ドイツ一人旅_閉店法_04_02【海外旅行】
1999年冬 4日目 ドルトムント
ケルンを出発した列車は2時間ほどでドルトムント中央駅に到着した。
駅を出ると周辺は静まり返っていた。
ドイツには「日曜日や祝日は休まなければならない」という閉店法なる法律があり、飲食店など一部の業種を除いて店を閉めなくてはいけないのだ。なんともうらやましい法律だ。
しかし旅人にとっては不便である…
今日は土曜日なのだが、日曜日と思えるくらい静まり返っていた。
現金のマルクが少なくなっていたのでトラベラーズチェックを銀行で換金しようと思っていたのだが銀行はお休みのようである。まあ、日本でも土曜日はお休みか…
仕方なくATMでキャッシングしようとしたが銀行のATMも閉まっていた。
このままではサッカーのチケットを買うこともできない。
そう、今日はドルトムントのサッカーを観戦する予定だ。
『地球の歩き方』には中央駅のATMは24時間稼働していると書いてあったので引き返すことにした。
トラベラーズチェックは防犯面では効果的だが使い勝手が悪かった。多少、換金レートが悪くても使い勝手のよいカードによるキャッシングの方が便利だなあと感じた。
無事に中央駅のATMで現金をキャッシングすることができたので、サッカースタジアムに行くための列車を探し始めた。
次の話 (表示されない場合は次回更新までお待ちください)
【追伸】
初めに投稿した記事では「日曜日」で記載しており、そのためタイトルを「閉店法」にしました。しかし正確には「土曜日」でした。現在の記事は修正後です。あしからず。
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