kenji kushima

料理家。鎌倉のちいさな山のふもとに暮らす。 野菜の料理を作る、ほか、保存食作り、レシピ…

kenji kushima

料理家。鎌倉のちいさな山のふもとに暮らす。 野菜の料理を作る、ほか、保存食作り、レシピつくり、絵を描く、文章を書く、など。 著書『食堂くしまのレシピ帖 僕のしあわせなごはん』(中央公論新社刊)。shokudoukushima.com

記事一覧

ピンク色の絵本

「男の子がピンクやエルザを好きだっていいんです!」 ・ この言葉が、Twitterのタイムラインに流れてきて、目を奪われた。 ちょうどそのころ、ぼくがピンク色の洋服を着る…

kenji  kushima
2年前
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ライアー、うつくしい楽器

ライアーとの出会いは、山下りかさんを通じて、だった。 ルドルフ・シュタイナーの教え、考えに触れてみる、というワークショップで、りかさんがキンダーライアー(子供用に…

kenji  kushima
3年前
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或る日、イタリアで 4-quatro

料理を生業としている僕、久嶋健嗣は、イタリアの家庭料理に触れてみたくて、2010年にイタリアへ渡り、2ヶ月間、ホームステイ先のマンマに現地の家庭料理を教わりました。…

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kenji  kushima
3年前
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或る日、イタリアで tre -3

料理を生業としている僕、久嶋健嗣は、イタリアの家庭料理に触れてみたくて、2010年にイタリアへ渡り、2ヶ月間、ホームステイ先のマンマに現地の家庭料理を教わりました。…

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4年前
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或る日、イタリアで due-2

料理を生業としている僕、久嶋健嗣は、イタリアの家庭料理に触れてみたくて、2010年にイタリアへ渡り、2ヶ月間、ホームステイ先のマンマに現地の家庭料理を教わりました。…

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4年前
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或る日、イタリアで uno-1

料理を生業としている僕、久嶋健嗣は、イタリアの家庭料理に触れてみたくて、2010年にイタリアへ渡り、2ヶ月間、ホームステイ先のマンマに現地の家庭料理を教わりました。…

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4年前
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ピンク色の絵本

ピンク色の絵本

「男の子がピンクやエルザを好きだっていいんです!」

この言葉が、Twitterのタイムラインに流れてきて、目を奪われた。
ちょうどそのころ、ぼくがピンク色の洋服を着ることについて、考えていたから。

上の言葉をtweetしていたのは、翻訳者の横山和江さん。
横山さんが最近翻訳された
「ジュリアンはマーメイド」という、アメリカの絵本についての言葉で、そのtweetには、小麦色の肌の男の子が、レー

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ライアー、うつくしい楽器

ライアー、うつくしい楽器

ライアーとの出会いは、山下りかさんを通じて、だった。
ルドルフ・シュタイナーの教え、考えに触れてみる、というワークショップで、りかさんがキンダーライアー(子供用に作られたちいさなライアー)を持ってきていて。
それを触らせてもらい、弦を弾いて音を出すことを体験させてもらった。
その時は、へぇ、きれいな音の鳴る楽器でかわいいねぇ(子供用のちいささ、ということもあって)、というくらいの感想しか持たなかっ

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或る日、イタリアで 4-quatro

或る日、イタリアで 4-quatro

料理を生業としている僕、久嶋健嗣は、イタリアの家庭料理に触れてみたくて、2010年にイタリアへ渡り、2ヶ月間、ホームステイ先のマンマに現地の家庭料理を教わりました。これは、当時、現地で書き留めた日記やレシピをそのまま載せた、僕の思い出の記録です。

僕が見たイタリアを、マンマから教わったちいさなレシピとともに、おたのしみください。イラストは、当時、僕が見た風景、光景を思い起こしながら描いています。

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或る日、イタリアで tre -3

或る日、イタリアで tre -3

料理を生業としている僕、久嶋健嗣は、イタリアの家庭料理に触れてみたくて、2010年にイタリアへ渡り、2ヶ月間、ホームステイ先のマンマに現地の家庭料理を教わりました。これは、当時、現地で書き留めた日記やレシピをそのまま載せた、僕の思い出の記録です。

僕が見たイタリアを、マンマから教わったちいさなレシピとともに、おたのしみください。イラストは、当時、僕が見た風景、光景を思い起こしながら描いています。

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或る日、イタリアで due-2

或る日、イタリアで due-2

料理を生業としている僕、久嶋健嗣は、イタリアの家庭料理に触れてみたくて、2010年にイタリアへ渡り、2ヶ月間、ホームステイ先のマンマに現地の家庭料理を教わりました。これは、当時、現地で書き留めた日記やレシピをそのまま載せた、僕の思い出の記録です。

僕が見たイタリアを、マンマから教わったちいさなレシピとともに、おたのしみください。イラストは、当時、僕が見た風景、光景を思い起こしながら描いています。

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或る日、イタリアで uno-1

或る日、イタリアで uno-1

料理を生業としている僕、久嶋健嗣は、イタリアの家庭料理に触れてみたくて、2010年にイタリアへ渡り、2ヶ月間、ホームステイ先のマンマに現地の家庭料理を教わりました。これは、当時、現地で書き留めた日記やレシピをそのまま載せた、僕の思い出の記録です。

僕が見たイタリアを、マンマから教わったちいさなレシピとともに、おたのしみください。イラストは、当時、僕が見た風景、光景を思い起こしながら描いています。

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