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人脈はこちらから伸ばすより向こうから伸びてくる感じ

異業種交流会に顔を出すけど、思ったように人脈が広がらない経験や、そもそも人脈をどう作れば良いかわからない人は多いだろうと思います。

人に会うわりには人脈が広がらない原因の一つは、人脈作りの動機にあるかもしれません。

何のために人脈作りをしたいの?

多くの人にとって、人脈作りの動機として多いのは「自分にとってメリットのある人を探す」なのではないでしょうか?

もちろんその動機は当たり前のことなのですが、それは相手にとってもそうなのだということを忘れがちだと思います。

私も付き合いで1度だけ異業種交流会に参加したことがあるのですが、皆さん「オレがオレが」状態になっていて、非常に居心地が悪かったのを覚えています。

そんな中、1人だけ「あ、この人は他の人とは違うな」と思える人がいました。その方は、その会ではビジネス的な話題は一切なく、終始雑談をしていたように思います。しかし、私の記憶にも、相手の記憶にもしっかりと残り、その後、緩やかに関係性を築いていくこととなりました。

魅力的に見えているのか?

人脈作りで大切なことは、相手に魅力的な人だと思われることだと思います。そして「また、会ってみたいな」と思われることが大事なのだと思います。

でも、これってすごく当たり前のことじゃないでしょうか?恋愛に置き換えると普通のことですよね。

自分の周りにいる人たちは、魅力的な人、尊敬できる人、お互いを高めあえる人、一緒に社会に貢献できる人、そのような人しか残っていません。

ということは、相手にとっても、自分がそのような人になる必要があるのです。

少なくても、自分にとってのメリットしか考えていないような人は魅力的には映りませんよね。

そうなってくると、やはり、誰かに目を向けるのではなく、自分の内面に目を向ける必要があります。魅力的な人は、総じて自分を良く知っていると思います。

また、相手に興味を持って色々と話を聞いてみるのも良いでしょう。基本的に人は自分のことを知ってもらいたい欲求があります。人の話しを聴くというのは、ある意味、相手に話す機会を与えているとも言えます。センスの良い人であれば、話しを聴いてくれた人には興味を持つものです。

人脈はこちらに向かって伸びてくるもの

こう考えると、人脈作りは、こちら側から一方的に伸びていくものではありません。むしろ、向こう側からこちらに向かって伸びてくる方が良い関係を築けると思います。

また、多くの人脈が必要なわけでもありません。限られた時間の中で会える人はそう多くはないからです。関係性の強度を3階層程度に分けて、その時々に置いて緩やかに入れ替わっていくぐらいの方が良いのではないでしょうか。


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