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海水浴

今日の絵は砂浜で遊ぶ少女の絵です。7月も今日で終わり、夏の季語・海水浴も一応今日までと思って描いてみました。立秋は8月7日なのであくまでも一応です。人物画としては肖像画からモデルの絵を経て第三弾の子供の姿です。

日本の海水浴場って仮設の海の家みたいなのがあってなんとなく安普請の感が否めません。(あくまで個人的な感想です。)最近は湘南の海で仮設でもオシャレなお店があるようですが、先進国の海としてはやはりちょっと寂しい気もします。ヨーロッパやメキシコ、ブラジルの海岸に較べるとどこか豪華さが欠けています。いや西洋だけでなくアジアにも豪華な海のリゾートがたくさんあります。海外では砂浜そのものが少なく海水浴の習慣もあまり無いので、ビーチは特別な場所なのかも知れません。日本は住んでいる場所と海の距離がとても近く昔から日本人全員が海水浴に親しんで来たので、砂浜は日本人にとってはリゾートではなく、あくまで普通の場所なのかも知れませんね。

二人して巻き貝の声聞いた夏


昔よく巻き貝を見つけると耳に付けて貝の声を聞いていました。いやちょっと違うな~?なんで耳に貝殻を当てていたんだろう?

夏の浜波に追われて泣く子かな

追う吾子に波の逆襲夏の浜


よちよち歩きの女の子が波を追いかけていると波の逆襲を受け急に泣き出しました。娘の思い出だったのか、人様の子供だったのか今では記憶も定かではありません。

澄むを待つ少年のもり光る夏


千葉の海水浴場の岩場では波が引いて水が澄むのをじっと待っている子供たちがいました。手には手製の銛を持っています。これって実は私の少年時代の思い出ですね。

パンツ干す岩場にゴロリ土佐の夏


大学時代に友達の高知の実家を拠点に四国を旅行した時のことです。足摺方面に行った時、岩場の水がとても綺麗でどうしても飛び込みたくなりました。水着など用意していないのでパンツ一丁で泳いだものの濡れたパンツで帰る訳にもいかず、大きな岩にパンツを干し自分たちも寝転んで身体を乾かしました。今考えると青春そのものでしたね。


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