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血糖値を上げないことのメリット

こんにちは、ちょらです。

血糖値が高いと糖尿病になります。
誰もが知っている当たり前の事実ですが、高い血糖値は他にも様々な悪影響をもたらします。

普段の食事で血糖値を意識することが大切ですが、血糖値を上げないとどんなメリットがあるのでしょうか。


太りにくい

血糖値が上がるとインスリンが分泌されます。
インスリンは過剰な糖を脂肪として脂肪細胞に溜める働きがありますから、血糖値が上がれば上がるほど太りやすくなります。

血糖値上昇を抑えることでインスリン分泌が少なくなり、脂肪になる糖も少ないので太りにくくなります。

メンタルが安定する

血糖値が急激にあがりインスリンが分泌されると、今度はインスリンにより低血糖になります。
低血糖になると脳のエネルギーである糖が少なくなるので、脳が栄養不足なり、眠くなったり、イライラや集中力の低下が起こります。

血糖値の上昇、ひいては低血糖を防ぐことでメンタルの安定へと繋がります。

高血圧や動脈硬化を防ぐ

血中の糖が多くなると血液の流れが悪くなり、高血圧や動脈効果を引き起こします。
高血圧や動脈硬化は心筋梗塞などの心疾患、脳疾患の原因となります。

また血糖値が高くなり糖尿病になると、腎臓症や網膜症、神経障害を誘発しますから、血糖値を上げないことで様々な病気の予防に繋がります。

老化を防ぐ

糖分が多いと体内で糖化という反応が起こりやすくなります。
糖化と「焦げ」のようなもので、余分な糖とタンパク質が結合して産生される物質です。
この焦げを発生させないことが老化を防ぎ、身体の若々しさを保ちます。

また最近流行りのオートファジーは細胞内のタンパク質を分解して新しいタンパク質への合成を促す働きがあります。
これにより細胞レベルで若返えりますが、インスリンにはオートファジーを抑制する効果がありますから、血糖値を上げることは若返り効果を抑制することになります。

認知症を予防する

インスリンは仕事を終えるとインスリン分解酵素によって分解されます。
インスリン分解酵素は認知症の原因であるアミロイドβも分解する働きがありますが、インスリンが過剰に分泌されるとアミロイドβの分解に手が回らなくなります。
アミロイドβを分解できないと認知症になりますから、血糖値を抑えることで認知症を予防できます。

またオートファジーにも体内のゴミ(アミロイドβ等)を分解する効果がありますから、インスリンを分泌させないことが大切です。


まとめ

血糖値が高いと糖尿病だけではなく、様々な病気や認知症を誘発し、ダイエットやアンチエイジングにもマイナスな影響を与えるます。

血糖値を上げない方法はいくつかありますから、少しでも血糖値を意識した生活を送ってみてはいかがでしょう。

それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!

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