食料を得るか、食物の育て方を覚えるか
ぼくがフリーになってからのことを書きます。
チームとコミュニティが大きな鍛えになる
未経験でフリーになって実績をつくりたい人はチームやコミュニティに入ることをおすすめします。
僕の現在の活動は、WORDS、箕輪編集室、前田デザイン室、個人の4つに分かれます。WORDSはライティング・編集に特化したチーム、うしろ2つはオンラインサロンで、コミュニティだと思っています。いつまで続けようかと思うこともありますが、どこかで慣れが生じてしまう手前までは、とにかく手を動かすことにしています。
ぼくのこれまでの活動を下に紹介していますが、これらはチーム、コミュニティにいたからこそできました。個人だけで活動するよりも時間あたりのインプット、アウトプット量は圧倒的に増えています。
個人的な取材活動や、提案、受注をしたりもしますが、個人ではまずできなかった多くの経験ができています。なのでフリーになる人や、実績をつくりたい人はどこかに飛び込んでみるのをおすすめします。
昔なら、フリーになったら文字通りひとりで孤独に戦わなければいけませんでした。本質的には変わらないかもしれませんが、いまは選択肢が多いと思います。シェアハウスやコミュニティなど、人と継続的にリアルなつながりをもてる場所も多いです。(いまではSNSやネットでのコミュニケーションが日常なので、もはや対面して直接会うことを「リアルに」「現実で」と表現するのも違和感がありますが。)
これまでといま
僕がフリーランスになってからのことをダダッとかんたんに書きたいと思います。
まずこれまでの具体的な活動。
●取材記事1本 ●広報制作1本 ●書籍の一部ライティング協力 ●WEB記事編集 数十本 ●クラウドソーシングを使ったライティング等
実績ではないのでここには書いていませんが、ぼくが本格的にライター活動を開始する前、WORDSで実践的にライティングの勉強をさせていただいたり、テープ起こしのお手伝いをしたりしていました。それが、ある側面で僕の活動を下支えしている経験になっています。
下記は僕が現在取り組んでいるものです。
●取材記事5本 ●noteライティング1本 ●広報制作1本 ●相談1件 ●個人のブログ・noteは各1本 ●主な収入源となる活動が数件 ●PJリーダー
もちろん日々減ったり増えたりと変わりますが、こういうことをしています。ぼくにとっては一つひとつが濃いし、かなりの量があるように感じます。
でも、まだまだこんなもの。本当に忙しくしている人たちからすればきっとなんでもない量です。もっと上を目指すためには、どれだけやってもまったく足りていないと感じて悔しさを覚えることもあります。だけど自分のいまをたいせつに、できるギリギリのラインを広げながら、一つひとつ着実にやっています。
個人のnoteやブログは自分の趣味のようでもあるし、書きたいことでもあるのですが、まだけっこう時間かかるし、自分に課している感覚なのでここに加えて載せました。これが当たり前になれば、わざわざ取り組みとして挙げるようなものではなくなると思います。そうして当たり前を増やしていきます。
お金より経験やつながりのほうが貴重
フリーになると「大丈夫なの?」「生きていけるの?」と心配してくれたひともいました。ぼくも仕事をやめる前は不安もありました。だけど実際、個人でも稼ぎ口はどうにでもなりました。そのうえこうしたオンラインサロンがあることで、実績をつくることができています。
いまはお金を稼ごうとするよりも、経験やつながりのほうが重要だと思っています。お金がないと生活できないし、ぼくも稼ぐことはするのですが、経験やつながりはお金以上に力があると思います。お金よりも経験やつながりのほうが信用になるからです。経済学でよく言われる、貧困状態にある人々に食料を与えるか食物の育て方を教えるかみたいな話に近いかもしれません。
いま、日々が本当に刺激だらけです。経験やつながりをつくるのに、ぼくにとってチームやコミュニティは大きな存在になっていますし、多彩な才能に触れることがかなり大きな刺激になっています。
以前つとめていた会社にいたときも毎日のように刺激があり、尊敬する人もいてかなりおもしろい仕事をしていたのですが、それよりもやりたいことができてしまった先でいまに至っています。やりたいことをしている分、日々に興奮しています。
今後はどうなるかわかりませんが、ことし一年はフリーでいようと思っています。早くも「書くのたいへん」と思うこともありますが、やはりなにより楽しいほうが勝ってしまいます。
いただいたサポートは活動費として大切に使わせていただきます。