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育休9日目 ワンオペは己との闘い

無事出産を終えた妻は、現在病院で入院中。
新生児も一緒にいる。
家にいるのは、僕と長男の2人だけ。
そう。2人だけの生活を現在進行中。


長男と2人だけのときは、何故か余裕がない

家事なんて余裕よ。
洗濯も、掃除も、料理も、皿洗いも、朝飯前さ。
ただし、それは1人でいるときに限る。
長男と2人だけのときは、何故か余裕がない。
朝飯を食う暇もないくらい。

余裕がない理由はわかっている。
一緒に遊んでほしいのだ。
宿題を見てほしいのだ。
明日の準備を一緒にしてほしいのだ。
かまってほしいのだ。
ひっきりなしに息子は僕に要求する。

母がいないだけで、子どものメンタルが大きく変化する。
甘えたくなる気持ちは分かったつもりだった。

そんな時に限って、子どもは容赦ない

かまってあげたい気持ちはもちろんある。
しかしこちらにも事情がある。
あれもやらなきゃ。
これもやらなきゃ。
あぁ!忘れてた。メモっとこう。

やるべきタスクが増えると、だんだんと余裕がなくなってくる。
そんな時に限って、子どもは容赦ない。

帰宅を出迎えても、調子に乗って親をからかう。
手洗いうがいをサボる。
お茶を冷やしていないことに落胆する。
ランドセルは床に置きっぱなし。
菓子を要求。
菓子のごみもソファに放置。
菓子のおかわりをせがむ。
宿題をせずテレビを観ている。
やっと宿題に取り掛かったと思えばまず文句。
「難しい」と文句。
「面倒だ」と文句。
文句文句文句。
そして鉛筆の持ち方がおかしい。
矯正すると不機嫌。
花丸をもらうためにやたら時間をかけて丁寧な文字を書く。
そうなると「全然終わらない」とまた文句。
ようやく終わったかと思えば、宿題も床に放置。

タスクの合間に畳みかける。
イライラのボルテージは上昇の一途を辿る。
いつ怒鳴ってもおかしくないくらい不安定になる。

そんなことどーでもよくね?

一旦自分を落ち着かせるため、家事に移る。
今回はなんとか昇華することができた。

今日やるべきすべてを終了させ、長男を寝かしつけた。
直後にこの文章を書きながら、自分で思った。

そんなことどーでもよくね?

自分でもびっくりした。
僕は何を苛立っていたんだろう。
完璧にこなしてくれる息子を期待していたのだろうか。
もしそうであれば、意識を今すぐに変えなければならない。
変えるのは己の考えだ。

まず最優先は、家族の精神衛生だ。
現在家族がバラバラで過ごしている。
いつもと状況が違うからこそ、いつも以上にメンタルを大切にしなければ。

まずは受け入れよう。
そして必要に応じて許そう。
母がいないことは、息子にとって相当な負担に違いない。

そして僕も戦おう。
相手は過去の自分や固定概念。
これまでの意識を変える闘いを始めよう。

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