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JUVENILE

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「JUVENILE」とは直訳すれば、「少年少女」という意味でありますが、このマガジンでは年齢に関わらず、童心を忘れずに、好奇心旺盛である人のことを若者と定義しています。 そうい…
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#一人旅

シベリア鉄道の夜 part1

シベリア鉄道の夜 part1

ロシアに行きたかったのは、シベリア鉄道があったからと言っても過言ではない。響きがカッコいい、旅人って感じがする。じゃあ乗ってみよう。そう思ってチケット取った。あんなでっかい国を横切っている鉄道はどこかロマンがある。端から端まで、つまりは、モスクワからウラジオストクまで、7日か8日かかるのである。途中、みたい都市があったので2回降りた、イルクーツクとハバロフスクだ。

響きはいいのさ、シベリア鉄道っ

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宗教とは

宗教とは

インドのバラナシに着き、ガンジス川沿いを歩いていると、日本語で2人のインド人が声をかけて来た、何年か日本に住んだことがあるらしい背の小さい男と、奥さんが日本人だといって、写真まで見せてくれた男が。会って、少し話して、そこまでいけるのはどんだけフレンドリーなんだよって話だ。これは日本がシャイとかどうこういってる問題でもなさそうである。
その男がやってるお土産屋さんに連れていかれた。最初はぼったくられ

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田舎に泊まろうin India

田舎に泊まろうin India

旅の途中で、インドのコーヒー農家に泊まった。
インドと言われてコーヒーを連想する人は少ないと思う。ほとんどの人がチャイだの、ラッシーだのをすぐに想像するだろう。しかし、インドの南部はコーヒーベルトに含まれており、コーヒー豆の栽培も行われている。道端でも、珈琲屋さんがあったりするのだ、チャイの屋台よりは少ないけれども。コーヒーを飲む文化ってのもある。その中でも、チクマガルルというコーヒー生産地に向か

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旅のこだわり part2

旅のこだわり part2

バックパッカーってなんで節約するのだろうか。正直この問いの答えはわからない。暑い国にいようが、寒い国にいようが、お金をケチる。別にそこまで金がなかったらわざわざ海外には行かない。自分がもともとケチな性格だからか、確かにこれは否めない、女の子や後輩に対しての財布の紐は緩いが、同い年に奢ることなんてそうそうない。誕生日の時でさえ若干の渋りを見せてしまう。しょうもないぞ、自分。とはいっても、好きなものへ

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旅のこだわり part1

旅のこだわり part1

スマホってほとんど使わないんですよね〜
旅する時のこだわりの1つがWi-Fiルーターを持って行かないことだ。歩きスマホすると段差につまづいたり、うんちを踏んでしまったりする。要するにそういうこと。インドの道路には、牛のうんちがたくさん。だから気をつけよう。って話ではないが。スマホが常に使えるとどうしても気になってしまう。これは若者誰もが持っている病気、今となっては若者だけにとどまらない。電車の中で

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サンタクロースの村 ロヴァニエミ

サンタクロースの村 ロヴァニエミ

ヘルシンキから夜行バスでロヴァニエミという場所に向かう。そこはサンタクロースの出身地であり、サンタクロースの村がある。マリメッコやご飯屋などもあり、夏にも関わらず、そこそこの賑わいを見せていた。世界各国から人々がサンタに会いにやってくるようだ。郵便局もあり、なんとそこから自分の国にサンタからの手紙を届けることができる。8か9ユーロ払えばの話だが。サンタもタダでは書いてくれない。労働にしっかりと対価

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インスタントの中のインスタント

インスタントの中のインスタント

バックパッカーたるもの節約は必須である。東南アジアでは、安上がりのチャーハンを食らう。インドでは屋台のカレーをむさぼる。はしごする。ロシアでは、異様にデカくて、かたいパンを主食とする。フィンランドではスーパーで、サラミとバケットを食べ続ける。食生活はおかげでガタガタに、時には朝飯を抜く。そんなよくわからんものを1ヶ月以上食べるのは非常に辛い。腹も壊すこともあるし、便秘っぽくなることさえある。海外で

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