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私が育った昭和の時代は世間体が大事だった。周りからどんな風に見られるのか他人の目を気にしながら生きる人々に囲まれそれが当たり前で普通でありました。
本当は民藝のお店で働きたい!と魂からワクワク感じてても親がちゃんとした会社に入ってそこで誰かと出会い安定した生き方を望んでいるからと親の意見に添いたくさんの人々が生きてきたことは断言できます。
私も高校を出て服作りや着物を織る仕事を学びたかった。けれど親は地元で名前が知れた大きな企業で働けるコネを見つけここで働けば安心!と洗脳されました。
その後、何箇所仕事を転々としてきたのでしょう。
数えると30箇所以上。行く場所、行く場所で文句たらたら、人間関係で揉めて喧嘩したり、楽してサボってお金をもらえることを企んだり。
だから人間関係も全然うまくは行きませんでした。
姉は本当に好きなことを子供の頃から押し通し、親と喧嘩してもやり通し仕事も好きな道を選んでいたのか毎日仕事が楽しくて楽しくて仕方がなかったようです。
生きてて好きでもないことの日々繰り返しの結果、何一つ手に出来たものはありませんでした。が、たくさんのことは学べたと思います。
本当に好きなことややりたいことを自分にやらせてあげなかったから自分自身にストレスや怒りや後悔があり、不思議と類は友を呼ぶで付き合う人たちも集まれば誰かの悪口や陰口や妬み話で花が咲く。
でもね〜結局、悪口、陰口で燃え上がった友情なんてその時はいいけど長くは続かないんですよね、残念ながら。だって自分のことも言われているんじゃない?って疑惑感が募るだけ。
54歳の今にして遅いスタートではありながら、やらなくて後悔するよりもやって悔いが残らない方がいい。
3ヶ月前からスタートをしました。
それが職業になるか稼げるかはわからないけど、毎日少しずつでもそのことに時間を費やせて本当に幸せだなあ〜と噛み締めることができるのは54歳という遅い出発だったからかも。
そう思うと今が自分にとっていいタイミングだったのかもしれません。
婚活で焦ってる人たちも婚活の時間を本当にやりたい(趣味でもいい、)没頭して楽しんでるとキラキラ輝いてきます。
暗い夜空にキラキラ光る星が一つ見えたら旅人はそこに進んでいきますよね。
出会いもきっとそういうもんだと思います。

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