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アウトプットのコツ ~効果的に学んで遊ぼう~

アウトプット。つまり学んだことや感じたことを外に出すプロセスは、思った以上に難しいものです。特にこれからアウトプットを始めようとする人にとっては、何から始めればいいのか、どう進めていけばいいのか、不透明な部分が多いのではないでしょうか。今回は、僕がこれまで実践してきたアウトプットの方法を段階的にご紹介します。役立つヒントとなれば幸いです。


1.自由な発想で書く

アウトプットを始めた当初、僕は思いつくままに自由に書き出していました。学んだことだけでなく、日常で感じた些細なことも書き留めるようにしていました。たとえば、読んだ本の感想や映画のレビュー、さらには日々の仕事の環境についての考えなど、個人的な意見を書くのも一つの方法です。

特に仕事の環境に関しては、かなり思うところがありましたので、多数の書き出しをしました。書き方は誤字脱字があるのは当然で、時には支離滅裂な内容もありました(笑)。書き出したものについて後から見直して修正したのもありますが、ほとんどはそのままの形で残っています。それでも良いと思うのです。なぜなら、この時点での目的は書くことに慣れることであり、最初から完璧を目指す必要はないからです。


2.インプット後はすぐにアウトプット

新しい知識を得たら、すぐに何かしらの形で表現するようにしました。ノートにアイデアを書き出すことが多かったです。すぐにしっかりとした形で書けるときもあれば、そうでないときもあります。「ちゃんと書こう」と思い過ぎると、時には面倒に感じることもあります。ですので、気になった単語や短いフレーズだけをノートにメモするだけでも十分です。

目的はインプットした知識を忘れないようにすることです。単語や短いフレーズを残しておくことで、後でそれを見返すことができ、自分の記憶をたどる手助けになります。そして、時間があるときにこれらのメモを元に文章をまとめるようにしていました。


3.短い文章から始める

最初から長文を書こうとすると心理的な負担を感じることがあります。そのため、短い文章から始めるのがおすすめです。140文字くらいがちょうど良い文字数です。ですので、noteの「つぶやき」を利用するのも一つの方法です。

僕は数年前にTwitterを利用していました。当時のTwitterは140文字の制限があり、それが文章を書く良い練習になりました。この経験があったおかげで、今ではnoteでの長文執筆にも慣れることができました。


4.日記をつける

日々の出来事や感じたことを簡単な日記として記録するのも良いアウトプットの方法です。SNSやブログを使って日記をつけるのも、おすすめのやり方です。

先ほど述べたように、僕は数年前までTwitterを活用していました。日記のように毎日の出来事をツイートしていました。「今日の出来事」や「今日の良かったこと」をリストアップして、短いメモや箇条書きで投稿することも多かったです。

このような日々の記録の習慣は、無理なくアウトプット力を身につけるのに役立ちます。


5.他人に教える

学んだことを他人に説明することは、自分の理解度をチェックするのに非常に役立ちます。説明がうまくいかなかったり、学んだはずの単語を忘れていたりした場合、それはアウトプットにおける障害となる要因を明らかにします。このような状況は、特定のトピックやその部分について学び直す良い機会にもなります。


6.アイデアをすぐに記録する

思いついたことをすぐに書き留めるのは、朝の出勤準備中など、忙しいときにはなかなかできないものです。僕がTwitterを使っていたときには、そんな状況に備えてスマホの音声メモ機能やボイスレコーダーを使っていました。アイデアや思いついたことを声に出して録音し、後でそれを聞き返してからツイートしていました。この方法は、特にアウトプットを始めたばかりの人にとって効果的です。最初のうちは言語化するのが難しいこともあるため、音声で記録しておくことで、後で落ち着いて文章にできるからです。


7.構造化された文章を書く

アウトプットがに慣れてきたら、もっと説得力のある文章にする方法があります。

(主張)
 ⇩
(理由)
 ⇩
(具体例)

という、方法です。

たとえば、
(主張)「僕はドン・キホーテが好きだ」
 ⇩
(理由)「それは、安くて品揃えが良いからだ」
 ⇩
(具体例)「以前、仕事用のワイシャツが急に必要になって、ドン・キホーテに行ったら良いのが沢山あって助かった」

という、具合です。

このような書き方は、読者にとっても理解しやすく、書く側にとっても考えを整理するのに役立ちます。


8.時には自由に書くことに戻る

時には考えすぎてモヤモヤして行き詰まることもあります。そのようなとき、僕は原点に戻ってザーッと自由に書くようにしました。形式に縛られず、思いついたままを表現しました。

大切なのはアウトプットを楽しむことです。形に拘りすぎると心が雁字搦めになることがあります。そうなってはつまらないですからね。なので行き詰まったら、シンプルに書きたいように書くのが良いと思います。


9.とにかくメモメモ(笑)

ま、色々なことを書きましたが、アウトプットの基本は「思いついたことはすぐにメモする」ということだと思います。

とにかくメモメモ(笑)。

スマホにメモ、ノートにメモ、レシートの裏にメモ(笑)、ポケットティッシュにメモ(笑)。

以前、車の運転中にふと面白いことを思いついて、車を路肩に停めてメモろうとしたのですが、カバンを後部座席に置いていたものでスマホやノートをすぐに取り出せなかったのです。仕方がないから、ダッシュボードに置いてあったポケットティッシュにメモをしたのです(笑)。ポケットティッシュってビニールなので書きにくいんですよね。でも、とにかくメモろうと思って。結局そのときメモったネタは使わなかったのですが、でもそういう言う気持ちが大事だと思うのです。

 

まとめ

今回は、僕がこれまで実践してきたアウトプットの方法を紹介しました。これらのコツを活用して、アウトプットの練習をしてみてください。そして、自分のスタイルを見つけてください。

アウトプットを通じて自分の考えを整理し、新しい発見をする楽しさを感じられるはずです!


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