見出し画像

2021.08.31 もうすぐ終わる八月へ

八月が終わる、ただそれだけなのに、なんだか切ない気持ちになる。したかったことを満足にできなかった。我慢の夏だった。先月、大学最後の夏休みを自分のものにすると意気込んでいたけど、序盤で転んでしまってなかなか思うようにいかなかった。ようやく自分らしさを取り戻してきたのは八月の終わりごろだっけ。

アルバイトや友達との予定や、自分の時間で埋めつくす予定だったのに満足に友達に会えず思うようにいかなかった。遊びたい気持ちを抑えることに必死になって、どんどん堕ちていって。遊びたい気持ちと、今遊びに行くと迷惑をかけてしまうという気持ちがいつも戦ってた。そんな中、連勤続きでますますストレスが溜まって途中から自分が自分じゃないみたいで怖かった。苦しい八月だったな。

今月から手作りカレンダーをつくるようになった。その月の目標を書き込んだり、その日にできたことをいくつも書けるように、A4用紙に大きく描いた私専用のカレンダー。八月の目標の一つに、何もしない日をつくらないを入れた。見返してみると、八月序盤は頑張っていたけど、中盤は何日か何もしていない日があった。悲しくてもどかしくて何もできなかったんだろうなって振り返る。

今までだったら落ち込んで自分が嫌になっていたと思う。だけど、この私専用のカレンダーは落ち込むために作ったわけではない。日記のように振り返らずとも、この用紙一枚に全てが書かれているので、できた日、できなかった日がきちんと分かる。最初から完璧だなんて、全然楽しくないじゃん。ポケモンのゲームだって最初はどのポケモンも弱いけど、色々な経験をして強くなっていくから愛着が湧くし、楽しいんだと思う。

何事も最初からできちゃあ面白くないわけよね。できないときも、できるようになる過程も楽しまないとね。

九月のカレンダーを作りながら八月の私はよく頑張ったな、よく耐えたなって少しだけ優しくなれた。それと同時に九月も頑張ろうと決心した。九月があるのは、八月の私が一生懸命生きたからである。うまく生きられない日もあったけど、ちゃんと次の月に影響を与えているんだから無駄じゃない。

八月の私へ。目標を達成することも勿論大事で大切だけど、一番大切なのは自分自身が幸せだと感じられること。頑張れない日があってもいいと思ってる。完璧じゃなくてもいいんだよ。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?