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指の綺麗な女性
今日は久しぶりに人物肖像画です。「ふでねこ」さんのモディリアーニの生涯の作品を読んでいたら私もずいぶん肖像画を描いていないことに気がつきました。という訳でデッサンはしてみたものの、いつも鉛筆を消さないで色を塗り鉛筆の粉が混じって汚い絵になってしまったことを思い出しました。
そこでデッサンの段階で画像を保存しました。白黒では面白くないので色加工をして掲載しました。それから失敗覚悟の色つけです。色加工の前のデッサンは下のような絵でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1658977680700-C3BLCYeb2O.jpg?width=800)
これに色を着けたのが次の絵です。化粧がきつくなってしまいましたね。
あちゃ〜!指の割れ目と手の甲の影が一緒になってモディリアーニのような指になってしまいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1658977718645-JFPunf9et5.jpg?width=800)
さて俳句ですが、どう展開しましょうか。折角の女性の絵なので恋に絡めた俳句にでもしますか!
夕焼けぐも古鞄にある写真束
使わなくなった古いカバンに隠すようにしまってある封筒、そこには昔の写真の束が入っています。少しばかりセピア色に変わった写真を手にほろ苦い思い出を噛みしめながら夕焼け空を眺めている情景です。ここは「にある」に拘り、敢えての中八です。
秋近し見つむ交換日記の字
夏休みが終わればまた学校で会える彼女、そうすれば交換日記も再開です。でも夏休みはまだ終わっていません。手元にある交換日記に書かれた彼女の綺麗な字を見つめながら物思いに更ける純情な高校生を詠いました。
民宿の西瓜提灯光る頬
海水浴場の近くにある島の民宿には男の子も女の子も泊まっていました。西瓜をくり抜いた西瓜提灯を作り終わると民宿の庭でいよいよ点灯式です。そんな風景を詠いました。
線香花火最後のか細い光かな
線香花火の赤い塊がぽたんと落ちた後になおか細い花火が残っていることがありますよね。ちょっと健気な感じです。でも我慢して健気とは詠みません。
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