見出し画像

待ち時間に本を読む人。

タイトルが全ての記事なので、
今日はすぐ終わる。


先日、ある40代男性を紹介された。

初対面である。

初対面だけど、居酒屋でご飯を食べることになった。私が時間ぴったりにお店に行くと、彼はすでに店内にいて、その両手にあるのはだった。


…居酒屋で読書。





私は確信した。


この人は絶対にいい人!


だって、待ち合わせの5分とか10分の空き時間に本を読むんだもん!知識欲がある証拠じゃん!絶対にいい人じゃーん!



話してみると、やっぱりいい人だった。

聞いてみた。


「さっき本を読まれてましたね」

「えぇ」

「どんなジャンルの本ですか?」

すると彼はカバンに手を入れて、本を取り出して見せてくれた。古典的なモチベーションに関する本だった。





いや、いい人! 絶対いい人!




また別の日。


ある施設のトイレに私はいた。
立ち小便器の前に立って用を足していたのだ。

遅れて隣に男性が立つのが分かった。

50代の男性である。


その左手を見て驚いた。


これまたを持っている!



…トイレで読書。



いや、絶対いい人!


だって、おしっこしながら本読む!?


孫正義か!?


〈解説 : 孫正義と本〉

孫正義がアメリカ留学時代、寝る間も惜しんで英語やビジネスの勉強をしたお話は有名である。彼は食事の時ですら本を手放さず「あぁ、この食事をきちんと目で見て味わえたなら、もっと美味しいだろうなぁ」と思った、という話はこれはもはや、不滅の都市伝説。


飛行機のファーストクラスに乗る人たちは、
移動時間に何をしていることが多いか?

という質問を航空機の添乗員さんに聞くと、

「本を読まれているお客様が多いです」

と、答えるという。

この話はベタすぎるけど、真実だろう。


本、そして文章は、
過去の人々の経験の結晶である。



だからって、本を読もう、


という話ではないんだけれども、やっぱり読書を欠かさない人には憧れるよね、というお話。




私ですか?



待ち時間に本は読みません。
スマホです。こういうところです。


いつもありがとうございます。



〈あとがき〉
人生は永遠に思えるが有限である、という当たり前のことを言ってみたりします。1人が人生で積み重ねられる経験には限界がありますから、過去の人々に学ぶという習慣は、その人の知識寿命を150年にも200年にもする効果がきっとあるはずです。私の自宅には買ったものの読んでいない本が何十冊とあります。ダメ人間です。今日もありがとうございました。

▶︎私と読書に関してはコチラの記事がオススメ



【聴いてみてね】stand.fmで生配信しましたにょ






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?