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感想文「愛はあると言いたい」

●楽しみながら学ぶのは金星的だと感じた

●冥王星や土星は必要だが「はだしのゲン」の強烈な不快感を小学生の頃に学ばせるのは酷だ。「懐かしさと喜び」の世界に長く居させてあげることだ。
「はだしのゲン」は心が痛んだ。
中学生からがいいのではないか? 学ぶなら。
私は小3で読んで、文句を言った。「こんな酷い漫画を読ませるな」と。幼稚だった。でも、他の子が自分と同じように傷つくのを恐れた。本当に傷つかないためには、読むべきなのだが。そこまで頭が回らない。
●日本人が楽天的なのは「お天道様」に任せているから。
●「真実ならばいつの日か絶対に世に現れるだろう」と日本人は考えるが、国際的には「間違いは即座に否定して、誤ちを正す」という姿勢。
●東洋と西洋とでは魂の認識が違う。西洋では「悪魔に魂を取られはしないか」とビクビクする。肉体が死ねばそれまでと考える。自然科学は五感で確認できるものしか認めていない。魂を科学することはまだできない。
東洋では仏教の唯識論がある。肉体と意識の第六識まで。
六根清浄というのもここまでか。第六識の奥底には第七識、無意識=潜在意識がある。
その奥には第八識、集合的無意識がある。
さらに奥には第九識、宇宙の知性や法則がある。時間空間の框=箱はここにある。
時間空間を超えて。
さらに奥底には第十識「真情」がある。宇宙の情である。宇宙の心である。日本人はここに住んでいる。
日本人は情の人である。日本人は情緒の世界に住んでいる。
だから日本人の思う魂は第十識であって、西洋人の思うのは第七識のこと。
深みが違う。
岡潔思想研究会を読むといい。

●生死去来。過去世が懐かしくてたまらない。
たとえ同じ本質の失敗の人生を繰り返しているとしても、自分が愛おしい。
自分は自分以外にはなれないのだから、自分は自分の人生を生きる。
霊能が無いなら、霊能者の言う事を信じなければいい。一人の霊能者が「救いなどない、愛などない」と解いたところで、それがすべてか?
同じ繰り返しならば「誰かを助けて、誰かに助けられて」の繰り返し。
そこに愛はあるんか?
あるんだろうな。少なくとも同情がある。
情の思いで助け合う。
●武士道は日本人の準中核。真の中核の人々は芭蕉や万葉集や百人一首のように詩人。
詩人の民族であるのが日本人だと思う。
たった五七五七七の音に大自然や人の人生、一生が詰まっていて、しかも読めば生き生きと感じる。
日本語は素晴らしい。簡素美がそこにある。
●地獄すなわち天国。南無地獄大菩薩。
娑婆即寂光土。
心一つで世界の認識は変わる。
●成壊(じょうえ)の劫。繁栄と衰退の繰り返しが宇宙の法則なら、それに従うしかない。
●私はドラゴンヘッド蠍座だが、研究者の道は閉ざされた。大学中退した。
しかし向きが変わるだけで、心のベクトルは生きている。探究するぞ。
●自分を愛してくれるのは自分だけ。
自分を癒やしてあげられるのは自分だけ。
インナーチャイルドと自動書記で向き合えばいい。

魂の声が聴こえる「自動書記」の練習帳

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●「愛は自己愛」=「愛はない」は誤ってると思う。

あなたはあなた。わたしはわたし。
さらに深く。
「わたしもわたし。あなたもわたし」。だと思う。

だから自己愛を使って、他人を愛せる。

共感(シンパシー)を覚える人との間に流れる情愛。
感情移入(エンパシー)を感じる人との間に流れる情愛。
愛がすべて。

「愛は自己愛」=「愛はある」と言いたい。

●「日本人の愛は執着であり、相手の自由や個性を奪う暴力性の発露」
ここをもっと詳しく語ってもらいたい。
日本人の愛はどのような愛か?

袈裟という女性が居た。

袈裟には夫がいた。袈裟は卑しい仕事に就いていたが、絶世の美女だった。

盛遠という奴がいた。
袈裟に言い寄った。
袈裟は「夫を風呂に入れて髪を濡らしたまま寝かせますから、そのうちに首を斬ってください。その後でなければ添い遂げられません」と言った。
来る日、首を切り取って月夜にかざすと、それは袈裟の首だった。
袈裟は身を挺して操を守った。
このことは市井の売春婦たちの心を打って、袈裟の葬儀にみなが参列した。
売春婦の心に希望の光を灯した。
袈裟は神でしょう。人のできる行為じゃない。

盛遠は暴力性の愛で、袈裟を娶ろうとした。
袈裟の愛は犠牲的で、愛に溢れる。

●性別は解剖学的には男女しかない。墓に入れば、男か女かだ。
生きているうちのLGBTは男か女かを、その見た目でその役割を求められるから、愛を暴力的に感じるのでは?
「あなたが愛してるのは女の体のわたしでしょう? 魂の私のことを全然見てくれないなんて。あなたのことはもう愛せない」。
●自分が思う自分の性別のペンネームを使うべき。
LGBTなら中性的か両性的な名前。

薫(かおる・かおり)
七海(ななみ)
など。

●手を伸ばさないと、救いの手は取れない。神は手を伸ばし続けている。
しかしそれは「君の望む形」の差し出され方ではない。
●この世界は男性性と女性性の原理、法則、神、エネルギー、思い、想いから成っている。


以上。
個人的に感じたり思ったことを、書いてみました。

今日、2023/04/02現在、岡潔思想研究会はアクセスができない。
サイト管理者が亡くなった可能性がある。
非常に残念だ。

追記、2023/04/04。
復活した。

袈裟のお話です。

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