甲子園球場　と　正午の願い

「男の子に生まれたかった
　そうしたら　自分のやりたいこと　いっぱい出来たのに」

バブルだの　景気がいい時代を横目に
私にとっての娯楽は　テレビくらいで
母の美意識も　世間も理解できない私は
あいまみれない空間が　寂しくなる時が多かった

野球が全盛期　サッカーも出てきてもなお
私が小さい頃から思っていたこと

なんで　女の子は甲子園球場に入れないの？
私だって　野球が好きなのに

憧れの甲子園球場　あのマウンドに立ってみたい
そう思うのは　私だけなのかな

お母さんと一緒に見に行った　高校時代の野球の試合

大好きだった　プロ野球チームの「日本シリーズ」
ベンチの上　それも　唯一勝った日！
どうやって　チケットを取ったか？　は謎。。。

私が頑張って　抽選で取ったチケットは
大阪ドームでの　オールスター　内野席

誇らしげに　母を招待した
知らない若い女性に　話しかける母　笑
やめてと　止める私　汗

親子だなって思う　展開。。。

そして　あの甲子園球場
私はまたもや　抽選でオールスターのチケットを取った

憧れの　ツタのはびこる甲子園球場で
外野で　大谷選手と藤浪選手のキャッチボールを見たこと
すごいしか　解らないど素人　笑

彼の草野球チームでベンチに座れた事は忘れない
キャプテンにボールを投げたとき　驚かれたのはきっと
誰かがボールを投げたかったのかな

小学校の時　家族で野球場に行くとき
私は　親と約束の時間よりずっと前なのに
何かの衝動で　一人　野球場に向かった

切符を買い　電車に乗り　野球場に着き
何時間も待たなくてはいけない　不安で　泣く私

何もなかったかのように通り過ぎる人達
声をかけない行き交う人々はまるで
貧困を生きる　私その者

声をかけてくれたのは　作業着を着た一人の青年
いかにも優しい顔の人

「どうしたの？」
「家族と一緒に野球に行く予定でね・・・・・」
泣きながら話す私　その話を聞いて
本当に本当に　苦しみながら　手を震わせながら

自分の持ってるチケットを　私にくれた

外野席のチケット　絶対楽しみだったはず
私は　今でも　その光景は忘れない

介護をしていた時　何故か私を気に入ってくれたご利用者様
その方が私に話したこと
「関東大空襲を見た　東京の空が赤かった　すごかった　今でも忘れない」

このライオンズゲート中　守護霊様に指定された神社に参拝の日
「全部なくなるから　水２ℓのペットボトル持って！　早く行くよ！！」
私が持って行った炊き込みご飯はタッパー３つ分　汗

現地で　すぐに無くなるほど　ご飯が食べれなかった時代の青年たち
ベンチでおにぎりを食べる少年　野球は憧れ　川上哲治が目に浮かぶ

その地に着いて知る　そこはB29の墜落地
B 29には　竜の名前が付いているらしい　私にも龍神様がいらっしゃる

きっと　この日のために　龍神様がいて
彼らの思いを形に変えるなら

あの甲子園球場のマウンドに立ちたい
あの少年の想いは届いたのかな

君は誰を応援するんだい？
がんばれ　君ならできる　私はそう信じている
そう思いながら　ご祈祷させて頂きました

プロの占い師になる　そう思ってお金を頂くようになり
必ず上位に入る私が誇れること

いじめられっ子と仲良くなり
周りに　貴方いじめられてるよ？　と言われ
じゃあ私はどうしたらいい？　と聞いたら　止まったり

同僚やお客様をいじめている人を見て
止めに入ったら　びっくりされるほど　素朴

生きているテーマが大きい人に会う
時間がかかっても　その人の素直な感情を引き出す　自然にする
周りに理解されないという人に出会っても　なぜか話してしまう

人には癒せない想いや経験がある
その時　直面する怒り　封印してしまう感情
それが人の　自分の　世の中の　争いになると気づいた時

私は自分の心の樹を　燃やしたくないから
怒りを許す　怒りに感謝する　を選びたい

色んな人の　死を見つめ　史を感じ　詩にする
私はあなたの人生に登場する人　名バイプレイヤー
それが私が感じるご縁　鑑定士として生きる誇り

私の名前はね？　有名女優さんと同じなの　笑
お父さんが　私が生まれてくる前に　決めていた名前なんだって

小学校の卒業式　学校をあげて　学校生活を発表するイベント
みんなの前で　私が行ったセリフは　先生ご指名　誰よりも難しい場面
それは　キャンプファイヤーを囲む　炎を感じる場面

役者さんになるんでしょ　漢字覚えなさい
そう言った先生は　卒業式の私に「こう言うの！」って言った
作文をめちゃくちゃ褒めてくれた　国語の先生

中学生　大人と子供の境目を生きる「ことな」の頃
顔が可愛かったらいいのにねと　はっきり言われる　笑

だから将来の夢に　声優さんになりたいという作文を書いたら
クラス代表に選ばれ　全校生徒の前で発表させらて　笑

苦手だった美術の成績が上がったその年の
この担任の先生は　美術の先生だった

どれだけやれるか　わからないけど　お母さん　言ったもん
仕事を選ぶときはね　「親を超える　自信はあるか？」って聞きなさい
父と兄と　流行り病でも行った　バレーを見た時　思ったの
「人の心を動かす事がしたい」って

お父さん大嫌い！　私の貧乏生活の原因みたく思っていたけど
あなたの仕事の才能を認めてくれるのも　また
お父さんがよく知らない　某有名プロ野球選手とのお仕事

家族のトラウマを超えて生きる　それを選択したの
鑑定も　アーティストも　私の好きなこと
反対されてもなお貫く　私がどうしてもやりたい事は

人を笑顔にすること✊

届け　君が描いた　あのマウンドへ
私の　貴方の　皆んなの始球式が　今　始まる