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好奇心からなりたい自分を考えてみる

アイザック・ニュートンは、当時イングランドでペストが流行していたため、大学に通えなくなってしまった。

仕方なく、実家に戻り、引きこもって好きだった物理を勉強しつづけていた。

ある日りんごが落ちた様子を見て、万有引力の概念を閃いた。

アルベルト・アインシュタインは、スイスの特許庁で働くごく普通の官僚だった。

職場が比較的自由だったことから、空き時間に趣味で物理の実験を行っていた。

そんな中で執筆した論文が、のちに世紀の大発見となる相対性理論だった。

この世の大発明と呼ばれるイノベーションは、意図的に生み出したものではなく、単なる好奇心の追求の結果だったことが多いと言います。

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以前投稿したように、仕事とは悩みを抱えている人に対するアプローチのことです。

困っている人を救う、というのは純粋な気持ちから起こることです。しかし、この感覚はなかなか忘れがちになっていることでもあります。

少しでもこの感覚を意識していくことで、仕事の仕方、そして選び方は変わっていくのではないでしょうか。

ただ、どのように自分のスキルを仕事に投影させるかが、ひとつ難しいポイントです。しかし「イノベーションは好奇心の追求の結果」という事実を認識することによって、少し楽に考えられるようになるかもしれません。

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未来がわかったら苦労しません。『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』の世界に憧れても、あれはスクリーンの中だけのものです。(でも今やホバーボードは実現しているとか)

ネット上にはあらゆる未来予測の情報が散見されます。科学的根拠があるものや個人の憶測でしかないものなどあらゆる情報があり、何を信用したらいいかわからない状況です。また、科学的根拠があるからと言って、信じていいとも言えません。

結局ノストラダムスの大予言は当たらなかったし、誰も新型コロナウイルスで世界が一変するなんて思っていなかったのです。AIはついに芸術の領域にまで入ってきて、人間しかできないことが何なのかがいよいよわからなくなってきました。

だから「未来は予測できないもの」と割り切ってしまうのも大事なのではないでしょうか。その前提で、自分は将来どんな自分になっていきたいかを考えることが大事だと思います。

そんな時に「好奇心」というキーワードが役立ちます。

好奇心から自分の興味あるものを突き詰めていくと、それがいつかイノベーションになっていくかもしれません。

だから、現実を認識しつつも、それを飛躍するアイデアや視点など柔軟な発想が必要になっていきます。

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どんな仕事をしていくか。僕は毎日こんな悩みばっか考えていたから、悩むことにも飽きてきてしまいました。

でもだからこそ発想の転換で、好奇心を追求していきたいと思うようになってきました。

今はWebデザインの勉強をしており、そこでデザインの世界の奥深さを知りました。この勉強を通して、デザインが世の中にどのような影響を及ぼしているか、そして自分だったらどのようなことができるか、といった分野に興味が湧いてきました。

Webやグラフィックという枠組みを超えて、もっと広い意味で世の中への影響を及ぼしていきたいと思いました。

まだまだデザインに関して知識も経験も不足しているけれど、今持っている好奇心を武器に、より多くの世界を知り、そしてアイデアを形にしていきたいと思います。

それが結果としてイノベーションになったら、これ以上の満足はないでしょう。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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