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坂道いろいろ

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#jpop

英語詞を中心に乃木坂46「Actually...」分析

この1週間は乃木坂ファンにとっては激動の1週間でした。
新センターの中西アルノさんが爆誕しましたね。
もちろん一人のファンとして言いたいことはありますが、とりあえず話題に振り回されずに私ならではの新曲「Actually…」を分析しようと思います。
運営としてはセンセーショナルなお披露目だったので勝利なのでしょう。

英語詞

冒頭と2サビの後に英語の詞があるというのがこの曲の大きな特徴です。メンバ

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乃木坂28th「君に叱られた」について

乃木坂46の28枚目シングル表題曲「君に叱られた」のMVが公開されたので感想を書きます。

背負うものは大きい作品既に主力として定着済みの賀喜遥香さんを満を持してセンターに迎えたのはもちろん、彼女への当て書きというのは言い過ぎですが彼女の描くアイドルの姿を重ねやすい楽曲となっています。
パンデミックと共に作り手が迷走し、大物作曲家やら深い歌詞やらかっこいいスポーツカーやらと次々と話題を放り込んだだ

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乃木坂27th総評

先日乃木坂46の27枚目シングル「ごめんねFingers crossed」が発売されましたので分析します。

表題曲「ごめんねFingers crossed」他の記事でも述べているので手短に。
APPAZIさん、杉山勝彦さんという乃木坂ではお馴染みのビッグネームを使いました。一緒にすればいいものができるというのは甘いです。実際秋元系でも稀に見る酷い出来です。前作のように解禁前から作曲家をアピールす

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日向坂5th総評

乃木坂の26thに続き、先日発売された「君しか勝たん」について書きます。

表題曲「君しか勝たん」まず公開されたのが話題を狙った少しダサそうなタイトル。不安しかありませんでした。蓋を開けてみればタイトル・曲・歌詞・MVが日向坂46を標榜しつつ絶妙にハマっており、「青春の馬」以来の良作だと思いました。MVを見ているうちにあら不思議、メンバーの笑顔がこちらに移りました。アイドル楽曲はこうでないと。きゃ

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乃木坂26th全曲感想

配信版が解禁されましたね。
(27thに期待したいところです…)

『僕は僕を好きになる』
既に他の記事で取り上げているので割愛します。何度聴いても音の数の許す限り説教を詰め込んだ駄作だという評価は変わりません。
山下さんが可哀想です。

『明日がある理由』
以前にも少し触れましたが表題曲とテーマ、サビを中心に酷似しています。
これが共通カップリングだという事実に「シングルの2/3も割いて似たよう

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2021年はどうなる乃木坂46

世界中が生活の変化を余儀なくされた2020年もまもなく終わりです。
この記事を読んでいる方もどうかお身体に気をつけてくださいね。
以前7月に乃木坂46の配信限定楽曲『Route 246』がいかに酷いかを取り上げました。その気持ちは今も変わりませんが、やはり一人の乃木坂ファンとしてグループの未来を信じ引き続き見守ってきました。
結論を言えばかなり限界で、1年後もファンである自信があまりないです。

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「Route 246」と乃木坂46のこれから

日本を代表する作曲家、小室哲哉さんを迎えた乃木坂46の新曲Route 246が発表されましたね。多くの方が既に指摘されていますが、小室サウンド満載ながらも歌い手の女性アイドルにも配慮したエネルギー溢れる意欲作となっています。
しかしこの楽曲には私は大きく失望しました。

歌詞が酷い

友情がテーマということでサビで連呼されるHang in there!に象徴される「逆境に負けず頑張れ」というのがお

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