乃木坂26th全曲感想

配信版が解禁されましたね。
(27thに期待したいところです…)

『僕は僕を好きになる』
既に他の記事で取り上げているので割愛します。何度聴いても音の数の許す限り説教を詰め込んだ駄作だという評価は変わりません。
山下さんが可哀想です。

『明日がある理由』
以前にも少し触れましたが表題曲とテーマ、サビを中心に酷似しています。
これが共通カップリングだという事実に「シングルの2/3も割いて似たような駄作とかどうしてくれるのか」という気持ちです。
こんな曲を作り続ければそれこそ明日がなくなる、という皮肉を感じている次第です。

『Wilderness World』
某ゲームとのタイアップで生まれた楽曲。かっこよく闘う乃木坂を打ち出しており、「かっこいい」「すごい」という感想に甘んじたい方にはぴったりの曲です。もし『Route 246』という致命的な脱線がなければこの楽曲にもここまで辛口な評価をしなくていいんだろうな、と思う自分がいました。なぜならばテーマ、雰囲気、MVに至るまで全てが『246』を踏まえた妥協(方向転換ではない)の産物だからです。唯一の救いは「ゲームのため」という言い訳ができることでしょうか。

『口ほどにもないKISS』
私がアンダーメンバー贔屓だということを除いても本シングルで一番まともな曲です。
まさか乃木坂の曲に対してこんなことを言う日が来るとは思いませんでしたが、ちゃんと口ずさめる歌ですね。
説教もない上にMVが遊び心たっぷりながらしっかり考えさせ、楽しませてくれるので、繰り返し聴ける歌になっています。
まあ本シングルは殆どが駄作なので楽勝でしたね。

『冷たい水の中』
堀未央奈さんの卒業曲。
(どこかの表題曲とは違い)歌詞とMVがきちんと「乃木坂46の堀未央奈」という物語の完結に彩りを与えています。
ただ何度も聴きたいか、といえば別の話。そこもまた堀さんらしいのかもしれませんが(怒られそう)

『Out of the blue』
みんなの大好きな『I see...』の自己模倣であり、二匹目のドジョウはおろか駄作。MVもまさか(の急展開ではない)と思えば枕投げしているだけで「どうぞ音楽なしで特典映像でやっててください」が素直な感想。

『友情ピアス』
遠藤さくら&大園桃子のユニット曲。
ひたすらに微笑ましい、という感想を引き出すのに成功しているのでまあ合格点(他が酷過ぎますからね)。
大園さんの抜擢はおそらくあの企画が発端だと思いますが、完全に主役です。彼女の歌声に魅了されるためだけでも聴く価値があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?