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12話: 吃音中高校生の支援その1/小林先生の論文より

こんにちわ。ニッチな吃音の話を提供する医師の菊池です。

皆様は、3/20の福岡言友会主催の第13回九州・中高校生吃音者のつどいを申し込まれたでしょうか?
オンラインもありますので、ぜひお申込みください。

さて、中高校生のつどいを運営する方に、アイスブレークは何をすれば良いのか、悩ませる所です。

吃音のある大学教授の小林宏明先生が、中高校生のつどいの経験をまとめた論文を見つけました。

その中で、サイレント自己紹介、他己紹介、ジェスチャーゲーム、話し言葉を使わないコミュニケーション、共通点を探そう、あなたはどっち?、マニアックな話大会、ルーレットトークのアイスブレークがありました。

普段の例会でも使えそうですね。

小林宏明. 第6章Ⅱ「『吃音のある中高生のつどい』」開催の実践について. 国立特別支援教育総合研究所. より引用。

実際、吃音の話し合いにつかった活動例もありました。

吃音ミニレクチャー、吃音Q and A、言友会の方の中高生時代の体験談を聞こう、吃音で困ったこと発表、吃音の切り抜け方を考えよう、新学期の不安と悩み、ディスカッション、カードdeトークなどがあります。

小林宏明. 第6章Ⅱ「『吃音のある中高生のつどい』」開催の実践について. 国立特別支援教育総合研究所. より引用。

なかなか、吃音のある中高校生の支援は、ボランティアで長続きが難しいです。国、行政の支援体制が作れたらいいな、と考えています。

専属に雇用された担当者がいると、充実していくのかとは思います。

各地で支援の輪が広がりますように。

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菊池良和/吃音のある医師
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