kinambon/公立高校教員@生き方・働き方を考える

※令和6年度は育休のため育休noteを更新 教員の「光と闇」を発信/教員の夢を夢で終わ…

kinambon/公立高校教員@生き方・働き方を考える

※令和6年度は育休のため育休noteを更新 教員の「光と闇」を発信/教員の夢を夢で終わらせない/ICTで職員室の無駄を排除/採用試験の倍率を増加させる/悩める若手教員を救いたい/教員の超過勤務は必ず減らせる/ブラック部活動/たまにはGadgetも喋らせて/キーボードは男子のロマン

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  • 育休から見える未来 ~新たな視点で仕事と家庭を見つめる~

    育休という特別な時間を通じて得た新たな視点が、私たちの仕事と家庭のバランスを再定義しています。このブログでは、育休期間中に気づいたことや学んだこと、そしてそれが私たちの将来にどのような影響を与えるかについて探っていきます。仕事と家庭の調和を模索する中で見えてくる未来の可能性や新しいアプローチについて、一緒に考えてみませんか?家族とキャリアの両立がもたらす幸せな未来を描く一助となる情報をお届けします。

  • たまにはガジェットも喋らせて

    男がガジェットについて喋るとろくなことがない

最近の記事

育休66日目 育休中1日のスケジュール

育休2か月を終えて、日課が安定してきた。 1日のスケジュールはこんな感じ。 0:00 授乳 妻担当 3:00 授乳 僕が担当 再度就寝 6:00 授乳 ここで僕は起床 6:30 朝食の準備 7:00 家族で朝食 7:30 小学校まで息子を送る 8:00 身支度・掃除・洗濯など 9:00 授乳 9:30 妻と娘と散歩 10:00 フリータイム 食材の買い出しなど 11:30 昼食の準備 12:00 授乳 12:30 昼食 13:30 フリータイム テレビや読書など 15:00

    • 育休60日目 夜間育児に"電気ケトル"なしでは戦えない

      これはガジェットのレビューだ。 調乳を制する者が、夜間育児を制する夜間の育児は苦行の極みである。 しかし、親の登竜門でもある。 特に"夜間の授乳"は最も困難な修行だ。 僕たちはミルクで授乳するので、いかに素早く粉ミルクを溶かし、最適温度 にするかがポイントなのだ。 調乳を制する者が、夜間育児を制する。 そして授乳をするために、電気ケトルはマストだ。 結論から言おう。 この電気ケトルが"優勝"だ。 泣き始めてからお湯を沸かしている場合ではない粉ミルクを溶かすためには、

      • 育休54日目 目指すのは「制度の充実」ではなく「わかり合える関係」

        つい先日の報道である。 1人の女性が生涯で出産する子どもの数を示す「合計特殊出生率」が「1.20」となり、過去最低となったようだ。 子育てする社員の同僚を支援する制度少子化の進行は、とどまる所を知らない。 そんな報道の裏で、ある会社は社内同僚に対して気を遣うことなく産休・育休を取得することができる制度を始めたそうだ。 簡単にまとめると、 ・育休を取得すると取得者のボーナスは激減する ・その減った育休取得者分のボーナスを同僚に分配する これは子育てする当事者だけでなく、関

        • 育休47日目 夜間育児はいつか必ず終わる

          夜間育児に備え、いつも通り21時に就寝した。 ついに闇に光が差した少し寝ただろうか。 娘が泣き出し、目が覚めた。 寝ぼけ眼で時計を確認すると、既に午前4時だった。 『うわ!やばいッ!寝過ごした!』 寝起きで全く頭が働かない。 え?寝過ごした?ずっと泣いていた? いや、違うぞ。 記憶を遡っても、3時間前にミルクはあげていない。 リビングに行っても、妻が授乳した形跡はない。 なんと、娘は寝てから一度も起きていなかった。 7時間、しっかり熟睡していた。 娘との生活は現在

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        記事

          育休45日目 妻にかかった呪いを、今度は僕が解く

          ※本記事は、母乳神話について触れますが、完全母乳育児を全面的に否定するわけではありません。僕たち夫婦の在り方を考えた結果、ミルクで子育てをしています。 先日、僕は妻と乾杯をした。 スシローのテイクアウトにビールと白ワインを添え、娘の生誕1か月記念を祝った。 家族4人で宴を催す。 9か月ぶりの晩酌は、至福のひとときだった。 呪われた夫を解放する妻遡ること3か月。 僕は妻に"禁酒"という呪いをかけられた。 それから今日までの間、(建前では)僕はアルコールを摂取していない。

          育休45日目 妻にかかった呪いを、今度は僕が解く

          育休40日目 働きたくないフルタイム教員 VS 働きたい育休教員

          育休を取得することを職場で報告したら、ある先生に言われたことが今でも忘れられない。 「私、先生の代わりに赤ちゃんのお世話するから、代わりに働いてよ!」 は?衝撃的だった。 結構なガチトーンだったから、茶化すのに戸惑った。 適当に「じゃあよろしくお願いします!笑」みたいな返事をした。 働きたくないフルタイム教員このような(働くことに対して)ネガティブな発言は、職員室で耳にすることがある。 「宝くじが当たったら仕事辞めようかな」とか。 「飽きてきたから異動したいな」とか。

          育休40日目 働きたくないフルタイム教員 VS 働きたい育休教員

          育休36日目 1か月の育休じゃ足りねーわ

          ※下記の"育休"は、公立学校教員について言及したもであり、民間企業について示すものではありません。特別休暇や給与計算システムはすべて前者に帰属します。 1か月の育休じゃ足りねーわ娘が誕生し、1か月が経過した。 それは同時に、育児休暇を取得して経過した時間でもある。 育児や家事に撲殺されそうになりながらも、妻との協同体制や、実家の協力、また職場のお心遣いなど、多くの手厚いサポートにより、なんとか家族全員元気で過ごしております。 「1か月」をもって、育休を終了し仕事に復帰す

          育休36日目 1か月の育休じゃ足りねーわ

          育休32日目 二人体制なら火の中水の底でも

          先日、息子が急に嘔吐した。 明らかに顔色が悪く、学校へ行かせる場合ではない。 子どもに休まれると家族全員にとって負かつて共働き状態だったときは、なるべく休ませないように無理にでも息子を保育所へねじ込んでいた。 休ませると、ルーティーンワークが一気に崩れ、その対応に追われるのが面倒だったから。 看護のため、仕事を休むのは夫婦どちらか一人だった。 でもその状況を作ること自体が面倒なのだ。 どちらが休む? 休んでる間の職場の代替どうする? 昼ご飯の準備してないからどうしよ?

          育休32日目 二人体制なら火の中水の底でも

          HUAWEI FreeClipは世界を解放した

          育休は28日目を迎える。 日頃考えていることは『いかに育児ストレスをフリーにするか』ということ。 そのために、便利で役立っているモノをどうか聞いてほしい! HUAWEI FreeClipオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン。 僕の生活に革命が起きた。 これまでイヤホンやヘッドホンは、閉鎖を招いていた。 リスナーひとりだけの世界をつくると同時に、同じ空間にいる他の人に壁を作っていた。 なぜなら聴こえる世界は、たった「ひとつ」だから。 しかしこのマシンは、その壁を打ち砕いた。

          育休24日目 働くという意味を育休で考える

          育休で自宅にこもり続けると、情報源がテレビとSNSに偏る。 あるニュースが、目に留まった。 報道によると、退職代行サービスが繁忙だそうだ。 大型連休が終了し世間では働きたくない人がたくさんいる。 僕は働く代わりに育児に専念しているが、2つ感じた。 働くという意味働くことには意味がある。 そして各々の使命がある。 お客さんを喜ばせる。 利益を上げる。 チームに貢献する。 充足感を得る。 スキルを高める。 経験を積む。 報酬を得る。 家族を養う。 あらゆる使命に突き動か

          育休24日目 働くという意味を育休で考える

          育休22日目 育休の過ごし方、これでいいのか?

          育休中は、時間がある。 それは事実だ。 とにかくスキルアップしてやるんだ。育休に入る前は、子育てしながらもこの間にやりたいことを沢山あげていた。 隙間時間に、とにかくスキルアップしてやるんだ。 ・ランニングする ・Google for Education 認定教育者資格を取る ・マイクロソフト認定教育者資格を取る ・VBAを学ぶ ・育休noteを書く ・気になっている本を読み漁る ・テンキーを左手で操作できるようになる しかし全く進んでいないしかし、育休が始まって22日

          育休22日目 育休の過ごし方、これでいいのか?

          育休18日目 新生児と過ごす1ヶ月目は苦行の極み

          ※修行や苦行という記載はありますが、本記事は仏教や儒教などとは一切関係はありません。 1週間ぶりに自家用車を運転した。 そこで気が付いた。 空って青かったんだな。 新生児と妻が退院して早1週間。 新生活が始まった。 それは予想していた円満な生活とは裏腹に、難行苦行だった。 多くの家庭では、里帰り出産をする。 新生児を祖父母と一緒に育て、ひと段落したら帰宅する。 しかし僕たちは違う。 なぜなら僕が育休を取得したからだ。 父が自宅で全面的に育児することができる。 だから妻と

          育休18日目 新生児と過ごす1ヶ月目は苦行の極み

          育休11日目 退院する妻と子を迎える

          本日、妻と子が退院する。 夫はどう迎えればいいだろうか? 自宅で夫ができることは何か?盛大に歓迎したい気持ちはあるが、何をしてくれたら一番うれしいんだろうか。 朝食を息子と食べながら考えていた。 花を用意したり、メッセージを用意したり、プレゼントを渡したり、いくらでも妻を感動させる手段はある。 でも、なんかそうじゃない気がしてならない。 特別な日なんだけど、特別な日じゃない。 新たな4人での生活の始まり。 スタートラインはどういう状態が理想だろう。 僕は掃除したこれか

          育休11日目 退院する妻と子を迎える

          育休9日目 ワンオペは己との闘い

          無事出産を終えた妻は、現在病院で入院中。 新生児も一緒にいる。 家にいるのは、僕と長男の2人だけ。 そう。2人だけの生活を現在進行中。 長男と2人だけのときは、何故か余裕がない家事なんて余裕よ。 洗濯も、掃除も、料理も、皿洗いも、朝飯前さ。 ただし、それは1人でいるときに限る。 長男と2人だけのときは、何故か余裕がない。 朝飯を食う暇もないくらい。 余裕がない理由はわかっている。 一緒に遊んでほしいのだ。 宿題を見てほしいのだ。 明日の準備を一緒にしてほしいのだ。 かまっ

          育休4日目 ようこそ初めまして

          4月18日(木) 天気はくもり 気温は17℃ 昨日の夏日と比べて、空は控えめだった。 17時58分 ひとりの女の子の人生が始まった。 ようこそ、私たちのもとへ。 初めまして、これからよろしくお願いします。 さっきまでくもりだったのに、こんなときだけ天はやさしい。 いのちの始まりを象徴するかような、雲を突き抜ける眩しい夕焼けだった。

          育休3日目 出産前日の心境

          今日、心の底から育休をとってよかったと思えた。 いよいよ明日は出産今日、妻は入院する。 カイザー(帝王切開)を予定しているので、出産前日から病院に入る。 そんな妻は、朝からどこかぎこちない。 どうやら心配しているらしい。 妻曰く、心配は2点。 ・一つは、腹を切ること。 ・もう一つは、赤ちゃんを産むこと。 誰だって身体を切り開くのは、嫌悪である。 ましてや新たな命を目前に、文字通り命がけの手術となる。 ちなみにカイザーは全体の出産のうち約22.4%、つまり5人に1人の妊