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Lockdown中の時間を資産にできるか

3月18日からロックダウン中のマレーシア、すでに1か月が経過。僕はおそらく4,5回しか外に出ていない。マレーシアでいうロックダウンは正式にMovement Control Order(MCO)と言って、行動制限令のことだ。これは例えば、家族の中で1名のみスーパーや病院に行けると言った形での行動制限だ。もちろん、仕事は在宅勤務。僕自身は移動が減ったぶん、業務にあてられる時間が以前よりはるかに増えた。少しこの1か月を振り返る。
※接触割合8割どころかほぼ99%減りました

このMCO、最初は3月18日~31日の2週間の予定だった。

MCOは発令2日前の3月16日に発表。当時コロナ感染者は553名(回復者49名 回復率8.9%)。3月15日の感染者は428名(回復者42名)。3月14日は238名。つまり1日で190名増加したところで、政府が決断を発表した。

次に4月1日~14日の2週間の延長を3月25日に発表。3月25日時点の感染者は1,796名(回復者199名)。

さらに4月15日~28日までの2週間延長を4月10日に発表。感染者は4,346名(回復者1,830名)。

そして、本日4月17日、感染者は5,305名(回復者3,102名)。

5日連続で回復者数が感染者数を超えて、回復率は58%に。遂に抑え込みだした模様。

図4

1日当たりの回復者と感染者の割合で見ると、70%を超える結果に。ロックダウンの効果がこのように目に見えます。

ズーパー

近所のスーパーも1か月前から入店制限。決められた人数しか店内に入れないようにして、密を防ぐ。入店前の行列はこのように互いに距離をとり、入店時に体温チェックと手指の消毒をする運用になっている。

様々な情報が出回る昨今だが、僕はこのコロナ環境下の中でどう変容するか? この時間を資産に変えないといけない!と日々動いている。

コロナ後の世界は産業構造が変わる。非接触型のコミュニケーション、非接触型のワークスタイルでどう生き抜くか、、、ここにアジャストして変容できる人たちが生き残っていくと思います。幸い、僕は中国で働いていた経験もあり、今の中国の状況も知ることができる。上海市政府が4月13日に発表した2022年までの重点産業は以下の通りだ。

オンラインエンターテインメント、オンラインファイナンス、生鮮食品EC非接触配送(無人化)、テレワーク、次世代モビリティ、オンライン教育、スマート(無人)製造、インダストリアルインターネット、オンライン医療、クラウド研究開発、オンライン商談

上海は消費市場なので、このような分野にどんどん投資をしていく。これにあわせて企業も変容が求められるんじゃないかなと思います。

このように、行動が制限される時間、これをコロナ時間と呼ぼう。

このコロナ時間で変容させるための資産に時間を投資していく事が求められる。海外でも優秀な経営者は少しでも売上を死守しようと必死に動いている。僕も2010年の中国勤務時代からリモートや遠隔マネジメントには慣れているので、少しでもノウハウを提供していくつもりだ。




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