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俳句

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テレビ番組のプレバド特に夏井さんのファンで俳句の面白さ、奥深さに感心していました。そこで私も無謀な挑戦を始めます。でも俳句と呼ぶのも恥ずかしいので誰かさんを見習ってタイトルは 「…
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2022年7月の記事一覧

海水浴

海水浴

今日の絵は砂浜で遊ぶ少女の絵です。7月も今日で終わり、夏の季語・海水浴も一応今日までと思って描いてみました。立秋は8月7日なのであくまでも一応です。人物画としては肖像画からモデルの絵を経て第三弾の子供の姿です。

日本の海水浴場って仮設の海の家みたいなのがあってなんとなく安普請の感が否めません。(あくまで個人的な感想です。)最近は湘南の海で仮設でもオシャレなお店があるようですが、先進国の海としては

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サングラス

サングラス

うつくしや雲ひとつなき土用空(一茶)

サングラスが必要な季節です。でも私は元々メガネをかけているのでサングラスではなく偏光レンズのメガネですね。という訳で外に出ればいつでもサングラスに早変わりです。

今日の絵はサングラスの検索で出てきたモデルさんです。描いているうちにイチローさんに似てしまったので修正です。サングラスがテーマなのでサングラスをじっくり見てください。しまった右側のフレームを描くの

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トマト

トマト

トマトは南米ペルーが原産と言われていますが、トマトという言葉自体はメキシコ土語のトマトゥルから来ているそうです。ピザやスパゲッティなどでトマトを一杯使っているイタリアではトマトのことをポモドーロ(金色の林檎)と言うんですね。スペイン語ではトマーテだし、トマトは世界共通語かと思っていましたが、そうでもないようです。。

日本では冬に枯れてしまうので一年生植物と誤解されていますが、熱帯ではほっておいて

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指の綺麗な女性

指の綺麗な女性

今日は久しぶりに人物肖像画です。「ふでねこ」さんのモディリアーニの生涯の作品を読んでいたら私もずいぶん肖像画を描いていないことに気がつきました。という訳でデッサンはしてみたものの、いつも鉛筆を消さないで色を塗り鉛筆の粉が混じって汚い絵になってしまったことを思い出しました。

そこでデッサンの段階で画像を保存しました。白黒では面白くないので色加工をして掲載しました。それから失敗覚悟の色つけです。色加

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山羊は紙は食べません

山羊は紙は食べません

山羊は犬と同じくらい人間との付き合いが長いようです。だから山羊乳は牛乳より歴史が長いのです。チーズももちろん山羊チーズが先ですね。羊に較べると毛が少ない山羊ですが、高級素材のカシミアやモヘヤも山羊の毛なんですね。餌をあげなくても自分で雑草を食べ、乳製品や服の原料まで提供してくれる人間にとってはとてもありがたい動物なんですね。

面白いことに山羊は前歯が下側にしかないそうです。スコップのように草を根

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盆栽

盆栽

今日の絵は盆栽です。盆栽自体は季語ではないですが、盆梅という梅の木の盆栽が春の季語でした。それ以外の木の盆栽は季語にはならなかったようです。

今や世界でもBonsaiで通用する時代ですが、盆栽ファンは日本よりも日本以外の人の数の方が多いかも知れませんね。そう言えば昔、埼玉県に住んでいた頃に大宮駅の東の方にある盆栽の町に行ったことがありました。はまってしまうと鉢がどんどん増えていくのでしょうね。私

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神田祭

神田祭

神田祭は5月の祭なので今更ではありますが、いちおう夏の季語ではあります。祇園祭、天神祭と合わせて日本三大祭と言われています。ネットから拾った写真を絵にしたのですが、奥の女性の冷ややかな表情は何なのでしょうかね。最近もてもての大泉洋さんにも神輿を担いて頂きました。(嘘です)

神田明神は家康が会津討伐や関ヶ原の戦いの際に必勝祈願を行った神社で、元々関ヶ原の戦いに勝利した9月15日が祭の日だったのです

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鱧料理

鱧料理

今日の絵は夏の季語になっている鱧ですが、生きている鱧の絵ではなく鱧料理の絵にしました。京都では大暑には鰻よりも鱧で栄養をつけるようです。鱧は海の魚ですが、姿は鰻を大きくしたような細長い鱗のない魚です。「喰む」から「はも」と呼ばれるようになったと言われています。そう言えば鱧は海の魚なので穴子やウツボに近いのかも知れません。でもウツボは食べないよなと思って念の為に確認したら高知県や和歌山県ではうつぼ料

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姫女苑 ひめじょおん

姫女苑 ひめじょおん

要注意外来生物に指定されているこの菊のような植物・姫女苑は原っぱ等にいくらでも咲いています。私は最近まで名前も知りませんでしたが、普通にどこでも見られるのでただの雑草だと思っていました。ネットで調べてみたら幕末の1865年に観葉植物として輸入され、名前も柳葉姫菊という可愛い名前があったそうです。勝手に誰かが持ち込んだ訳ではなく正式に記録が残っているのに要注意外来生物とは人間はなんと身勝手なのかと思

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守宮(やもり)

守宮(やもり)

爬虫類が嫌いな人も多いと思うので、少しでも嫌悪感を和らげる為に子供の守宮を描きました。(漫画ではなく飽くまでリアルやもりです。)守宮は夏の季語で家守、屋守とも書きます。家にいる虫などを食べて家を守ってくれているのですね。

守宮は人の住まない田舎ではなく人の住んでいる人里にいます。守宮に似た生き物で名前もよく似たイモリがいます。でもイモリは両生類なので水辺に住んでいることが多く、特にお腹の赤いアカ

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梅干し

梅干し

梅干しは夏の季語でした。青梅も夏の季語なのでちょっと不思議でしたが、梅を干したり漬けたりする時期でもあるのですね。ちなみに梅酒も夏の季語です。

私の好きな梅干しは紀伊の南高梅で作った甘い梅干しです。はちみつで甘さをつけていてこれはもう梅干しとは言えないのかも知れません。でも美味しいのです。私は勿論普通の塩っぱい梅干しも大好きですが、これはご飯いらずで別物と見たほうが良さそうです。

ところで南高

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青くない青鳩

青くない青鳩

歳時記を見ていたら青鳩と言う夏の季語がありました。でも写真を見ると全然青くないどころか黄色に紫っぽい羽根です。えっなんでこれが青鳩と思い説明を読んで見ると繁殖期に「あ~お、あ~お」と鳴くので青鳩だそうです。ほんまでっか?と言いたくなりました。この鳥、昔は山鳩と呼ばれていたそうですが、最近は色気のないキジバトが山鳩を代表しているようです。

面白いので更に調べて見ると絵に描いたのは雄の青鳩で雌は羽根

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天道虫

天道虫

「てんとう虫」って天道虫と書くんですね。今回天道虫の絵を描き季語を確認して発見しました。そう言えばお天道さまはこう書くのでお天道様の虫なのでしょうか?いろいろな種類があるみたいですが、この天道虫は七星天道ですね。天道虫は草食かと思っていましたが、肉食の天道虫も結構いて益虫として生物農薬として活用されているようです。でも羽根を取られて働かせるってどうなんでしょうね。

さて天道虫は最近あまり見たこと

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土佐の鰹一本釣り

土佐の鰹一本釣り

今日の絵は土佐湾の鰹一本釣りです。鰹釣りはまさに夏にふさわしい季語ですね。鰹は堅い魚と書きますが、発音も「かたうお」がなまったものですね。春に黒潮に乗って日本にやってくる鰹は秋には南の海に戻って行きます。日本では初鰹が喜ばれますが、味の点では北の海で過ごした「戻り鰹」の方が脂が乗ってトロのように美味しいと思います。もちろん脂などいらんという方もいるでしょうし、味は人それぞれですね。

力瘤光り輝く

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