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投資の計画をする 創業計画書は万能ツールその7 作ると今の状況も整理できる

 創業時または、創業後でも創業計画書=事業計画書を作成すると様々な整理ができます。

資金調達の方法と使いみちを明らかにして投資計画を立案します。

要素は簡単で、

どうやってお金を集めて
何に使うか

これだけです。

 予め東京信用保証協会が提供している創業計画書をご準備ください。
(記載内容はあくまでキングストン株式会社による私見で、東京信用保証協会が内容を担保、推奨したものではありません。)

4.創業時の投資計画とその調達方法や内容

 この項目から、精緻な数字の整合性が必要になってきます。

貸借対照表にも似ているのですが、一部違います。
ただし、考え方(どうやってお金を集めて、何に使うか。貸借対照表の場合、どのような資産として持っているか)という表の見方は一緒になります。

貸借対照表については以下でも記載しております。

計画書上の投資計画は以下になります。

投資計画

表の右側は資金調達方法、表の左は資金使途になります。

要素は大変シンプルで、お金の集め方と何に使うのか

これだけを問うていますのでこれを1つ1つ明らかにしていけばよいわけです。

加算のしかた

次に表の加算方法を確認します。
それぞれの項目は、資金調達方法、資金使途は縦で加算して合計をそれぞれ出します。

合計

図のように、加算してみます。
単なる足し算ですので、引き算すら出てきません。おそらく計算はできると思います。

創業塾などや計画書策定のご支援で、

この部分でよくわからなくなってしまう

という声をよくききます。

このように表の見方さえわかれば、みなさんご自身で作成をすすめることができるようになります。

加算の検算をします

加算したら、右と左の整合性を確認します。

検算

右と左が同じ値になります。創業時に集めたお金をどのように使うのか、

ということですので、投資の計画=資金使途とイコールになります。

貸借対照表はバランスシート=B/Sなどとも呼ばれますが、左右が同じでバランスがとれている、なのでバランスシートという呼び名なんですね。

次回以降で、詳細な書き方をお伝えいたします。

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