自分の年齢が、坂本龍馬の没年齢に追いついてしまったことに気づく。
(※前置き)
祈ってます。とにかくご冥福を祈ってます。
もう、とにかく辛いし、私なんかがこんなこと書いて、イッカイの発信者ぶるのも変だな、と思うんだけど、とにかくご冥福をお祈り申し上げます。
暗いのはツラいので、出来るだけ明るくいきたい。許してほしい。私個人の昨日の夜のできごとと、思うことを書く。暗いものではない。
安倍晋三元首相が、
従一位に叙されたという記事を見た。
「位階」とは、怒られるかもしれないが、相撲の番付みたいなものだ。横綱が神の領域なら、大関が人間領域の最高峰、ついで関脇、小結、と続いていくイメージだろうか。「ちげーよ」という方、コメントください。
「安倍さん、従一位か…すごいなぁ…よく分からないけど、それだけの人だったんだよな」
と思ってすぐ、
「ん?待てよ?坂本龍馬はたしか正四位に叙されてる気がするぞ?」
と思い、得意のwikipediaに私はアクセスしてみた。なんだって教えてくれる。wikiさんによれば、坂本龍馬はたしかに「贈正四位」とある。
私は得意になって、横にいる妻に言った。
「安倍さん、従一位らしいけど、坂本龍馬は正四位じゃね?って記憶が俺あってさ、wiki調べてみたら、たしかにそうだったよ(エヘン)」
妻はなんと反応するか。
「は?」だ。
そんなことは気にしない。私は妻がそんな反応でも気にしない。そんなことでへこたれる私ではない。ただ知識を自慢したいだけだ。
で、さらに私は
「え!ちょっと待って!!!」
と妻に言う。
「坂本龍馬の没年齢って、何歳だっけ!?」
「ま、まさか…」
妻は「は?」と言ってる。大丈夫。
私は気にしない。私が1人で騒いでるだけ。
おそるおそる調べてみると、そこに書いてあった。
「坂本龍馬 満31歳 没」
「くそ!龍馬31歳だ!坂本龍馬の没年齢と、今の俺の年齢、同じだ!とうとう同い年になってた!!」
私は1990年生まれの31歳だ。
妻に言った。横にいる。
「龍馬が没した年齢と、俺、
とうとう同い年になっちゃったよ…どうしよう」
妻は言う。
「いいんじゃない?」
うん、たしかにいい。
動揺するようなことでは、ない。
小さな頃、父から
「男なら『竜馬がゆく』を読むんだ」
と言われて育った。司馬遼太郎の『竜馬がゆく』だ。名著と言って差し支えないだろう。
父は坂本龍馬マニアで、昔、爆笑問題著の『龍馬からの手紙』という本をプレゼントしたこともある。これも名著と言って差し支えないだろう。
そんな父の影響で、私も坂本龍馬が好きだ。
正確に言うと
「司馬遼太郎の『竜馬がゆく』の中の竜馬」が好きだ。「坂本龍馬はただのテロリストだった」みたいな一部のインテリ層の説を見るとツラい。「そんなこと言わないでよ」って感じだ。
以下の私の自己紹介記事内にも『竜馬がゆく』がチラッとだけ登場する。
だから、坂本龍馬について今度は書いてみようと思う。今の私と同い年で没した「坂本龍馬」と私についてのエピソードを次回書こうと思うのである。
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