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【理系ホイホイ】中学時代に発見した、時間と年齢に関する新理論。

今は亡き、私のひいおばあちゃんが90歳手前のときだった気がする。中学生の私はアホヅラでこんな質問をした。

「ねぇねぇ、ばあちゃん。90歳になると、
 1年ってあっという間に感じるの?」

ひいばあちゃんは、なんと答えたか。

「あっちゅ〜間だじょ〜」
ほげ〜!


中学生だった私は「ほげ〜!」と言っただけの気がする。だって、当時の私の年齢での1年の体感速度はそれはそれは遅く「次の大晦日が来るまで、また1年も待つのかぁ」と思ってたから。


妻と結婚したときの私は28歳だったが、妻は32歳で、あのときのひいおばあちゃんと同じようなことを言っていた。

「30歳を超えれば、1年なんかあっという間」

ほげ〜、と思いながら聞いていた私だが、
今ならその感覚が身に染みて分かる。


あっという間に大晦日がくる。

あっという間にGWがくる。

あっという間に夏が終わって雪が降る。

先週クリスマスツリーを片付けたばかりだと思ってたのに、またツリーを引っ張り出す。


何も、年中行事に限ったことではない。

同じことは1週間単位でも起こる。


「え、待って! しゃべくり007って
 昨日やってなかったっけ!?」


「外歩いてたら、やたら人が多くて週末か?と思ってたら、今日って金曜日じゃん!」



年齢を重ねると時間感覚が縮まる、というこの概念を、心理学的に解説したものを「ジャネーの法則」と呼ぶ。

中学生くらいのときに、その法則の存在なんかつゆ知らず、友だちと一緒にキャッキャしながらこんなことを考えたことがあった。

ねぇねぇ! 生きてきた年数を分母にしてさ、分子を1年にしたらさ! 子どもと大人の時間感覚の長さの違いを数学的に証明できるんじゃね?
あはは〜!



そうかも、そうかも! と言って、みんなで黒板に分数を並べて書いてみたことがある。



たとえば、

・3歳の子どもが感じる1年の長さ
1/3(3年分の1年)=33.3%
・これが、15歳になると
1/15(15年分の1年)=6.6%
・さらにこれが40歳になると
1/40(40年分の1年)=2.5%
・なら、ひいおばあちゃんは90歳だから
1/90(90年分の1年)=1.1%


つまり、

15歳当時の私たちの時間感覚は6.6%で、
90歳のひいおばあちゃんは1.1%になる。

てことは、細かいことは置いといて、ひいおばあちゃんは俺たちよりも約6倍も時間の体感速度が速いってことになるのか!

うわぁ! なんてことだ!

すっげぇや! アハハハハ!!!





中学生当時はこれこそ世界の真理とばかりに、色んなところで吹聴して回った記憶がある。が、パーセンテージの使い方も、分数概念の使い方も、何もかも違う気がしている。


合ってるようで、合ってなさそうなのだが、どこが違うかが今でも分からない。数字に強い方がいたらコメントでも引用記事でも教えて欲しい。



いずれにしても、私はいま32歳であるが、
これより先に進むことが、すんごく怖い。


マジで怖すぎる!


〈あとがき〉
中学生のとき、よく友だちとオカルト談義で盛り上がりました。世界リセット説やら、宇宙なんちゃら説やら。そのときの知識をもって深淵なる概念を説明しよう、というあれです。いま思えば間違いだらけなのですが、あの時間って楽しかったなぁと思う32歳です。最後までありがとうございました。

◾️数学にわかのカス理論はこちらでも!

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