次会えるのは何億光年先かわからないのに
2024年6月30日
実際には言っていないのに、会いたいと言った、夢。
昨夜と同じ場所、人、場面進行なのに、台詞だけが違っている、夢。
同じ歌を二回目に違う歌詞で歌っているような。どちらが本当の昨夜の出来事なのか。
酒と夢が合わさって、朝の私を騙しにかかる。
人々は立ち上がり拍手をして、拳をぶつけ、名前を呼び、音楽は大きくなり、ドラムの酔っ払いはコードの根音を歌い叫び、角に座るギタリストの目のきらめき、東京とこちらのマス目の濃度、いつもドレスの私は鬼太郎、しおれた朝日、