きくちょ

音楽、特に洋楽とアイドルポップスが好きです。

きくちょ

音楽、特に洋楽とアイドルポップスが好きです。

マガジン

  • 坂道いろいろ

  • 心に響いた曲たち

    特に心に残った楽曲について語ります。

最近の記事

  • 固定された記事

YOASOBIという「アイドル」の行方

2021年に書いたYOASOBIについてのnoteを多くの方に読んで頂いています。 ありがとうございます。 そして約2年の月日が流れ去り、再びYOASOBIが音楽シーンのど真ん中に戻ってきました。 「アイドル」はOPである以上アニメや原作漫画とのシナジーが第一なのでしょう。 しかし既に多くの方が愛を込めて考察されているので敢えて触れません。 この楽曲の真の面白さは『【推しの子】』ワールドに留まるものではないと思います。 「アイドル」という楽曲を完成させたのは皮肉にも多く

    • 11thMVが公開されて、改めて日向坂が選抜制になったのだと感じた。誰かがいないなら日向坂じゃない、とは思ってない。実際ステージが手狭なのはずっと言われてることだし。だけどいざ濃縮されたらされたで狭く浅く感じてしまう、というのが違和感の辛うじての言語化かもしれない。難しい…

      • 私が愛してやまない8曲

        10曲選ぼうとしましたが無理矢理追加するより8曲で終わらせました。 もし自分が死んだ時はずっとこの曲たちをかけて欲しいものですね笑 Del Shannon “Runaway” (1961) 転調、ファルセット、間奏と仕掛けたっぷりながら2番すらないあっさりした曲。全てのパーツが無駄なく精巧に噛み合わさった、昔の曲らしい絶妙なバランス感覚を持つ。 例えばサビのワーワーは楽器のような正確さ、共感できるテーマ、そして遊び心の三拍子が揃っている。 そして透明感と荒っぽさとを兼ね備

        • 消費者がお金を勝手に落とすシステムがある限りクリエイターがまともなものを作らなくてもいい訳でクオリティにあれこれ物申したい人はお金を払わないという思い切った選択をせざるを得ない寂しい世の中。

        • 固定された記事

        YOASOBIという「アイドル」の行方

        • 11thMVが公開されて、改めて日向坂が選抜制になったのだと感じた。誰かがいないなら日向坂じゃない、とは思ってない。実際ステージが手狭なのはずっと言われてることだし。だけどいざ濃縮されたらされたで狭く浅く感じてしまう、というのが違和感の辛うじての言語化かもしれない。難しい…

        • 私が愛してやまない8曲

        • 消費者がお金を勝手に落とすシステムがある限りクリエイターがまともなものを作らなくてもいい訳でクオリティにあれこれ物申したい人はお金を払わないという思い切った選択をせざるを得ない寂しい世の中。

        マガジン

        • 坂道いろいろ
          20本
        • 心に響いた曲たち
          4本

        記事

          The Beatles “Now And Then” 感想

          2023年11月3日。ビートルズ最後の曲のMVが公開されました。 ビートルズによる「ビートルズ」についての歌 30年ほど前に「新曲」として発表された“Free as a Bird” “Real Love”はジョンの曲をビートルズとして完成させるといった方式でしたが、今作は意味合いが違います。 1970年代のジョン、1990年代のジョージ、そして2020年代のリンゴとポールの音源を組み合わせたこの曲は、その実現、存在自体がメッセージになっています。 ビートルズは愛をはじめ様

          The Beatles “Now And Then” 感想

          ビートルズ『赤盤』『青盤』新規収録曲について

          ビートルズ最後の曲“Now and Then”がまもなく発表になりますね。 同時に彼らのベスト盤である『1962-1966』『1967-1970』(以下、通称の『赤盤』『青盤』とします)が曲を追加された上でリミックス再販されるそうです。 まず、私自身父の所持していた『赤盤』『青盤』からビートルズに入ったので大きなバイアスがあることは認めますが、『赤盤』『青盤』はヒット曲だけでなく美味しいアルバム曲をくまなく収録した非常に出来の良いベストアルバムです。 ただビートルズはLP4

          ビートルズ『赤盤』『青盤』新規収録曲について

          「イマジン」は想像力の歌だ。想像力を捨てるな。

          最近ジョン・レノンの代表曲「イマジン」の新たな一面に気づき鳥肌が立っています。 これまでも(そしてこれからも)悲劇が繰り返される度にこの歌に言及する方は多いでしょう。 以前からこの歌が大好きだった私ですが、新たな解釈を共有させて頂きます。 世界中で愛されている「イマジン」はそのメッセージ性の強さゆえに賛否両論あります。 特に“no heaven”、“no hell”、“no religion too”といった宗教に触れる歌詞に違和感を憶える人が一定数いるそうです。 「

          「イマジン」は想像力の歌だ。想像力を捨てるな。

          2023.10.17 おひさまのぼやき。

          現在のおひさまの脳内を予測してみました。 ハピトレ。空席。2ndアルバム。4期生。なっちょ。紅白。 選抜についても一案書きました。 隣の芝生がとても青い 日向坂は何者か。日向坂はどこへ行くのか。 今が正念場、と連発するのは良くないですが、うーんと思っている方も多いでしょう。 他の坂道グループの新メンバーも定着しつつある中で最早「フレッシュ」ではなく、デビューから殊更にアピールされていた「苦労人」というアイデンティティも忘れ去られつつあります。ドーム行っちゃいましたしね。

          2023.10.17 おひさまのぼやき。

          「ゾッとする」って普通の感覚を持ってるなら極めて適切な発言。 なのに性犯罪者の名前を冠したグッズを駆け込みで買いに行く連中に配慮し、謝罪に追い込まれる。 つくづくおかしいですね。

          「ゾッとする」って普通の感覚を持ってるなら極めて適切な発言。 なのに性犯罪者の名前を冠したグッズを駆け込みで買いに行く連中に配慮し、謝罪に追い込まれる。 つくづくおかしいですね。

          清宮レイさんにYOASOBIの英語詞任せようよ。 なんならノースリバーさん召喚してもいい。 そしたら認めるぞ。YOASOBIをね。

          清宮レイさんにYOASOBIの英語詞任せようよ。 なんならノースリバーさん召喚してもいい。 そしたら認めるぞ。YOASOBIをね。

          アイドルファンってやっぱり怖いと思った瞬間

          女性アイドルをゆるく応援している者です。 最近某事務所の化けの皮が剥がれ様々な考えを持っている方もいると思いますが、自分への戒めも兼ねてnoteを書かせて頂きます。 2022年上半期、乃木坂46界隈は新センター関連で荒れていました。 同じ頃起こったのが古参メンバーで当時キャプテン(現在は卒業)のAさんの炎上。 エイプリルフールの日に同性の元メンバーと式を挙げる写真 これを2022年にSNSに投稿するのがまずいと思わない人の常識を疑います。 また、(感情は別として)厳しい

          アイドルファンってやっぱり怖いと思った瞬間

          弓木奈於さんについて考える

          OBKなんてとんでもない。彼女は芸術家なのです。 人間は言葉で考える、これは真実なのかもしれません。 何かの魅力を上手く言語化できない、という方に一言。 そもそも言語化しなければならないという前提がおかしいです。 型にはまっているだけではつまらなくありませんか。 そういう方にこそ、弓木奈於さんというアイドルを見て欲しいです。 Very November. Today is December. 今日は12月だけどとても11月っぽいという絶妙な感性。 (私からすればこれを書い

          弓木奈於さんについて考える

          さよならyouth case

          ※一個人の感想です。クリエイターの才能や功績は評価しています。 今回のジャニーズ事務所関連の騒動を受けて、私は一つの決意をしました。 「音楽ユニットyouth caseの携わった楽曲を一切聴かないこと」 youth caseとの出会い まず、私はジャニーズファンではありません。 高校時代に嵐が流行っていたのでお勉強も兼ねてベストアルバムを聴き込んでいました。当然そんなマイブームというほどでもないものもすぐに過ぎ去りました。 最近漸く話題になり始めた悍ましい過去についても

          さよならyouth case

          The Alan Parsons Project “Eye in the Sky” (1982)

          プログレのノウハウをポップなコンセプトアルバムへと昇華したアラン・パーソンズ・プロジェクトの最大のヒット曲で同名アルバムの表題曲。 ビルボード(Hot 100です、念のため)で最高3位を獲得しています。 深読みすれば管理社会を彷彿とさせる不気味な歌詞にもかかわらず、非の打ち所がない美しいメロディが光ります。 最初のサビが終わった後は曲の勢いだけでアートとポップのバランスを絶妙に保ちながら駆け抜けていくところもひとえに楽曲の良さによるものですね。 私が個人的にこの曲の要、心

          The Alan Parsons Project “Eye in the Sky” (1982)

          2023.7.18 3行日記

          帰宅。暑い、何はともあれシャワーだシャワーだ。 ガス入れようとして気づく「冷水でいいじゃん」 夏の訪れを感じるこの頃。 #3行日記 #夏の思い出

          2023.7.18 3行日記

          “We Didn’t Start the Fire”アップデート版を聴いて

          アメリカのグループFall Out Boyがビリー・ジョエルの1989年のヒット曲、“We Didn’t Start the Fire”のカバーをリリースしました。 オリジナルは1948年から1989年までの歴史をほぼ時系列順に追いかけた曲です。 リリースのタイミングがちょうど東欧革命の真っ只中ということも相まって一時代の記録として強烈な印象を残し、ビリーの曲では珍しくビルボード1位を獲得しています。 歌詞も併記したバージョン(非公式)がこちらです。 そしてカバー版。1

          “We Didn’t Start the Fire”アップデート版を聴いて