人の価値のつけかた 2
人の価値のつけかた1の続きですが、本作からでもお読みいただけます。
減点法
赤ちゃんは、そこに居るだけで人を笑顔にします。元気に育ってくれれば、他に何も望まれません。
それが、次第に望まれることが多くなります。
ごはんを綺麗に食べれば褒められ、残すと叱られる。
1人でトイレに行けると褒められ、漏らすと嫌な顔をされる。
ここで、自分自身の価値に疑問を持つようになるんです。自分ではなく、〝行為〟に価値があるのではないのかと。
周りを見れば特別な人ばかり
そして学校へ入り、自分の価値への不安がさらに大きくなります。周りを見れば、特別な人ばかりだからです。
いつもテストで高得点を取る人。スポーツが得意な人、キレイな人、面白い人、、どう考えても自分より価値がありそうな人ばかりです。
でも、本当は他の人との価値の差なんてないんです!特別である必要なんてないんです!
だって、誰でも、かけがえのない特別な存在ですよね。行為や能力ではなく、存在が特別なんですよね。
魔法が使えるから特別なのか
私の好きなディズニー映画に、『ミラベルと魔法だらけの家』があります。
特別な魔法の力を持った家族の話なのですが、ある日、魔法の力が弱くなってしまいます。同時に、魔法の家にもヒビが。
力持ちのルイーザは、特別ではなくなった自分に、泣き崩れてしまいました。。
その家族と家を救ったのが、主人公のミラベル。彼女は魔法を使えません。家族を救うのに魔法は必要なかったんです。
物語は、家族の絆が深まったおかげで、魔法の力と家は元通り!で、完結します。
この『ミラベルと魔法だらけの家』では、特別である必要なんてないということを伝えようとしているのだと思います。
例えば姉のイザベラは、いつも〝完璧〟を演じていました。自分は美しく、完璧な存在だと。本当の自分をころしてでも特別であろうと、苦しんでいました。
特別である必要なんてない。
行為や能力ではなく、自分の存在に価値がある。
自分の価値は、自分で決める。他の人と比べない。
あなたは、存在そのものが特別な、〝かけがえのない人〟です。
こんな当たり前のことを、これからも投稿していこうと思います。
誰かの不安を、少しでも軽くできたら私は幸せです。
今日も、ありがとうございました!
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