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記事一覧

ドレスコードはお題の帯!【石川智恵さん&ウエムラタカコさん】

先日の「夢訪庵展2021」にて、特別に帯をお借りしてちょっとした企画をさせていただきました。
名付けて「ドレスコードはお題の帯!」
こちらから夢訪庵の帯を事前にお送りし、その帯に合わせたコーディネートを自由に考えて個展にお越しいただきました。

ラストは仲良し二人組。ヘアメイクアップアーティストの石川智恵さんと、kapukiスタッフのウエムラタカコさん。

お二人には色違いの翼の帯を。
仲良しなお

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ドレスコードはお題の帯!【masa.eさん】

先日の「夢訪庵展2021」にて、特別に帯をお借りしてちょっとした企画をさせていただきました。
名付けて「ドレスコードはお題の帯!」
こちらから夢訪庵の帯を事前にお送りし、その帯に合わせたコーディネートを自由に考えて個展にお越しいただきました。

お次はmi-molletで取材をさせていただいたきっかけで、インスタグラムで交流させていただくようになったmasa.eさん。
キリッと美しい装いがとてもよ

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ドレスコードはお題の帯!【工藤満美さん】

先日の「夢訪庵展2021」にて、特別企画をさせていただきました。
名付けて「ドレスコードはお題の帯!」
こちらから夢訪庵の帯を事前にお送りし、その帯に合わせたコーディネートを自由に考えて個展にお越しいただきました。

お二人目はファッションスタイリストの工藤満美さん。
彼女はさまざまな職種の女性ランナーが集まり、ランニングを通して、毎日を豊かにするアイデアを発信している一般社団法人ランガール(Ru

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ドレスコードはお題の帯!【伊藤仁美さん】

先日の「夢訪庵展2021」にて、特別に帯をお借りしてちょっとした企画をさせていただきました。
名付けて「ドレスコードはお題の帯!」
こちらから夢訪庵の帯を事前にお送りし、その帯に合わせたコーディネートを自由に考えて個展にお越しいただきました。

まずはお一人目。
立ち姿さえもお美しい着物家の伊藤仁美さん。
彼女には可憐な蝶の帯を。

普段お選びにならないだろうなと思いながらも、「可愛い仁美さんが見

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義父と着物からもらった、義母との幸せ時間

義父と着物からもらった、義母との幸せ時間

今回はInstagramを通して取材のお願いをしました。大人の品格で優雅に着物を着こなすお姿が素敵なマグノリアさんです。

桜の花が舞い散る季節にお待ち合わせ。すらりと背の高いマグノリアさん。凛とした佇まいに、柔らかな優しいお人柄で魅力あふれる女性でした。

「着物は色や、季節を踏まえてコーディネートできるのが楽しいですよね。他にも魅力はたくさんありますが、お店に行くとつらくなってしまうことも。あ

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成人式は私が自分で振袖を着る

成人式は私が自分で振袖を着る

今回は、私の「ママ友」、村上かおりさんをご紹介します。10年以上前に、息子が通っていた幼稚園で出会いました。
かおりさんは、園庭にただ佇んで息子さんを見守る姿さえも美しいお母さんでした。その後しばらくしてお茶やお華を嗜み、箏曲の先生であることを知り、「やはり!」と納得したことを覚えています。

かおりさんは高校生のころに、成人式の振袖を自分で着たいと思ったことが着物を着るきっかけだったそうです。

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彼女が着物を「着ない」理由

彼女が着物を「着ない」理由

今回は、フリーランスでPR&マネージメント業務を行う宇田川佳子さん。
さまざまな職種の女性ランナーが集まり、ランニングを通して、毎日を豊かにするアイデアを発信している一般社団法人ランガール(RunGirl)の代表も務めています。
かれこれ20年近くの付き合いですが、バイタリティ溢れる魅力的な女性だと、会うたびに感じる友人のひとりです。

実は彼女、まったく着物を着ません。

でもそれも「着物のリア

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広がる着物の輪。子どもの卒業式、クラスのほとんどの母が着物で出席するまでに

広がる着物の輪。子どもの卒業式、クラスのほとんどの母が着物で出席するまでに



幼いころのりょうさん(右)。お茶の先生だった母に、よく着物を着せてもらっていたそうです。

着物は母が着付けてくれるもの

幼少の頃より着物が好きだったりょうさん。
成人後も、友人の結婚式や大学の卒業式に振袖で出席していた彼女が結婚し、子供を授かった後も、お宮参りや七五三などお祝いの席で着物を着ることは、ごく自然のことでした。
子供のころからずっと、着物は母が着せてくれるものでした。

長男の

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着物とSNSがもたらした、年代も性格も異なる仲間との幸せな出会い

着物とSNSがもたらした、年代も性格も異なる仲間との幸せな出会い

今回は下町の風情が漂う場所、浅草にて安達真紀子さんとお待ち合わせ。彼女が着物に興味を持ったのは20代の頃。初めての着物は、お母様の真っ赤な綸子に番傘柄の小紋だったそうです。

ショートカットスタイルで肩の力の抜けた、粋な着こなしの安達真紀子さん。たくさんの色を自由に美しく組み合わせ、着物ならではの彩りを楽しむ装いです。

「その後、自分の着物が欲しいと思い、付け下げなどを揃えました」

お仕立てを

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幼き日に培われた美意識で、いつも心が動くのは古典。きものも、音楽も

幼き日に培われた美意識で、いつも心が動くのは古典。きものも、音楽も

今回は、音楽家である小林かおりさんにお話を伺いました。

チェンバロ楽器の演奏活動や、サロンコンサートのプロデュースの他、指導者としてもご活躍中です。

「チェンバロとは、バロック音楽で用いられる楽器で、ピアノより歴史が旧く、実は一度途絶えていました。それを再び蘇らせようと活動をしている先生方と出会い、私も導かれるままに演奏をするようになりました。

取材は紅葉の名残を楽しめる晩秋でした。肌寒く感

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着物から始まる会話。世代も国籍も超える、軽やかに

着物から始まる会話。世代も国籍も超える、軽やかに

ロンドンを起点に、世界各国の最先端の情報を発信するフリーペーパー「タイムアウト」。現在は、315都市58か国、13言語で展開中のグローバルブランドです。
日本版「タイムアウト東京」で副代表を務める東谷彰子さんも着物を愛するおひとり。

夏の江戸小紋を纏う東谷彰子さん。モノトーンの組み合わせに、蛍光グリーンのような鮮やかな発色の帯揚げをアクセントに。

大学時代、着物で接客する懐石料理屋でアルバイト

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流行を追うことなく、他人に左右されない着物は、似合うものが必ずある

流行を追うことなく、他人に左右されない着物は、似合うものが必ずある



丸山寛子さん。彼女がしている帯留めは、寛子さんのアイデアを伝え、友人に作ってもらったもの。色や柄を組み合わせることで生まれる美しさ。そこに寛子さんが生み出すクリエイティブな発想できもののおしゃれを楽しんでいます。

ファッションが大好きだった若いころ、着物に夢中ないま。

独身時代は東京・青山にオフィスのある、ファッション関係のクライアントを多く持つ代理店に勤めていた丸山寛子さん。当時は彼女自

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【募集】着物スナップから見つけるリアルクローズ

【募集】着物スナップから見つけるリアルクローズ

着物が好きで、まだ着物に興味がない人に、どうしたらこの想いを伝えられるか。

ずっとそんなことを考えていました。

知っていて着ないならいいんです。でも知らないで選ばないならもったいない!

着物の楽しさ、美しさをもっと多くの人に知ってほしい。

そして着物の裾野を広げたい。

私ひとりがいくら言っても伝えられないことがあると思い、先日、講談社のウェブマガジンmi-molletで、今の女性がどのよ

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