アンティークショップAntik K外観

昨日はコペンハーゲンのアンティーク通り「Ravnsborggade」を散策したので、この日は街の中心部にあるアンティークショップを巡ってみることにしました。

お店の選択肢は様々あり(品揃えや時代背景など)訪れたお店全てを紹介するのは難しいので、その中からひとつ「Antik K」の様子をご紹介。

Antik K店内の様子
宝の山にしか見えない!

常設店舗なので価格設定は高めですが、 品揃え豊富でクオリティも高いのが魅力です。

蚤の市へ行っても良い出会いがない時もありますし、滞在中に行く時間が確保できない場合などは活用しやすいと思いました。

また、マーケットでは欲しい数が揃わない場合もあるので、買い足しもできそう。現在はこういった商品も海外からオンラインで購入できる便利な時代ではあるけれど、画像のみでは細部まで確認しにくいため、実際に手に取って吟味できるメリットはあるかと。

下や奥にあるアイテムを取る時は
ドキドキしてしまう配置!

このお店は、陶器やガラス製品が多く、デンマーク製を中心に北欧ブランドが揃っています。

様々な北欧食器が並ぶ

この他にも街の中心部にはアンティークショップが点在しているので、はしごして比較検討するのが楽しい!

〈 Antik K 基本情報〉
公式サイト:https://www.antikk.dk/
所在地: Knabrostræde 13, 1210 København K

グルテンフリーランチ@Restaurant Tight

Restaurant Tight外観

この日のランチは、グルテンフリーのオプションが多めのレストラン「Tight」へ。

週末ですが、ランチとしては遅めの時間に到着したところ、予約なしですんなり案内してもらえました。お天気が良いので街の様子が見える席を選択。

Restaurant Tight店内の様子

ここは19世紀の建物だそうで、お店の奥へ進むと石壁や梁など趣ある雰囲気。でも堅苦しくなく、カジュアルに過ごせる心地よさがちょうど良いのです。お店の方も優しかった。

Restaurant Tightランチメニュー
ほぼ全てのメニューがグルテンフリー仕様
ヴィーガンの選択肢もある

デンマークは全体的に物価が高めな中、ここの価格設定はお手頃に感じました。

地元の旬食材を使い、丁寧に手作りされたお料理をいただけるのは嬉しいポイント♪

地元の旬食材たっぷりのお料理
いただきます!

お肉Loverな夫は、デンマークの美味しいジャガイモと共に肉料理を堪能。私はお野菜たっぷりのひと皿で大満足!

Tights vegetarian summer saladで
デンマークの夏を感じる

〈基本情報〉
Restaurant Tight

公式サイト:https://www.tight-cph.dk/
所在地: Hyskenstræde 10, 1207 København
※ディナーのみの曜日あり、繁忙時間は予約がベターかと

コペンハーゲン市民の日常を感じる街歩き

街歩きスタート

この滞在中、北欧の9月にも関わらず真夏日となり、現地の人々も驚いている様子だった。言葉を交わす機会ごとに「君たちすごくラッキーだよ!」と言われていた気がします。

そんな異例とも言える夏の再来に胸を躍らせているコペンハーゲン市民からは、ハッピーオーラが溢れていて、真夏のデンマークを擬似体験させてもらえたような感覚になりました。

ボートの上で日光浴する人々
湾岸に設置されたテーブルは人でいっぱい
皆ドリンク片手に会話を楽しんでいる
水着姿の人々
たくさんの船が通ってゆく
湾岸エリアの水泳施設
Havnebadet Islands Brygge

湾岸エリアの水泳施設 Havnebadet Islands Brygge も多くの人で賑わっていた。海がプールみたいに活用されているって何だか斬新!(湾の一部が水泳施設となっている場所)

飛び込み台が大人気!
子どもたちの楽しそうな声が聞こえてくる
芝生の上で日光浴する人
お散歩する人など
それぞれが
貴重なお日様の光を楽しんでいる
ボートで風を感じるのも楽しそう♪

街を歩き「デンマーク流 夏の楽しみ方」を間近で見ていたら、この国の人たち「豊かさの質」極めてるなぁ...って感化されるポイントが多々あったのでした。

チボリ公園のフードコートTivoli Food Hallへ

チボリ公園エントランス

2時間ほど街散策し、程よい疲労感と空腹を感じ始めました。何か食べたいけれど決められず......向かったのはチボリ公園に併設のフードコート「Tivoli Food Hall」。

「Tivoli(チボリ公園)」はデンマーク・コペンハーゲンに1843年開園のとても歴史あるテーマパークです。

童話『人魚姫』の著者であるハンス・クリスチャン・アンデルセンは、チボリ公園を訪れ物語の構想を練ったのだそう。また、ウォルト・ディズニーは「ディズニーランド」のモデルにしたと言われていて、世界中の人々に愛されるおとぎの国の原点でもあるのです。

フードコート「Tivoli Food Hall」はチボリ公園の敷地外にあって、公園内からも入れますし、公園入場者でなくても利用できます。

Tivoli Food Hall入口

この日私たちはフードコートのみ利用しました。中へ入ると多くの人で賑わっています。

デンマーク料理・インド料理・タイ料理・和食・フレンチ・アジア料理・メキシカン・アフリカ料理・イタリアン・アメリカ料理など、様々な飲食店が集結。どこも、カジュアル且つリーズナブルに食事ができるので、観光客のみならず地元民にも人気のグルメスポットなのだとか。

多くの人で賑わう
Tivoli Food Hall内

ざっと一周して惹かれるお店を探してみる。最終的にメキシカンに決めました。暑い日にぴったり!

メキシカンZócaloの様子

グルテンフリーをリクエストでき、ベジタリアン/ヴィーガンの選択肢もあり、お肉も選べるメニューバリエーションが魅力的。また子ども用メニューもあります。

メキシカンZócaloのメニュー

メニューを選んでからタンパク質を選択できるようになっており、夫はブリトーを選びビーフを選択、私はメキシカンライスボウル(グルテンフリー&プラントベース)を選びジャックフルーツを選択。

タンパク質を選ぶ

フードコートなので、席は自由に選べます。食事時は混雑しているため、時間を少しずらして向かうと席を確保しやすいかと♪

また、同行者とは別のお店で購入し席集合することもできるし、このメキシカン以外のお店でもそれぞれ、グルテンフリー、ベジタリアン/ヴィーガン、お肉料理やお魚料理など、選択肢はありそうだったので、訪れた時の気分で好きなものを選べる自由度が魅力的です。

左メキシカンライスボウル
右ブリトー

次はぜひチボリ公園内も体験してみたい!

中央駅側のチボリ公園入口

〈基本情報〉
Tivoli Food Hall
公式サイト:https://www.tivoli.dk/en/mad-og-drikke/tivoli-food-hall
所在地: Bernstorffsgade 3, 1577 København

自然を感じるコペンハーゲン
散策途中
色鮮やかなローズヒップ
道端で上を見上げると
りんごの木

※この記事は2023年9月9日滞在当時の情報に、2024年9月現在の情報を加え執筆しています。

次回は旅5日目 コペンハーゲン⑦をお届けします。お楽しみに!

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