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育休60日目 夜間育児に"電気ケトル"なしでは戦えない

これはガジェットのレビューだ。


調乳を制する者が、夜間育児を制する

夜間の育児は苦行の極みである。
しかし、親の登竜門でもある。

特に"夜間の授乳"は最も困難な修行だ。
僕たちはミルクで授乳するので、いかに素早く粉ミルクを溶かし、最適温度
にするか
がポイントなのだ。
調乳を制する者が、夜間育児を制する。

そして授乳をするために、電気ケトルはマストだ。

結論から言おう。
この電気ケトルが"優勝"だ。

泣き始めてからお湯を沸かしている場合ではない

粉ミルクを溶かすためには、熱湯が必要だ。
しかし、赤ちゃんが泣き始めてからお湯を沸かそうものなら、授乳までに少なくとも10分はかかるだろう。
睡魔に襲われながらの泣き声は、喧しいという言葉以外当てはまらない。
赤ちゃんを泣かしておくのは、お互いストレスフルなのだ。

そこで就寝前に熱湯をつくり、保温できれば解決する。

魔法瓶じゃダメなの?

保温といえば魔法瓶。
THERMOSといい象印といい、日本には高性能の魔法瓶が簡単に手に入る。

しかし、魔法瓶じゃ全然ダメだった
なぜなら保温効果が高すぎて、お湯が全く冷めないのである。
つまり魔法瓶に入れたお湯の温度が一晩中保温されてしまうため、溶かした粉ミルクを冷ますまでに時間が大幅にかかる。

「粉ミルクが溶ける」と「飲める温度に戻る」のそれぞれの時間とコストで損益分岐グラフが描かれ、その交点を僕たちは求めている。
経済の知識は、育児でも大活躍するのだ。

なら、熱すぎないお湯を作ってくれて、尚且つ保温機能を盛り込んだマシンがあれば解決する!

70℃のお湯をつくれるケトルが正解

調乳には、70℃以上の熱湯が必要だそうだ。
※70℃という温度設定はWHOが守れってどうも五月蠅くて…。

火傷に気をつけて、70°C 以上にまで冷却した適量の沸騰させた水を、清潔で滅菌済みのコップあるいは哺乳ビンに注ぐ。湯の温度は滅菌した温度計を使用して測るべきである。

世界保健機関(WHO)及び国連食糧農業機関(FAO)による
「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」

だから70℃のお湯をつくってくれるケトルを僕たちは探した。
そして見つけたのが、この意味不明ブランドUmimileの電気ケトルだった。

温度設定した後はその温度で保温してくれる!

育児初日に、調乳する面倒に気づき、翌朝すぐに購入した。
プライム会員で心底よかったと思えたのは、この時ぐらいだ。

これで、いつでも70℃のお湯が保温状態で手に入る。
お陰で調乳時間(特にミルクを冷ます時間)が大幅に削減された。
夜間に泣き声で起こされるのは不快ではあるが、泣き止まない時間が短くなり、初日と比較しても明らかにそのストレスが軽減されたと感じる。

テクノロジーは育児を楽にする

娘が病院から帰ってきて、今日までの間、このケトルは毎日活躍している。
育児のパートナーと言っても過言ではない。
しかも、お手頃価格で即日手に入れることができた。

昔に比べて子育てしづらい現代だけど、子育てに便利なグッズは以前よりも沢山開発されている。
テクノロジーは、あらゆる無駄を排除するためにある、と改めて実感した。
少しでも育児が楽になれば、親の子育てに対する向き合い方は変わる。

あとがき

当初、夜間育児は「そもそも、調乳する必要がない液体ミルクを買えば解決すんじゃね?」と思ってたけど、1本250円という高級価格でビビった。
僕たちの元気の源である"プレミアムモルツ"と同価格と考えたら、さすがに手が出ない。

あとモニターが大きくてシックなブラックカラーの類似商品もあった。
これもカッコいいね。

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