マガジンのカバー画像

月刊 米国株決算祭り

優良企業・話題の企業を中心に米国上場企業の決算データおよび企業動向を毎四半期ベースで定点観測。記事内容は全てストレイナー(https://strainer.jp)からの転載となり… もっと読む
注目の米国上場企業の決算データ・企業動向をベースに時間をかけてディープに見ていく記事と、情報を整理… もっと詳しく
¥1,980 / 月
運営しているクリエイター

#ビジネス

在庫処分で増収減益の「ナイキ」2024年5月期は再び攻勢を積極化へ

在庫処分で増収減益の「ナイキ」2024年5月期は再び攻勢を積極化へ

スポーツアパレル大手のナイキが6月29日、2023年5月期本決算を発表。売上高は512億ドル(前年比10%増)と拡大したが、税引前利益は62億ドル(同7%減)で増収減益だった。

株式市場での風向きも芳しいとは言えない。2021年末のピーク時と比べると4割近く下がり、2023年も年初来で4.5%の下落。S&P500が同期間に15%上昇したことと照らせば、大きく劣後している。

そんな中でもジョン・

もっとみる
Amazonの攻勢にらむ「FedEx」二大物流網を統合する複数年計画をカナダで実行へ

Amazonの攻勢にらむ「FedEx」二大物流網を統合する複数年計画をカナダで実行へ

米物流大手のFedExが6月20日、2023年3〜5月期決算を発表。売上高は前年比10%減の219億ドル、営業利益(GAAP)は同じく21%減の49.1億ドルだった。
ここ数年、同社をめぐる環境は目まぐるしく変わり続けている。
コロナ禍の「巣篭もり特需」では物流需要が急増、FedExの業績も大きく後押しされた。足元ではそれが反動減に転じ、経営効率を高めるための打ち手を急いでいる。

経営体制も変わ

もっとみる
年初から株価3倍!誇り高きニッチブラウザ「Opera」が絶好調の理由

年初から株価3倍!誇り高きニッチブラウザ「Opera」が絶好調の理由

「世界で4番目に使われているインターネットブラウザは?」

こう聞かれたら、あなたは何と答えるだろう。Statcounterによれば、ブラウザの市場シェアは「Chrome」が約63%、「Safari」が約21%だ。3番目は「Edge」で5.3%。

4番目は「Firefox」だと思ったあなたは、不正解。正解はなんと「Opera」である。「Operaとか懐かし過ぎるw」と思った方もいるのではなかろう

もっとみる