次会えるのは何億光年先かわからないのに
2024年6月30日
実際には言っていないのに、会いたいと言った、夢。
昨夜と同じ場所、人、場面進行なのに、台詞だけが違っている、夢。
同じ歌を二回目に違う歌詞で歌っているような。どちらが本当の昨夜の出来事なのか。
酒と夢が合わさって、朝の私を騙しにかかる。
人々は立ち上がり拍手をして、拳をぶつけ、名前を呼び、音楽は大きくなり、ドラムの酔っ払いはコードの根音を歌い叫び、角に座るギタリストの目のきらめき、東京とこちらのマス目の濃度、いつもドレスの私は鬼太郎、しおれた朝日、若者は私のハンバーガーの残りを平らげ、なんだかやさしい背中の雰囲気?、会いたいって実際に言わずに、車で運ばれる。
楽しいBOBでのライブが終わって、胃痛。朝方に素麺を食べ過ぎた。
後はソファで枕を抱いて転がって、昨日のやり直しの台詞違いの夢をみて、どこから重ならないのか考えて、どちらが本当の出来事か考えて、猫のマーキング後を拭いて、昨日のまた同じところを拭いて、新しく覚えた曲の楽譜を書いて、酔歌を始めて歌って、また同じところを拭いて、今ソファで枕を抱いて転がって。
「次会えるのは何億光年先かわからないのに」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?