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居心地の悪さが自分の成長を加速させる

今回、ポッドキャストでも配信しましたが、自分の成長をどのように確認すれば良いかを悩んでる人はいるだろうと思います。

自分なりには頑張っているけど、今ひとつ成長を実感できない場合、スキル的なことであれば、資格試験を受けてみるなど、客観的に評価できる方法はあるでしょう。

しかし、人間的な成長や、社会的な成長には資格試験がありませんので、私は次のようなやり方で自分の成長を確認しています。

決まった時期に自分の周りにいる人を確認する

私は毎年4月、自分の周りにいる人たちが前年とどのように変わったかを確認するようにしています。心理的な側面や、実際に割く時間的な側面、また、お互いに与える影響という側面で判断しています。

そうすると、新たに加わった人、より関係が強固になった人、離れていった人にわかれます。この変化が全くない場合には、私は自分の成長を疑うようにしています。

新たに加わった人が、自分よりも2歩も3歩も先を行っている人であれば、確実に自分の成長を感じます。指1本、その人達に引っかかることが出来たんだなと思います。そして、振り落とされないように、その関係を盤石にしていきます。

また、周期彗星のような関係の人もいます。このような人たちは年に一度程度しか会わないのですが、会うたびにお互いが成長しているかを確認します。時には、ちょっと置いていかれたなと感じるときもあれば、逆もあります。

このように判断をしながら、自分の成長を継続させているのですが、これは決して居心地の良いものではありません。

居心地の悪いラーニングゾーンに自分を持っていく

基本的に人はコンフォートゾーンに留まろうとします。不安とは無縁な常に落ち着いた心持ちでいられるゾーンですので、留まろうとするのは当然のことだと思います。

ですので、敢えてコンフォートゾーンから抜け出す必要があります。何もしなければ留まってしまうため、能動的にラーニングゾーンに移行するのです。

特に人間関係の場合は意識的に行う必要があります。「類は友を呼ぶ」ですので、そもそも自分の周りには自分と同じ階層に居る人しかいないのが通常です。

その周りが切磋琢磨できる相手であれば良いのですが、そうでなければ、やはり新しい人を自分の周りに増やしたほうが良いでしょう。

そのためには、自分が今まで関わってこなかった、コミュニティに参加したり、他部署の人とコミュニケーションを増やしたり、また、顧客の中にも面倒見の良い人はいますので、色々な質問をしたりお話をして関係性を深めていくという方法もあるかもしれません。

意識的にそのような活動をしていくと、自分の成長も加速しますし、決まった時期に自分の周りにいる人を確認することで成長も実感できるだろうと思います。


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