見出し画像

あの恋!彼女ナビゲーター初誤作動

大体が思い出のブログです!
この話も まだ結婚前の ひとコマです!

彼女(現:妻)と僕の数あるドライブデートの中でも

一番ふたりらしい思い出のドライブは?
まだカーナビゲーションシステムも無い
昭和の時代
東京ディズニーランドからの帰り道!

浦安から高速に入り埼玉に向かっていた時
その頃のナビゲーター彼女が担当していた

T・D・ランドに来る時は
完璧なナビで淀みなく到着したし
過去にも彼女ナビ
地図や案内表示板を的確に捉え
ナビゲートしてくれていた!

暗い車内でも彼女は自前のペンライトで
地図を見!案内標識などで確認しながら
懸命にナビゲーターとして任務を果たしていた

「つぎ  は  ・・さんごう方向
彼女ナビからの案内が聞こえてくる!

さんごう?」
僕もあまり首都高速道路首 都 高には詳しくなくて
ナビゲーターの案内通りにハンドルを操るしかなかった!

「そう!さんごう ほうこう」
彼女ナビゲーターは

一片の曇りもなく指示を出し続けてくれる
心強いぞ!

夜の高速道路は夜景が綺麗で
都心に近づく程オフィスビルや
街全体が輝いている!

赤い東京タワーが断然存在感を出していて
東京は夜も明るいなーぁ!
なんてお上りさん丸出しで運転していた。


雲行きが怪しくなってきたのは
環状線に合流してからだった!

僕の目に

画像1

3号さんごう渋谷・用賀・東名高速」

の表示板が見えた時だ!

さんごうで間違いない?」
僕はナビゲーターに確認をした

「うん  さんごう ほーこーだよ」
彼女ナビは、地図を確認して答えた!

「このまま 行くとね 東名高速道路に向かっちゃうんですよね!」

僕は
一抹の不安を彼女ナビゲーターにぶつけてみた

「だって  さんごうって書いてあるよ この地図」と彼女ナビが

最新関東マップを広げペンライトを当て指さした
そこには!?

画像2

「三郷 方向」の文字

「みさとじゃーん」

僕の叫び声!

「えっ!みさとって読むの〜?」

彼女の叫び声!

彼女ナビゲーションシステム初誤作動!

「もうさ 三郷みさとへ行くの戻れないから 環状線廻って 5号線で行こう」
僕も詳しくはないが確か池袋方向から
高島平・国道17号で帰れるはずと希望的観測で話した!

「ごめん・・あたしがバカなんだよ・・」

彼女ナビゲーター自信消失💦

「大丈夫!大丈夫!5号線で帰れるから」

僕は自信を無くした彼女を慰めるように語りかけた
すると彼女が・・

みさと なんて読むの無理があるんじゃない?」
半分!キレかけてる!

こんな時は 何も話しかけてはいけない☝️

うつくしいさと美里みさとなら分かるけど 
 さんごうで【みさと】なんて読めないよね先輩」
彼女の怒りは治まらない💢

「そうね 読めないよね」←ダメナパターン
つい相づちをうってしまった🤭

「だよねぇ先輩!今度は
ふりがな】のある地図を買ってください💥」

彼女ナビ更新のお知らせは?ふりがなの付いた地図を買ってくれ!だった

「はい はい 分かりました地図が悪い」
僕は、なんとか彼女ナビの復活を願いながら。

夜の環状線をぐるりと廻って

5号池袋線をめざしていた🚙💨💨


ここまで読んでいただきありがとうございました。


この記事が参加している募集

noteのつづけ方

よろしければ、サポートをお願い致します。頂いたサポートは、クリエーターとして製作費に宛てさせていただきます。