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起業家として、ビジネスパーソンに向けて伝えたいこと、知っておいた方が良いと思うことなどを、ポッドキャスト「考働チャンネル」で配信しています。noteではポッドキャストでは伝えきれなかったことや、補足したいことなどを中心に記事を書いています。

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    スキが50を超えた記事を集めました。共感してくれるヒトがいて嬉しいです♥

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思考の枠にハマっているから、上手く行くし、失敗するし、歴史は繰り返す

誰だって、努力したら報われたいし、やればやるだけの成果は欲しいし、何よりも周りから認められたいと思うのは当たり前です。特に一生懸命やっている人は尚更そのような思いは強いでしょう。 ところが、空回りする人も結構多いのではないでしょうか。スキル的には周りより優れているとしても、それだけでは人から評価されることはありませんし、ましてや重用されることはありません。 何かがズレているそれはやはり何かがズレているのだと思います。基本的に私達は考えて行動していません。特定の思考の枠にハ

    • 自分の想いは躊躇なく人に伝えよう

      アイデアはあるのに事業として具現化できない人や、何かをやろうとする時に、他者を巻き込めない人は結構いるんじゃないかと思います。私の周りにも「こんなことをしたいと思ってるんだけど」と何年も同じことを言うだけで、一向に具現化出来ていない人がいます。 そのような人たちに「そのことは、誰かに話してみた?」と尋ねても、大体は「話してない」と返ってきます。理由としては、単純に恥ずかしいや馬鹿にされるんじゃないだろうか?というようなことがあるのでしょう。 また、他者を巻き込めない人も同

      • 仕事のスピードをあげるために必要な循環力

        経営サイドから見た時に、頭の良い人ほど仕事が遅い傾向にあると感じています。それは自分にとっての100%を目指しているからだと思います。準備段階にすごく時間をかけてしまうということですね。ところが実際には「自分にとっての100%」は他者から見たときには100%には程遠いことが大半です。 また、自分ひとりで考えようとする人も同様に仕事が遅い傾向にあります。結局のところ思考というものは『その人の中にあるもの』からしか出てきません。何もないところからは思いつきさえしないし、思いつい

        • 学べば学ぶほど行動が難しくなるジレンマ

          事業をおこすことは本来誰でも出来るはずなのですが、簡単におこせる人と、おこせない人がいるように思います。簡単におこせる人は考えるより先に動き出すタイプだと思います。 簡単におこせない人は、起業の本を読み漁ったり、創業塾に参加するなど、勉強熱心な人ほど実際に事業をおこすのを難しくとらえているのではないでしょうか? 私自身、若い頃から良く本は読みましたし、創業塾的なものにも参加しました。だけど、その場で出会った人たちがその後起業したという話はあまり聞いたことがありません。

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          一年の「在り方」は元旦にあり

          新しい年を迎えると、心機一転、「今年の計画」をたてるかたも多いかと思います。と、同時に三日も過ぎるとすっかり計画をたてたことさえ忘れた経験は、私も含め誰しもあるのではないでしょうか? 今回のポッドキャストでもお話しましたが、そもそも、年が明けてから計画をたてるのは遅いと思っています。個人であれば12月の初旬には、組織を持っているのであれば11月の初旬にはたてて、動かしていくのが理想的です。 それはさておき、新しい年を迎えたことで「心機一転」となるのは間違い有りません。です

          一年の「在り方」は元旦にあり

          30代のビジネスパーソンならメンターがいるにこしたことはない

          30歳前後になってくると、ビジネスパーソンの中にはそれなりに部下も抱え「中堅どころ」と言われるポジションに来る人もいるだろうと思います。ところが、必ずしも順風満帆ということもなく、ある種の「壁」のようなものを感じ始めるときかもしれません。 そして、その「壁」の高さも、厚みもわからず、漠然とした不安や焦りを感じ始める時期ではないでしょうか? 正直、私自身、20代の時はそれなりに評価も高く、自分でも仕事は出来る方だと思っていましたが、30代になってからはかなり辛かったと記憶し

          30代のビジネスパーソンならメンターがいるにこしたことはない

          ギブアンドテイクは必ずしも与えた相手から返ってくるわけではない

          「ギブアンドテイク」についての本が最近流行りとききました。ギブアンドテイクという言葉を知らない人はいないと思うのですが、面接をやっていると如何にテイクが先の人が多いことかと辟易することもあります。 まずひとつには「ギブアンドテイク」という言葉の並びからして、ギブが先なのは明白ですね。挨拶だって、笑顔だって、先にこちらがすれば概ね相手から返ってきます。 ところが、実際には「相手がしてくれないから」という人は結構多いように思います。この「まず先によこせ」という思考の人と付き合

          ギブアンドテイクは必ずしも与えた相手から返ってくるわけではない

          スペシャリストは複数のスペシャルがあってこそのスペシャリスト

          「能力を伸ばす」と聴くと、資格を取得したり、スキルを磨いたりするだろうと思います。ところが、実際に資格を取得したりスキルを磨くだけで、周りから認められるかと言うと、そうでもなかったという経験は誰にでもあると思います。 私自身、若い頃は兎に角スキルを磨いて、他の人がやっていない仕事をどんどんこなし、社内でも目立つ存在ではありましたが、それが通用するのは本当に若い時だけでした。 まず、スキル面から言えば、ただひとつのスキルを伸ばそうとしていたのが良くなかったのだと思います。ス

          スペシャリストは複数のスペシャルがあってこそのスペシャリスト

          どうやって起業しようかと悩むぐらいなら起業してから悩んだほうが良い

          最近、起業を考える人が増えてきたように思います。少なくても自分の会社だけでなく、副業を行っている人は増えました。 起業を考える時には、いくつかのパターンがあると思います。 1.自分が好きなことで起業をする 2.自分が培ってきたスキルで起業をする 3.ビジネスアイデアで起業する 4.スタートアップへの参画 どのアプローチからでも起業はできますし、1と2は特にわかりやすく起業出来ると思います。良く「何か良いビジネスアイデアない?」ということを耳にしますので、3の起業がもっと

          どうやって起業しようかと悩むぐらいなら起業してから悩んだほうが良い

          人脈はこちらから伸ばすより向こうから伸びてくる感じ

          異業種交流会に顔を出すけど、思ったように人脈が広がらない経験や、そもそも人脈をどう作れば良いかわからない人は多いだろうと思います。 人に会うわりには人脈が広がらない原因の一つは、人脈作りの動機にあるかもしれません。 何のために人脈作りをしたいの?多くの人にとって、人脈作りの動機として多いのは「自分にとってメリットのある人を探す」なのではないでしょうか? もちろんその動機は当たり前のことなのですが、それは相手にとってもそうなのだということを忘れがちだと思います。 私も付

          人脈はこちらから伸ばすより向こうから伸びてくる感じ

          最初からオリジナリティを発揮せず真似した方が安全で近道

          これから新しく事業を始めようと思っている人の中で、どうやって事業を組み立てれば良いかがわからず悩んでいる人は少なからずいるのではないでしょうか? 中小企業ですと350万社程度はありますので、まずは上手くいっている企業のビジネスモデルを真似てみるのが近道だと思います。 もちろん、欧米のように斬新なビジネスモデルを市場に投入して「Disruptor」になりたいのであれば、真似てる場合ではありませんが、現実的には難しいだろうと思います。 ビジネスモデルは誰かが試してくれている

          最初からオリジナリティを発揮せず真似した方が安全で近道

          順風満帆な人生なら今のうちに心の拠り所を探しておこう

          人は年齢に応じた成長をするのが望ましいわけですが、個人的には20代は自分勝手に能力を高めることにだけ集中すれば良いと思います。 目上の人たちも結構大目にみてくれる時期ですし、なにより、自分が属するコミュニティにおいて頭一つ、二つ抜きん出ることが、その後のキャリア形成に大きく関わるからです。 言い訳になりますが、私の20代は本当に酷いものでした。恐らく、同年代の人たちは私と仕事をするのは嫌だったに違い有りません。それはさておき、 続いて30代になってくると、それまでの生き

          順風満帆な人生なら今のうちに心の拠り所を探しておこう

          チャンスを掴むための感度の良いアンテナのはり方って?

          「自分には全然チャンスが巡ってきません」というような話を耳にしました。その話を聞いた時、正直私は「感度が悪いんだな」と思いました。 良く「アンテナをはる」という言葉を聴いたことがあると思いますが、実際のところどうやってアンテナをはれば良いのかがわからないのではないでしょうか? このアンテナのはり方は人それぞれだと思います。私が昔から使っているアンテナのはり方は非常に有効に働いており、現時点では素晴らしい成果としても現れてきています。 少なくても、四国内でしか仕事をしてい

          チャンスを掴むための感度の良いアンテナのはり方って?

          スタートアップの時期を乗り越えられるかは胸の高鳴りにかかっている

          起業をしてからの数年間を乗り越えるのに必要なものは何でしょうか? 私の場合は「ワクワク感」しかありません。この事業が10年後、20年後、世の中に与える影響を想像したり、また、事業的にも大きくなることを想像すると、ただただワクワクします。 スタートアップの時期は結構辛いこの胸の高鳴りがもしも無いとすると、正直とても辛かったように思います。スタートアップの時期は本当に暗闇の中を走っている感じです。一筋の光でも見えていれば良いのですが、試行錯誤の中、最初の数年間は全く見えてきま

          スタートアップの時期を乗り越えられるかは胸の高鳴りにかかっている

          居心地の悪さが自分の成長を加速させる

          今回、ポッドキャストでも配信しましたが、自分の成長をどのように確認すれば良いかを悩んでる人はいるだろうと思います。 自分なりには頑張っているけど、今ひとつ成長を実感できない場合、スキル的なことであれば、資格試験を受けてみるなど、客観的に評価できる方法はあるでしょう。 しかし、人間的な成長や、社会的な成長には資格試験がありませんので、私は次のようなやり方で自分の成長を確認しています。 決まった時期に自分の周りにいる人を確認する私は毎年4月、自分の周りにいる人たちが前年とど

          居心地の悪さが自分の成長を加速させる

          No2の中のNo1であることも特別な才能

          既に起業している人の中には、自分には戦略が立てられないと思っていたり、強烈に人を引っ張っていく才能がないと思っていたり、そもそもアグレッシブさに欠けると思っている人もいるかもしれません。しかし、ちょっと待ってください。経営に必要な人間は社長だけではありません。 経営は一人で出来るものではない私は起業してからの数年間は、周りの経営者たちに「おまえは経営者じゃない!」と言われ続けました。私にはアグレッシブさが全くありませんので、確かにその自覚はあり、私はその経営者たちのような経

          No2の中のNo1であることも特別な才能