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農業

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2020年6月の記事一覧

生きるハードル、農業のハードルを下げる。そんなもの存在しないから

生きるハードル、農業のハードルを下げる。そんなもの存在しないから

田舎は人がいなくなっていることはご存知のとおり。高齢者がマジョリティで若者(60歳!まで)は増える見込みはない。家は空き家だらけになっている。

東京ではホームレスが急増しているらしい。しかも20代もいるそうだ。仕事がなくなっただけで家がなくなり食べるものに困る場所は変じゃない?田舎は人が足りず、家が余っていて、仕事がなくなっても食い物と寝るところにはこまらない。バランスが悪い世の中だ。

みんな

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田舎は繋がってはいけない

田舎は繋がってはいけない

☆ここでの田舎の定義
人口3万人以下
農業が主体としてある
60歳以上が30%を占める
集落によっては80歳以上しかいない

田舎に来たら地元の人とつながっていかなくてはやっていけないと言われる。道、水の管理、祭事など自分たちでやらないといけないことがあるので、都市部のように完全に地域とつながらずにやっていくことはできない。

だが、一般的に言われるように密接に繋がる必要はない。挨拶や他愛もない話

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農地欲しい人が所有しやすくなるように

農地は農業者でないと所有することができない。戦後は土地があることに価値があったから農地法で定められた地主への優遇は意味があった。

2020年、農地に価値はなくなった。農業従事者でも農地を所有したがらない人がいるのに一般の人にとっては、家を建てたり、農地転用で現金化したりと農地そのものに価値を見出すことはないだろう。

僕のような非農家で農業を始めたものにとっては農地は喉から手が出るほど欲しい。「

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農薬、農法なんかどうでもいい

農家の平均年齢は2019年は66歳とおじいちゃん、おばあちゃんが生業とする産業となっている。農業就業人口も5万人程度毎年減少しており、新規就農が増えたところで焼け石に水状態になっている。

66歳がメインの農業を産業と呼べるのだろうか。少なくとも僕は産業とはよべないと思っている。お金儲けをする農家がたくさん増えれば農家に従事する人は増えるわけではない。仕事以外の時間をとれ、人間らしく生活できる環境

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トマト農家が教える絶対に効果がある液肥

トマト農家が教える絶対に効果がある液肥

トマトを土耕栽培でつくっている。管理で収量と品質が決まるので手がかかる作物だ。管理のなかで追肥は重要な要素となる。

追肥は液肥を使っているのだが、絶対に効果がある液肥がある。使った翌日に玉が肥大して樹勢が目にみえてよくなる。絶対というと胡散臭く感じるかもしれないが本当に効果あるのでおすすめ。

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消費者と生産者が直接連絡をとれるのは良いことばかりではない

消費者と生産者が直接連絡をとれるのは良いことばかりではない

農業もアプリを使った販売が広がってきている。出歩くことが憚れる世の中になってきているので、ECは一気に進みそうな予感がする。

農家も、突然販路がなくなって困っているから、これを機にアプリを使っているところも増えてきている。

生産者と消費者を直接つなぐアプリは「直接連絡をとれること」を売りにしているところが多い。確かに、生産者は消費者のナマの声を知ることによりニーズがわかったり、販路が広がったり

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