のんあるナチュラル、
2023年8月10日
訳あって、この人生、お酒を飲み出してから初めての11日連続禁酒中。
そして大抵リハーサルというものは起き抜けの時間帯に行われるのであり(日中ということです)、ばきばきベルカント発声の曲をピアノのゆきちゃんと合わせる日でありました。
いつもの寝ぼけ眼で声を出す。
するとどうしたことでしょう。
あふれる、とはこういうことだな。
自分の声なのにごめんな。おそらく100thラベルオーパスワン、芳醇なベルベットみたいなワインが、口からあふれ出てくるんです。(100thてぷち謙遜したから許して)
ワインを飲まなくなったらワインが口から出てくるということか。
私がワインを飲まない間は、皆さんに私のワインを飲ませて差し上げますね。
このまま禁酒を続けると、そのうち枝から枝から発酵し熟した果汁が滴り落ちる、葡萄の木になりそうです。
そう、のんあるナチュラルハイはもう始まっているの。
ゆきちゃんとまた、リハーサル終わり私の時間帯、深夜23時半頃から夜の街歩きをしました。
お馴染みアイリッシュパブグラスホッパーに窓越しに手をふり、昼は可愛い看板娘のいる八百屋の前を通り、いつものスナックのマスターがタクシーに乗るお客さんを送るのを眺め、ガールズバーの細い女の子が高いヒールを履いて、若者たちが、盆休み前の人たちが、どこまでも続く広い道路をうろうろして、、
私たちは夜の帝王ジェイコブの主催する、未来のフラメンコディナーショーへ。
ゆきちゃんと二人、手にはのんある。
本番は5日後。
ワイングラスをどうぞお手元にご用意ください。
のんあるナチュラル、ハイ。
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