見出し画像

【いつの間に?】うつ病になった私

こんにちは、今日は少し暗いテーマです。
誰もが聞いた事あるけど、目に見える症状がない心の病気、うつ病。
自分がうつ病になるとは思いませんでした。
挙げ句の果てに退職まで。
そんな経験をしたからこそ書ける事だと思います。
自分は関係ないと思っている、周りで心配な方がいる色んな方に共有して頂きたいと思います。
長くなると思うので、分割して読むか時間に余裕がある時に読んでみてください。

◆うつ病とは(私の症状と自己診断テスト)

うつ病について知りたい方は、調べれば専門的な部分がわかると思うので私なりの解釈でご説明致します。↓良かったらどうぞ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E3%81%A4%E7%97%85

私的には気持ちが強制的にシャットダウンされているような気分にずっとなります。気持ちを眠気に例えると、常に二度寝の寸前何かに抑えられている様な感覚です。
ちなみに、うつ病時は不眠になる傾向があるので眠気はほぼないです。
あくまでも例えです。
「気持ちの持ちようでしょ」「ポジティブに考える様にしな」など言われたのですが、言ってる事に対して理解はできても絶対に無理に元気には慣れないです。
生きることに関心がなくなり、人間の三大欲求が無くなります。性欲、食欲、睡眠欲。
もちろん、興味のあった事なども無くなります。
一番ひどい時は、「死にたい」と言うより「死んでいいや」と諦めるような気持ちになります。自殺願望とは違いますが自殺する夢を数回みる程です。まさに心の枯渇、オアシスのない砂漠状態でした。
うつ病を言葉に表すのは難しいですが、私なりのうつ病はこのような感じです。

【私なりのうつ病診断テスト】

9つ項目をあげました、過半数以上当てはまってそれらが継続的であればうつ病の可能性があるので、精神科で診断してもいましょう。

◆うつ病になった経緯

私がうつ病になった原因は、自分の性格と仕事の関係性です。
私は自分の事には楽観的に考えてても、相手の事には慎重に考えてしまう性格で、ひとりひとりの個を大事にするタイプでした。
次に仕事は、急な内部異動で営業になってしまい金融の知識がまともにない状態で駆り出されました。
毎日、お客さんに必死に食らいついて勉強しながら推進してました。
職場のためを思うと成績が大事で、私個人の成績は支店の成績に繋がるので少しでも役に立ちたいと思っていました。
しかし、反対に心の中では本当にお客さんにとって良い商品を推進できてるのか?契約できてるのか?と日々、葛藤がありました。
お客さんが、これで良いと思ってたとしても、自分自身が納得できませんでした。
お客さんのために自分はどうしたらいいかと、答えのなかなか出ない課題を仕事前、仕事中、終わり、休みの日も延々と考えていました。
お客さんの数も数百世帯あったので、個々に向き合ってくのは大変でした。
そんな事を3ヶ月と3週間ほどしていて、慣れない事で身体は疲れるし、葛藤もあるせいか心も疲れてました。心身ともに満身創痍状態でした。
そのせいか、入眠が遅く途中で起きてしまったり、夜にシャワー浴びず朝になってしまったり生活習慣もおかしくなってしまいました。
こういった経緯から徐々に心が沈み、うつ病になってしまいました。

ちなみに、上司や先輩方には恵まれ、営業トップレベルの人たちに囲まれてお世話になってばかりでした。
新人と言うのもあってか、責められる事なんて一回もなかったです。
どちらかと言うと、人間関係や環境は他の支店よりも良好な方だったと思います。


◆うつ病と診断された時

ある日、久々に某大手製薬会社に勤めてる友人と食事をしてました。
その時の会話を「」形式で書きます。


私「最近、人と遊んでも昔より楽しいって感情がないんだよね。」
友人「確かに前よりも元気ないし、仕事とかで何かあった?」
私「ないけど、常に仕事の事考えちゃうから、ろくに寝れてない。」
友人「まぁ、大変だよね〜、お風呂とか生活習慣乱れてない?」
私「夜にシャワーは浴びたくても気力ないって感じ、朝に浴びてるかな。」
友人「あーそう言う感じなんだ、取引先の医者が言ってたけど、そう言う当たり前な習慣が乱れると、うつ病の傾向あるらしいよ。」

こんなさりげない会話をして、うつ病ではないでしょと思いながらも
月曜日に精神科に行きました。
生まれた時から今までの人生や現在の気持ちを話しながら、医者の質問に答え、どうなんでしょうと問いました。
医者「基本は、2週間くらい様子を見てから診断するけど、うつ病の要件ほぼ全て満たしてるから、今日診断すると”うつ病”ですね。今を大事にしてほしいから、明日から可能なら休職してください。」
覚悟が甘かったせいか、信じたくないしとてもショッキングでした。
穴の中にいるのに、更に深い穴に落ちたイメージです。
ただ精神薬も処方され、完全に病人を認めざる負えません。
こうして既にうつ病になっている事が発覚しました。

◆うつ病時の過ごし方

診断された当日。
うつ病の事を両親や友人、職場に伝える最大の関門が待ち受けていました。
両親には思いのほか、あっさり受け入れてもらえ深く詮索されなかったのが良かったです。
友人は、とりあえず会って話そうと元気づけてくれ、うつ病の私を認めてくれました。
職場は、人事部や上司から心配の声や気付けなかった謝罪があり、私は申し訳ない気持ちがいっぱいで電話中に恥ずかしながら泣いてしまいました。
そんなこんなで、関門は超えれましたが、明日から自分の代わりに上司が動き、更にお客さん迷惑をかけている事に罪悪感と申し訳なさが5ヶ月ほど残っていました。
仕事の事は考えなく良いと言われても考えてしまう呪縛からは、なかなか解かれませんでした。
どうにかして他の事で忘れようと思っても、やりたい事もなくコロナの期間もあって家に2ヶ月くらいは引きこもってボーッとしてました。
ある日、たまたまYouTubeでバリスタの動画(コーヒーの淹れ方)を見た時、初めてやりたいと思い、ミルなどの道具を一式購入しました。
届いた日にすぐにコーヒーを淹れたのを覚えてます。
お湯が多すぎて薄いコーヒーが出来ました。ただその時に、淹れてる時は何も考えずにいられる事に気づきました。
そこからは毎日コーヒーを淹れるために生きてました。
あとは、1日1箱吸う生活をずっとしてた喫煙者だったのですが、食欲がずっとなかったのと買いに行くのが面倒臭い気持ちになっていたので禁煙生活を送っていました。
ご飯が美味しくなる実感はなかったですが、食欲がわく様にもなりコロナ太りしました。


本当は友人とたくさん遊ぶ環境に身を置くことが、うつ病に対してベストだったのですが、コロナのおかげであまり外出は出来なかったのが残念でした。

語尾が”ました。”ばかりで読みづらくなりすみません。

◆周りにうつ病の人がいたら

是非、たくさん話してあげて遊びに誘って楽しませてあげてください。
うつ病でも、中身は同じです。ただ全体的に沈んでるだけです。
だから、批判せず認めてあげてください。私はとても嬉しかったです。
けど、励ますのは逆効果だったりします。
なかなか境界線が難しいですが、元気づけようとしてくれてるのがわかっててても、そんな事言われてもって思考になります。
逆に嫌に感じたのは、謝られたり、そんな事考えないでプラスの事考えようって言われた事です。
プラスの事を考えたいけど、考えられない状態まで堕ちたから、こうなったんだよ、理解してくないんだねってなりました。

これは、自分が経験した基準ですので全ての方に該当するかはわかりません。参考程度にお願いします。

◆今日のおすすめ

みなさん、栄養バランス考えて食事をとられていますか?
急な外食の予定が入ったり、時間がなくてコンビニ、自炊するけど栄養を考えてまで食材は選べないなどなどありますよね。
そんな事を全て一瞬で解決してくれるものが、このサプリです。
私は、風邪にかかりやすい体質で季節の変わり目には必ず熱になっていたのですが、このサプリ飲み始めてから4年目で2回しか熱になっていません。
生活や食事は荒れている時もありましたが、サプリのおかげか体調は頗る元気。肌の調子も良くなった気がします。
1日1錠飲むだけなので、朝ごはんの時に飲んでます。
120粒あるので、日割りで計算すると12,5円。
しかも4ヶ月も足りてしまうので、1年間で4500円。
たったこれで栄養が賄える。もちろん食事の栄養が一番大事です。
サポートの役割だと思ってください。良かったらお試しを。

◆最後に

今回は退職にまで追い込まれた、うつ病について書きました。
色々思い出してしまいましたが、読んでいただいた方に少しでも情報として
共有できたら幸いです。
私は、うつ病で休職中に職場の専属カウンセラーと3回ほどカウンセリングをした時に”HSP”の気質があるかもと言われたので繊細なだけな可能性もあります。
人には自分にも気づけていない潜在的な気持ちがあると思います。
いつまにか、よくわからないけど辛かったり。
そう言う時は、辛くないって思うのではなく受け入れましょう。
その時は辛いけど耐えることが無くなり、逆に楽になれます。

HSPが気になる方は、Wikiへどうぞ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?