自分で選択しているということ
前職は自動車メーカーでエンジニアをしておりました。
仕事のプレッシャーと人間関係で悩み、当時は毎日がとても苦しかったです。
家に帰れば仕事、会社に対しての不満を家族に聞いてもらっていました。
ある日、その不満を友人にも話していたところ、友人が
「苦しいのはわかるけど、そこにいる決断をしているのは自分自身でしょ?」
と一言。
その言葉にすごく怒りが湧いてきました。
僕だっていたくてここにいるわけじゃない。
家族のため、生活のために頑張っている。
両親の期待を背負っているからここにいる。
色々な理由がありましたが、今思うと一番は、怖くて不安でこの環境を離れられなかったのかなと思います。
家族、両親の期待を裏切ってしまうのではないかという不安、恐怖、大手企業にいる自分という価値を手放す不安、恐怖。
今までの35年間の人生を手放す、そんな感覚でした。
結局、手放すまでに3年かかりました。
でもその価値観を手放して大手企業から小さな会社に転職しても、生活ができています。
肩の力が抜けて、毎日元気に過ごすことができています。
自分で何でも選択できます。
皆さまが毎日元気にイキイキと過ごされることを願っております。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?