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スペシャリストは複数のスペシャルがあってこそのスペシャリスト

「能力を伸ばす」と聴くと、資格を取得したり、スキルを磨いたりするだろうと思います。ところが、実際に資格を取得したりスキルを磨くだけで、周りから認められるかと言うと、そうでもなかったという経験は誰にでもあると思います。

私自身、若い頃は兎に角スキルを磨いて、他の人がやっていない仕事をどんどんこなし、社内でも目立つ存在ではありましたが、それが通用するのは本当に若い時だけでした。

まず、スキル面から言えば、ただひとつのスキルを伸ばそうとしていたのが良くなかったのだと思います。スペシャルなスキルは、一つではなく、複数持つことで効果が発揮されるのです。

今回のポッドキャストでも話題にあがりましたが、能力は掛け算にしてこそ影響力が増してくるからです。しかし、スペシャルな部分は一般的なスキルだけではいけません。

心も伴っていないと、結局は人から信頼される存在にはなれないのだと思います。例えば、どんなにスキルが高くても自己中心的な人だとやはり頼ってはもらえませんよね。

少なくても「一緒に仕事をしたい」と思われる存在になることが、スペシャルなスキルを身につけるのと同じぐらい大切なことだと思います。そのためには情熱スペシャリストや誠実スペシャリストというような、心のスペシャリストになることを並行して行うと、自分の能力を遺憾なく発揮する場はいくらでも見つかると思います。


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