やさしい暮らしの中の幸染期〜生きてくおばちゃんの智慧とひとりごと

半世紀生きてきたおばちゃま 独身子供なし。高校卒。貯金20万ほど 百年前に建てられた古…

やさしい暮らしの中の幸染期〜生きてくおばちゃんの智慧とひとりごと

半世紀生きてきたおばちゃま 独身子供なし。高校卒。貯金20万ほど 百年前に建てられた古い賃貸アパート暮らし。 目標はアガサ クリステイの小説 マープルおばさんのような強くて優しくて賢い素敵なおばさんになりたい。

最近の記事

小さな奇跡

明日は満月みたい。 セレニアス モンクのピアノジャズの曲がちょうど冬眠から覚めた森の動物たちが落ち葉と新緑の混じった地面をかき分けてるような軽やかさが、やけに心地よく感じる。 仕事の面接に行きました。 そこの社長さんが面接に30分も時間をとり、質問やまたいろんな話をしてくれました。嘘のよう。前の職場は約三年近く、オーナーから無視され続けていたのに オーナーがそういう態度になると周囲もドミノ倒しのように邪険に扱かわれ 話が合ってお互い盛り上がってくると同僚たちはオーナーの方をふ

    • とうとう辞める日がやってきた

      ここ2週間、体を壊してしまった。 背中が痛くて夜も一睡も出来ない日々が毎日続きスプーンさえ持てない日もあった。やっとなんとかパソコンで文章が書けるくらいになったものの棘が刺すような痛みで寝れない。 法律上に定められてる辞める2週間前に今の体の状況と寝てると背中に棘が刺すような痛みでもうかれこれ数日眠れず仕事に支障が出るので辞めることをオーナーに最初はテキストで伝えた。が返答もなく無視。 数日後、直接に伝えたものの”大丈夫?大変だね!”の一言もなく”はい”で会話が終了。この人は

      • 時には戦うエネルギーを使わないということ

        今までは自分の正義感で間違ってることには相手と戦ってきました。 職場である曜日でほぼ全部と言っていいほど私の担当範囲に仕事の振り分けが当てられてました。一人でこなしとうとう腕を酷使しすぎ痛すぎて夜も眠れない日々が数ヶ月続きストレスが募る一方。 他のスタッフは座談会に花が咲いてる。 手伝うという意識すらなくお茶を飲みながら。 そういう光景をオーナーはニヤリと眺めてる。 思い切ってその日を抜けることにした日は自分の決断を自分自身で褒めてあげることができました。そして今まで溜まっ

        • 本当に必要な物って?

          最近引っ越しました。 お洒落さやトレンデイから遠い界隈。 仕事上、腕を酷使しすぎて腕の筋肉が炎症してしまい仕事の日数を減らすしか方法がなかったのです。正直、引っ越しはしたくはなかったし今の界隈には住みたいとも思ったことも無く。。。 でも高額な家賃を今後払っていく自身もなく不安がよぎりやむ得ず引っ越しすることとなりました。が、家賃は半分となったお陰で心が軽くなれました。 部屋は前のお家の3分の一の広さとなりとても狭いながら心地いいのは窓が2つ付いているからとても明るく収納スペー

          初めて親に感謝できた日

          どうしてこんな親元に生まれてきたんだろう? 二人とも背が低く母親は138センチ、父は155センチ しかもひどい短足で 母親は田舎の部落出身で兄弟8人の人間関係のいざこざで物心ついた時は電話口で長いこと悪口しか話してなかった。 父親は無理矢理、高校卒業と同時にブラック企業に事務員として私を就職させた。 好きなことをしたかったのに、けど当時18歳の私は家を飛び出して一人で生きていく勇気さえなく親に従うしか方法がなかったのです。 職場で親切に面倒を見てくれる18歳年上の男性と初めて

          初めて知った自分を愛すること

          弱肉強食のこの土地でたくさんのことを学ばせてもらったな。 友人は母国の家族に月々仕送りをしなくちゃいけないのに仕事がなかなかなくて困ってた。彼女もアラフィフ世代。 ちょうど働いてた職場が人を募集していたから当時のマネージャーさんにお願いしたらマネージャーさんも親身に助けてくれ同じ職場で仕事をすることとなりました。マネージャーさんが長年勤めてた職場に別れを告げマネージメントがオーナー夫婦に変わってから私に風あたりがキツくなったのを彼女は見ていて、だんだんと私のことを避けるように

          今の自分の身の丈に合った暮らし

          ずっと見栄を張ってたこともある。 例えば知らない土地にくると誰も私の過去は知らないから経歴を偽ることもできる。高卒の私が地元の短大を卒業したって言ったとしても誰も知らない。お金がなく特にゴミの多い界隈に住んでる人たちの多くは偽ブランドのバックを持ってデザイナーズブランドのロゴが大きく入った服を来ている気持ちもなんとなく分かる。 自分をちょっと一段上に見てもらいたい。中身に自信がないからちょっとでもロゴを借りて承認してもらいたい気持ちになるんだよね。 今、自分が住んでいる界隈は

          本当かよ?でも本当だった

          多くのスピリチャル系の人が最近”日本人に生まれるってことは、宝くじ1億円当たるよりも、もっとすごい確率なんだ”ってよく言ってる。 最初に聞いた時は”マジ?宝くじ一億円当選の方がいいよ!”って思いました。 今まで、誰かがメトロカードの定期券を落とした時、追いかけて本人に渡したり 時にはスマホを忘れて追いかけたり。そういうことって自分の中では当たり前でした。実際に財布の中身16万円とパスポートの入ったカバンを松江の駅に忘れたまま出雲大社に行った時は親切な誰かが駅の忘れ物室に届けて

          shake it off 気にしてなんかいられないわ

          この春から新たにシフトの変更がある。 それぞれ希望日を提出し他の人たちとの兼ね合わせでスケージュールが決まるんだけどみんなには連絡がすでにきてて私には連絡が未だに来ない。 何度も問い合わせても返事もこない。 確かにオーナー夫婦、特に奥さんの方もおばさん年齢の従業員には冷たい。 数人、他の従業員たちにバレないよう50代の女性従業員が自ら辞めたように上手く辞めさせた去年の夏の終わり頃。 あー次は私の番なのかな? おばさん年齢だし若い子に働いて欲しい気持ちは分かる。 そう思うとこれ

          不倫の恋

          いきなりこんなタイトルで失礼します。 遠い昔既婚者と付き合ってました。 なぜこの人と結ばれないんだろう?もう少し早く産まれていたら?巡り合っていたら?彼の奥さんより私は愛されてる!などの思いが駆け回ってたあの頃 そんな中罪悪感もありました。 それは彼の子供の写真を見た時。 必然的に私は嫌な女になって嫌われる方がマシだと思いが強くなって 彼にとって重い女になり、感情的に怒鳴ったり、怒ったりだんだん面倒臭い、会いたくない女の存在に変わっていきました。 不倫とは男性側にしたら家庭で

          肌がもちもち

          貧乏自慢のつもりはするつもりはないけれど50代のほぼ貯金のないおばさんも 収入がグッと減るとライフスタイルがあっけらかんと変わってしまった。 前回に話した通り、砂糖を辞められた!と言うよりも買う余裕が無くなっただけ。 買う野菜もキャベツなど長持ちし和洋折衷オールマイテイーに使えるから有難い。 冷凍庫に眠ってたベーコン3枚を細かく切ってキャベツの千切りと一緒に炒める ご飯も茶碗で軽くいっぱい。 ダイエットと違って節約してるだけ。 砂糖の摂取ができなくなったら睡眠の質がよくなった

          砂糖摂取をいとも簡単にやめられた

          長いことやっぱ甘いものって辞められないのが悩みの一つだった。どうやったら辞められるのかな?YouTubeでたくさんの動画を見たけれどなかなか辞められなく今日に至って来ました。 が、すっぱり簡単に辞められた理由。 それは”お菓子やケーキを買う余裕がなくなった”だけのこと。 昨日は”たまーには菓子パン1つくらい買おうかなあ”とパン屋さんの中に入ったらこの菓子パン1つ買うとキャベツが丸ごと一個に玉ねぎも買えるし菓子パンを3回我慢したらお魚一匹買えると頭の中は変換モードに切り替えられ

          風邪を自力で治す

          不幸中の幸いに風邪をひいても職場では”しめしめ、やった!一人が休むと稼げるぞ!”と人の病気を喜ぶ人が数人いる。 風邪大丈夫?よりも”私が代わりに働きますよ!”と猛烈アタックしてくる人たちもいる。普段はウザいけど体調の悪い時はうざうざ系も有難い対象になるのです。 おかげで気兼ねなしにゆっくりと休めるのは有難いのです。 せっかく時間もあるわけだから薬飲まず自力で治そう!と行動に移す。 まずその一。 何も食べず胃腸を休める その二。 何もせず横になる その三。お湯だけ飲みながら体を

          Redemption Song

          ボブ マーリーの歌でredemption song って歌がある。 この歌は遠い昔、黒人の祖先たちは奴隷船で連れてこられた。 今は自由を手に入れたように見えるけれど肉体的には解放されていても心はいまだに奴隷のまま。そろそろ自分を解放し自由になってもいいんじゃないかい? そんな歌。 去年、職場では辛かった。 と同時に人の気持ちが更に分かるようになった。 コミュニケーションの大切さを深く学んだ一年でもありました。 新年早々、初出勤の日は雪が降ってマイナス八度を下る極寒の朝。 け

          クリスマスは魔法の日

          チャールズ デイケインズのクリスマスキャロルの話がクリスマスにまつわる小説の中で一番好きかな。 イブの夜、のんびりとくつろぐ時間を自分にプレゼントするはずが。 急になぜだか涙が流れてきました。 職場のオーナーからずっと無視され続けていたことがこんなに辛かったんだって。 真面目に頑張ってきたけれど初対面の頃からずっと無視をされ続け、それでも欠かさず挨拶はしてた。 わずか1メートル先にオーナーがいて二年以上、無視してる姿を見てる他の従業員たちも特に家族持ちの人たちまで、そのうち挨

          幸せな孤独 その3

          好きなことをしないと好きなことややりたいことをやって輝いてる人を見ると嫉妬したり許せない気持ちが募ってしまいます。 なぜならその人がキラキラ輝いてるのに対し、出来ない自分が卑屈に感じその人を陥れようとしたり悪口を言いふら貸したり。意地悪もした。(書くのが恥ずかしい。最低でした。。。) 今分かったことは、やりたいことをやろうとしない自分が許せず嫌だった。 逆にいつも誰かにプレゼントや何かをあげて自分の価値を認めてもらおうと頑張ってた。頑張れば頑張るほど、ただそれが相手には当たり