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空と影 ーはじめまして、編集部ですー

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新米編集部たちが日々のことを綴ります。聞きながら感じ、書きながら考えてゆきたい。
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2020年5月の記事一覧

04文通_よそおいの向こうへ

04文通_よそおいの向こうへ

空さんと谷端さんの文通、第4回目の更新です。(3回目はこちら)
当たり前ってなんでしょう、表現ってなんでしょう。それぞれの街から、季節を感じながらぜひお読みください。

ばたこちゃんへ

5月に入って急にバタバタとしてしまい、少し期間が空いてしまいました。
柳宗悦は私もすごく気になっていた人のひとりだったので、ばたこちゃんとはますます会って話したくなりました!民芸活動やデザイン、まだまだ学びきれて

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stand fmにてお便りお待ちしています

stand fmにてお便りお待ちしています

みなさん、こんにちは。編集長の工藤です。「列島ききがきノート」では、新たな取り組みとして音声メディアを始めました。

2つのチャンネルでは、それぞれ聴いてくれている皆さんからのお便りをお待ちしています。

「この島のどこかで」では、あなたの街のいいところを募集中。

「この街の夜から」では、最近考えていることや悩み、感想などを募集中。

お時間あるときにぜひ聴いてみてくださいね。そして、お便りもお

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波の先、空の下で出会った笑顔

波の先、空の下で出会った笑顔

東京から夜行バスで9時間。この日は数十年に1度の大雪でフェリーが欠航。私は2日がかりで、ある島にたどり着いた。

大学生には時間があると行っても、せいぜい4年。そのなかで、授業も就活もあるので自由に使える長期休みはそれほど多くないと感じている。

大学の課題に追われていた2019年の12月。気づいたら大学での課題は、「やりたいこと」から、「やらなくてはいけないこと」へ変わってしまっていた。現実逃避

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音声メディアを(2つ)はじめます

音声メディアを(2つ)はじめます

最近はもっぱら「文通」と「詩」のコンテンツが多いですが、もともと列島ききがきノートは「インタビュー記事」と「エッセイ」を扱っていました。

10代20代にとっての習作と小品の広場でありたいと思う私たちにとって、記事やエッセイを書きたい若い世代と、文章で遊べる場をつくるのは自然なことでした。

ただ、コロナ禍の状況でインタビューを行うのは難しいですし、エッセイというのも案外ハードルが高く、「誰に向け

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01文通_土の匂い、わたしの揺らぎ

01文通_土の匂い、わたしの揺らぎ

コロナ禍になってから、自宅にいる時間も増えることだし…と思ってベランダでガーデニングを始めました。家という変化が少ない空間で過ごすなか、日に日に姿を変える植物は穏やかな刺激をくれます。

今日から始まる文通は、視界の片隅に「自然」を入れて生きてきた2人の学生のやり取りです。ずっとどこかで自然を感じて暮らしてきたから、今の状況になってもあたりまえみたいに土の匂いを感じています。

多くが制限されてい

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05文通_たわいもない話を。

05文通_たわいもない話を。

編集長と、高校2年生・道前さんの文通を更新します。(1つ前の更新はこちら)今回は世の中の話からお笑いのことまで幅広く…。いろんなことを自由に話せるのが文通のいいところ。なんでも話そう。

道前さん

こんにちは。
東京は暖かくなってきたので、最近はベランダのテーブルでお仕事をしています。隣の家の窓が開く音とか、子供が喋る声とか、意外といろんな生活が聞こえてくるんだなぁって。13年住んでいて初めて気

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03文通_よそおいの向こうへ

03文通_よそおいの向こうへ

空さんと谷端さんの文通、第3回です。(2回目はこちら)
嘘のない人生を生きていきたいと思う2人の等身大のやり取り、20代の同世代に読んでほしいです。

ばたこちゃんへ

すこし返事が遅くなってしまいました。
「今はみんなと違う景色を見れている」って言葉。本当にそうだなぁと思いつつ、私はまだ迷ってばかりいるので、盆栽家の仕事に誇りを持っているばたこちゃんがとてもかっこよく見えます。

盆栽の道を決め

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