ジャンヌ・デュ・バリー国王最期の愛人
{シネマガイド}
フランス革命前、ルイ十五世の公妾(こうしょう)となったジャンヌ
は、私生児として田舎の貧しい家に生まれた。娼婦のような生活を送っ
ていたが、美しく成長した彼女を或る伯爵(デュ・バリー伯爵)に見
いだされベルサユ宮殿にも出入りするようになる。美貌と自由な振る
舞いにルイ十五世は、魅了されてジャンヌを愛するようになる。つい
に王室によって認められた公妾の地位を得るのである。
(公妾は、王の個人的な愛人のみならず社交界に出席したりあるとき
には政治にも口出しする)