仕事とお金について考えてみる
一般的に「仕事」というのは、悩みを抱えている人に対するアプローチのことだと思っています。
漢字を分解してみても「物事を奉仕する」と読み取れることができます。
世の中にはいろんな仕事が生まれ、そして消えていきました。今の時代、世の中には数えられないくらいの多くの仕事の種類があります。
その無数の選択肢の中からどれが自分に合っているかを選び出すのはとても難しいものです。
それゆえ、多くの人々が仕事に対して悩み、そして満足いくかもわからない決断をしてしまいます。
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仕事は、大体の場合、そのままお金稼ぎに直結します。
悩みを抱えている人に対して、その悩みを解決した報酬としてお金をいただく。そのシステムが経済の基本的な概念です。
生きていくためにお金はとても必要です。生活していくために不可欠な衣食住は、基本的にすべてお金を出して得られるものです。
でもそのお金によって、多くの人々が悩みを抱えています。お金が欲しいという欲求によって、人々の純粋な心が見えなくなったり、他者を騙したり、人間関係が崩れたりしています。
人間本来の姿はお金という存在によって、隠されてしまっているとも言えます。
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困っている人を救う、というのは純粋な気持ちから起こることです。
もし木に風船が引っかかってしまい、取れずに泣いている子供がいたら、なんとか取れないか考えてみるでしょう。風船を取ることができて、その子供が喜んでいたら、そこでなにかの報酬をせがむことはおそらくないでしょう。
その子供が嬉しい気持ちになっているだけでなく、自分も人を助けた気持ちに溢れて満足していると思います。
仕事の根本的な概念はそこにあると思います。
しかし、これは誰もが元々持っている感覚なのではないでしょうか。今更感を感じてもおかしくないと思います。
このみんなが元々知っている仕事の概念は、報酬としてのお金というシステムによって、現代では見えないものになっています。
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仕事とは本来は困っている人を助ける精神のことなのに、現代ではお金を生み出すシステムになっています。
そこに僕はなんとなく違和感のようなものを感じてしまいます。
僕は、お金がなくなることに対してすごく恐怖感を持っています。フリーランスになると言ったものの、収入がない状態は常に不安感に包まれています。
日々無くなっていく一方で、一向に上積みされない貯金残高は、僕からあらゆる気力を奪い取っていきます。
ただ、お金の呪縛から解放されないと心からの安定感は得られない、という自分自信に対して少し嫌悪感があります。
このフリーランス初心者という難しい期間。違和感を感じ、本質を認識しつつも、やはりお金を稼ぐ、というスタンスやマインドが必要になるんだと、深く実感しています。
自分に嘘をつく必要はないけれど、少しでも心のこもった仕事をしていき、お金を稼いでいきたいと思ってます。
結局、仕事をできる余裕のある自分をつくるためにも、お金が必要です。だから、悩んでないで目の前の作業に打ち込んでいくしかないのです。
まだまだスッキリしない悩みを抱える日々が続いています。
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それでは、また明日お会いしましょう!
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